EPISODE 3

【#16 小倉悠史】ナチュラルに、感性の赴くままに。そこから楽しみを見いだす。

2023-08-30

プライベートは、行き当たりばったりのまちブラが楽しい、と話す小倉選手。ファッションやインテリアなど、感性の赴くままに見て歩く休日がお気に入りだそう。お酒の席などで隣り合わせた知らない人とも会話を楽しめるタイプ。小倉選手の、人生を楽しむヒケツはそんなところにもありそうです。

#16 小倉悠史

[Yushi Ogura]

DATA

  • 京都府出身
  • 小学3年生からアメリカで野球をはじめ、中学2年生時に帰国。
  • 中学2~3年生時にはバスケ部に所属するも
    同志社国際高校に入学後、野球に再熱。
    2年生からは背番号「1」を背負いエースとして登板する。
  • 同志社大学に進学後、4年生秋には
    関西学生リーグで最優秀投手に選出される。
  • 今シーズンからは、ルーキーとして躍動感あるフォームと
    ノビのあるストレートを武器に先発投手陣の一角を目指す。
小倉選手
小倉選手

趣味はまちブラ

オフの時間は、同期の定本選手や羽田野選手とぶらぶら出歩いて過ごしています。ショッピングが好きなので、梅田や難波によく行きます。ファッションはちょっとこだわっていて、「野球部っぽくない感じ」だと思います。ヒールブーツやフレアパンツも履きます。一緒にショッピングをしていると定本が「これ好きそうやん」と僕にいろいろ持ってくるのですが、だいたい変わった服です(笑)。難波のメジャーリーググッズを売っている店とか、家具を見るのも楽しいですね。将来は平屋に住んでかっこいい家具を置きたいなあとか、つい考えてしまいます。

小倉選手

ナチュラルに過ごす

プライベートは目的やスケジュールを決めて行動するより、その場で感覚的に動いていくタイプ。遠征中も空き時間はまちを散歩して、同期と公園でコーヒーを飲んだり、一人だったら本を読んだり。サウナに行くこともあります。ゆったりした時間の流れで過ごすのが、僕にとってのリフレッシュです。お酒を飲みながらコミュニケーションを取るのも好き。知らない人とその場でしゃべることもあります。話してみたら、隣の男性たちが偶然同志社大の学生で盛り上がった、なんてこともあります。そうやって、いろんな人生のバックグラウンドを知るのが好きなんですよね。

小倉選手

人生を面白く!

当初「大卒プロか、就職か」しか考えていなかった僕が、「パナソニックなら」と思った理由。その一つは将来の仕事に夢を描けたからです。僕が日本で通っていた同志社国際高校は、半分以上が海外帰国生でした。その中で、親がパナソニックの社員だという同級生がめちゃくちゃ多かったんです。だから、もし選手生活の後で社業に就くとすれば、海外駐在など、グローバルに働くチャンスもあるのではと思いました。“野球人生”を歩む中で、自分の人生をさらに楽しく、面白くするために道を選ぶ。それが僕の生き方なのかなと思います。

自分を高めるルール

  1. ① 周りと比較せず過去の自分と今を比較する
  2. ② 理想像を常に持ち続ける
  3. ③ 日々の計画性
小倉選手

Editor's postscript

「周囲の考えとちょっとズレてるかも?」という話にこそ、小倉悠史の魅力が詰まっています。知ってもらうには、まずは「自分のカラーを出すこと」。それと「もし出してなくても、自分の中にしっかり意志を持っておくこと」と加える小倉選手。そこに、小倉選手ならではのニュートラルな思考や、周りに流されない強さを感じました。チームメイトに「いずれ、すごいピッチャーになる」と言わせる存在感。何かを起こしてくれそうな予感です!

EPISODE1. ピッチャー以外なら野球を選んでいない!その醍醐味とは
EPISODE2. 堂々とした振る舞いが理想、そこに近づくために