気流解析って何ができるの?
目には見えない気流、空間の温度分布などを熱流体解析ソフトウェア※により「見える化」
高精度な信頼性の高いコンピュータシミュレーションにより解析します。
シミュレーションを活用すれば、事前に最善の対応策が見つかります。
※シミュレーションソフトは「FlowDesigner」を利用
工場や事務所の暑さ、寒さを改善し、職場環境をより良くする際におすすめします。
- 温度のムラを見える化
- 気流の速度を見える化
空間の気流・温度分布などを画像や動画でわかりやすくご提案いたします。
暑さ、寒さ対策の要望に応え、適切な場所に適切な空調機を設置可能。快適な空間をご提案をいたします。
冷暖対策、換気方法などお客様の多様な要望に応え、最適な設備をご提案いたします。
解析に基づく最も有効的な空調・換気設備を採用することで、ランニングコスト削減にも繋がります。
冷房温度の解析により温度ムラを「見える化」、空調機を2パターン用意しどちらが有効的か検討
- パンカールーバー案
- VZノズル案
結果:両案とも上記図の作業域(人物シルエット周辺)については、冷風が到達し温度低下が確認された。
特にVZ案が通常案に比べて、1~2℃ほど低い温度となり優位性が見られた。
結果として、両案ともに作業域の周辺については、冷風が到達し初期状態(36.2℃)に比べ温度が低下する事がわかった。
外気温38℃、空調機を10分間運転した場合の、温度と風速のシミュレーション
- 冷房温度解析
- 冷房風速解析
結果:外気温-4.8℃の33.2℃の冷風が1.8m/sで工場作業員に当たる。
この場合、風速により体感温度は約30.7℃となる事がわかった。
室内初期温度10℃、吹き出し温度30℃で、60分運転した場合の温度シミュレーション
- 解析前
- 解析後
結果:床から1.5m地点ではわずかに室温が上昇したが、大きな変化はない事がわかった
昨今、夏季の猛暑日が続き、年々過去の最高気温を上回る異常気象となっております。
それに伴い「工場の暑さ対策がしたい」等の要望で、空調増設のご相談を承ることも多くございます。
そんな時、シミュレーションにより機器設置前に効果が「見える化」できるためおすすめです。