「転機」への備え!「わが家を貸す」準備
念願のマイホーム完成。ずっと住み続けるのが理想です。
でも、転勤になったら?両親の介護で実家に戻ることになったら?
「新築を検討したいけれど転勤が心配で…」
「将来は実家に戻るかもしれないので家を建ててもその後のことが不安だし…」
新築の検討に迷う方からよく聞かれる不安。
確かに長い人生、転勤や両親の介護などの思わぬ転機は誰にでも訪れる可能性があります。
また、ライフステージの変化で老後は田舎に移住したり高齢者住宅へ入居することも。
そんな時に慌てないために「いざという時、わが家を貸す」ための備えをしませんか?
将来、こんな転機がやってくるかもしれません
-
転勤
転勤で引っ越し。
残っているローンはどうしよう。 -
介護
親の介護で、
しばらく実家に戻らないと。 -
田舎への移住
定年後は、
夢の田舎移住をしたい。 -
高齢者住宅入居
老後の高齢者向け住宅入居も
考えないと。
転機がやってきたとき、「家を売る・手放す」という選択肢があります。
でも家を売ってしまうと、せっかく将来その家に戻れる状況になっても戻れません。
また、資産として活用することもできなくなります。
そんな時、マイホームを売らずに「貸す」という方法があります
「貸す」ために新築時に受けておきたいのが「かせるストック」の認定。
「かせるストック」は、マイホームを借り上げて家賃収入を生み出す住宅転貸サポートシステムをいつでも使える「優良と認定された住宅」のことです。
「貸す人」にはスムーズに家を貸すことができ、家を手放さずに資産を有効活用できるというメリットが、「借りる人」には良い家が借りられるというメリットがあります。
一般社団法人「移住・住みかえ支援機構(JTI)」が国の基金によるバックアップを得て運営しています。
新築時に条件を満たし、「かせるストック」の認定を受けておけば、わが家を「いざ貸したい」となった時、スムーズに手続きができます。
家が資産として活用される道を拓く、移住・住みかえ支援機構(JTI)。
「移住・住みかえ支援機構(JTI)」は、長持ちする家=長期にわたって安定した資産運用が可能な家という付加価値を、住宅分野に確立し、社会に良質な住宅ストックが循環することをめざして設立された非営利の一般社団法人。国の基金によるバックアップも得ながら、「貸す」人には資産の有効活用を、「借りる」人には良質な住宅を提供する日本のハウジングライフを創造しています。
ベースになるのはJTIの「マイホーム借上げ制度」です
移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度」とは、50歳以上のシニアの方のマイホームを対象に、最長で終身にわたって借上げて転貸し、安定した賃料収入を保証してくれる制度です。この制度を活用すれば、ライフステージの変化でマイホームを離れる時も自宅を売却することなく収入が得られ、老後の資金として活用できます。
貸す人が安心できる仕組み
終身借り上げ。借り手がいなくても最低賃料保証
制度申込み後、1人目の入居者が決定すれば以降は借り手がつかず空き家状態になっても規定の賃料が保証されます。
賃料の保証にはJTIの内部準備金を充当。資金不足に備え国の基金も用意されています。
3年以上の定期借家契約
賃借人との契約は、3年以上の定期借家契約を活用。契約を更新しなければ賃借人が居座ったり、立ち退き料を請求されることもありません。
必要な時だけ貸して、マイホームに戻ることもスムーズ。賃貸をやめて売却することもできます。
JTIが責任を持って転貸
間にJTIが入り、一旦借り上げてから転貸するので、賃借人と直接かかわることはありません。賃料の未払い、家の不適切な使用などトラブル時の交渉も必要ありません。
借りる人にもお得な仕組み
良い家を借りられる
敷金・礼金不要(契約時の仲介手数料のみでOK)
壁紙などの一定の改修が可能
入居を継続したい場合、再契約は優先される
シニアでなくても活用できるのがJTIの「かせるストック」
「マイホーム借上げ制度」の利用条件は50歳以上ですが、「かせるストック」と認定を受けた住宅であれば、50歳未満でも年齢に関係なく「マイホーム借上げ制度」が利用できます。「かせるストック」を活用するには認定基準があり、テクノストラクチャーの住まいならその基準を満たせます。
