トレーニング中や試合前は、EDM系の音楽で気持ちを高める城間投手(“パリピ”ではありません)。普段、自宅では完全に戦闘モードをオフにするそう。奥さまとも野球のことはほとんど話さず、お互いに居心地のよい家庭であるのが理想なんですって!
DATA
- 大阪府出身
- 光星学院高校:2~3年時には春夏、3季連続で甲子園準優勝
U-18日本代表選手にも選出され、世界大会のマウンドに立つ - 東北福祉大学:1年春のリーグ戦からマウンドに立ち、リーグ戦通算成績は18勝2敗
- パナソニック:3年目の都市対抗3回戦、日本製鉄鹿島戦では先発として、4回1/3を無失点に抑える好投で勝利に貢献
6年目の今年も先発投手陣の柱として活躍中
自宅でサウナ
リフレッシュにはサウナが最高!今は上田選手に教えてもらった方法でサウナの醍醐味を家で再現しています。45度の風呂に10分肩まで漬かります。これがキツい、ピリピリしてきますよ~。上がったらバーッと全身に冷水をかける。めちゃくちゃ冷たい!でもここから体が熱を持とうとしてポカポカしてくるんです。タオルで拭いて、そのままベランダへ(外からは見えません)。この外気浴がポイントで、寒いも熱いも感じず、視界もぼやけて何も考えられない状態。ぼ~っとするんです。ひたすら脱力、快感です!この外気浴のためにフルフラットになるチェアを買いました(笑)。
不思議がられるところ
妻に「ここだけは直して」と言われるのが「面倒くさがり」。片付ける、出掛ける、朝起きるのも面倒くさいです(笑)。野球道具の手入れも、やろうという気はあるものの長続きしないんですよね。でも、なぜか料理はほぼ毎日するんです。妻も仕事で時間が合わなかったりするので、自分で作って食べます。面倒だけど後片付けもちゃんとするし、休みの日には作り置きすることも。自分のご飯は自分で作るのがウチのスタイルなんです。料理の手間って、しないと分からないですよね~。「出てくるものを食べるだけ派」の選手たちに「1回はやってみなさい」とか言うんですけど、なかなか伝わらないですね(笑)。
野球スイッチもオフ
妻は高校時代から10年ぐらい一緒にいますが、あまり野球に興味がありません(笑)。それが僕にはありがたい。試合結果はもちろん、日々の練習でも波はあるもの。それでも家でいつも同じようにいられるのが心地いいんです。抑えた日も、打たれた日も、同じように家に帰ると決めています。最初は少し意識したかな、今は自然と気持ちが切り替わります。たまに僕が「今日先発やから」と言って出ることがあるのですが、その時は「どうやったの?」と聞かれます。「めっちゃ打たれた~」なんて笑える空気、戦うスイッチをオフにできる時間がかけがえのないものです。
自分を高めるルール
- ① 家庭に野球の結果を持ち込まない
- ② 試合前日はとにかく早く寝る
- ③ 試合当日は激しい音楽を聴く
Editor's postscript
マウンドではクールなイメージの城間投手。インタビューは擬音多め、面白いエピソード多めで盛り上げてくれました!コントロール力を武器に、先発、中継ぎ、抑えと「なんでもこい!」のマインドでチームへの貢献を語る、力強い言葉も印象的でした。
EPISODE1. 超級の経験を糧に、度胸を据えたプレーを
EPISODE2. 会社のイベントでの恥ずかしい出来事。300人の前で……?