新築時に登録し、お引渡しの時に認定証明書の交付を受けておけば、いざ、貸したい時には建物診断をスキップして手続きすることも可能。
スムーズに制度を利用できます。
「かせるストック」の認定条件(テクノストラクチャーの場合)
- ・テクノストラクチャー工法採用ビルダーが施工したテクノストラクチャー工法のマイホームであること。
- ・「住宅品質確保の促進に関する法律」に基づく住宅性能表示(新築住宅)を取得(設計・建設性能評価)し、以下の3条件を満たすこと。
1.劣化対策等級:3等級
2.維持管理対策等級:3等級
3.耐震等級:2等級以上
または、長期優良住宅促進法に基づく「長期優良住宅」の認定を受けた住宅。 - ・保険期間10年の住宅瑕疵担保責任保険が付保されていること。
- ・リビングベルに住宅履歴を登録(10年)・更新(5年ごと)すること。
- ・10年目以降5年ごとに定期点検を受け、必要に応じて補修などをすること。
資産を長く活用できる「かせるストック」が将来の安心に
標準的な家の場合、築後20年で建物の資産価値はほぼゼロになるといわれます。
そのため、売却しても得られるのは土地代のみ。
「かせるストック」を活用すれば家という資産を長く活用することができます。
終身借上げのため、安定した賃料収入が見込め、 家族を守ってきたマイホームが、将来は資金面でも支えてくれます。
毎月6万円の家賃収入があるとして・・・
6万円/月× 12ヶ月× 25年= 1,800万円
将来1,800万円の収入を生む可能性があります。
※これはシュミレーションです。収入を保証するものではありません。
こんなことへの備えに「かせるストック」
転勤辞令が出た!さぁ引っ越しをしなくては!
- ・転勤期間が終わればこの家に戻りたい。
- ・支払い中のローンは賃貸に出した家賃収入を返済に充てたい。
- ・転勤でバタバタしている。
新築の時に登録さえしておけば、転勤が決まったらすぐに手続き。
安定した家賃収入を得て、ローンの返済に充てることもできます。
年老いた親が心配。介護のために実家に戻ろうか。
- ・親の健康のことだから先の予定は分からない。
- ・いつかは自宅に帰るかもしれない。
- ・介護にかかる費用のことも心配。
3年以上の定期借家契約だから将来家に戻ることも可能。
家賃収入を介護にかかる費用に使うことも可能です。
定年後は、田舎でのんびり暮らしてみるのもいいかも。
- ・セカンドライフは夢の田舎暮らしを楽しみたい。
- ・まだまだ人生は長いので資産は手放したくない。
- ・移住先での暮らしはどうしようかな。
今後自宅に戻る可能性は低くても、売却せずに賃貸活用で資産を保全。移住先の住居費に家賃収入を充当してゆとりのセカンドライフ。
そろそろ高齢者住宅に入ってのんびりしようかな。
- ・この先ずっと安心して暮らしたい。
- ・事務的なことは任せてしまいたい。
- ・年金だけでは少し不安。
わが家の家賃収入が第2の年金がわりに。
終身借上げなので賃借管理も任せられて安心。
「かせるストック」を利用してみようかな?と思ったら
ハウジングライフ(住生活)プランナー(通称:HLP)の資格者にご相談ください。
JTIマークがあるパナソニックビルダーズグループのお店でHLP資格者がお待ちしています。
ハウジングライフ(住生活)プランナーとは
移住・住みかえ支援適合住宅制度(かせるストック)の利用希望者に対して制度を説明する資格です。
制度の利用にはHLP資格取得者の説明を聞くことが必須です。
- ※「かせるストック」のご利用をお考えの場合、HLP有資格者がご相談をうけたまわります。
お手数ですが、有資格者が在籍するかどうかを必ずご確認ください。
近くの住宅会社に相談してみよう!
あなたにいちばん近い家づくりのプロはこちら
- ※テクノストラクチャー採用ビルダーの販売エリアと所在地が異なる場合がありますのでご注意ください。
- ※テクノストラクチャー工法の家を建てることができるのは、離島など一部地域を除く地域です。
また、地域により建てることができないタイプがありますので、ご注意ください。
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