第8回環境絵画コンクール

第8回環境絵画コンクール『水と生きもの』へご応募いただきありがとうございました。全国から627点の応募があり、最優秀賞1点、社長賞1点、優秀賞3点、佳作5点を決定しました。優秀作品とメッセージをご紹介します。全作品はこちらに展示しています。

最優秀賞

清水 結子さん(2年生)

タイトル

「きれいな海でみんなニコニコえがお」

絵に込めたメッセージ

「夏休みに行ったおきなわの海は、とてもきれいでお魚たちもうれしそうでした。すべての海がおなじようにきれいになればいいなと思います。」

審査員からのコメント

水中から上を見上げある角度、水面のキラキラ感、海の透明感や深さを上手に表現されている。カメと話をしている様子が人と海の生きもののつながりを感じさせ、人間界と自然の共存が表現されている。

社長賞

枡田 青空さん(4年生)

タイトル

「昔風のエコもいい感じ」

絵に込めたメッセージ

「私のおじいちゃん、おばあちゃんは、毎日お風呂の水をバケツに入れて野菜やお花に水をやっています。『使った水もおいしいプレゼントに変わる』と言います。夏には窓の下にもまきます。すずしいです。昔は当たり前のエコだったそうなので、大切な水をみんなが同じ使い方ができるといいと思って書きました。」

審査員からのコメント

緑、花、野菜、小さなアリまで丁寧に書き込まれ、また水を必要としている野菜から伝わるみずみずしさなど表現力がすばらしい。自然環境を大切にしたいという思いが世代をつなぐ心温まる作品だ。

優秀賞

鈴木 啓太さん(6年生)

タイトル

「大好きな川遊び」

絵に込めたメッセージ

「ぼくは、川遊びが大好きです。にじますはきれいな川にしか住めないそうです。いつまでもにじますが住めるきれいな川がありますように。」

審査員からのコメント

水しぶきに躍動感がある。昆虫、鳥、動物、緑のカーテン、水車など自然の要素が多く盛り込まれている。自然豊かな中で様々な生きもの動きをしっかり捉え、また子供の楽しそうな様子が自然との対話の中に溶け込んでいる。、水中の足の描写の高い表現力、細かなところまで丁寧に時間をかけて書き込まれたことが伺える。

一野 姫莉さん(2年生)

タイトル

「ゴーヤカーテンで涼しかった夏」

絵に込めたメッセージ

「今年は初めてゴーヤを育てました。夏の暑さでゴーヤが育つかとても心配だったけど、家族の人と一緒になって、クーラーの水をためたり、ためたものはペットボトル、バケツにまたためて育てたら、こんなに大きくなって、クーラーも使わなくてもすごせる日ができました。ゴーヤは大きくなったのでうれしかったと思います。」

審査員からのコメント

日常を切り出した穏やかな作品である。涼しさがうまく表現されている。静かな環境の中にも枠を取った描写に力強さを感じる。

一野 希恵さん(5年生)

タイトル

「2年目の田植え」

絵に込めたメッセージ

「去年はじめて近くのモリコロパーク(愛地球博跡地)で、田植えから稲刈りまで体験しました。今年も兄弟で田植えをしてまわりをみると、タニシやザリガニ、ヒル、オタマジャクシ、アメンボなどたくさんいました。豊かな土地に豊かな作物、豊かな生き物がくらせるこんな日本をいつまでもつづけていきたいなと思いました。」

審査員からのコメント

後世にも引き継いでいきたい豊かな自然の心地良さが兄弟のやさしい表情から伝わる。色使いに温かさを感じる。

佳作

三角 晏生さん(1年生)

タイトル

「うみのなかをのぞいたよ」

絵に込めたメッセージ

「グラスボートにのって海の中を見たところをかきました。きれいな海をたのしく、元気にさかながおよいでいてきれいだったよ。またきれいなさかなとうみをみたいな。」

豊嶋 鴻平さん(3年生)

タイトル

「魚とクラスマッチ」

絵に込めたメッセージ

「みんなが水を大切に思い、使うことを学ぶために学校で魚を世話し、共にくらせる楽しい時間の一つとしてクラスマッチをしている様子を描き、いつかできるといいなと願ってかきました。」

若林 顕杜さん(5年生)

タイトル

「きれいな海きれいな魚」

絵に込めたメッセージ

「去年、沖縄でダイビングをしました。その時の海の色と魚たちは本当にきれいです。ずっと忘れられない!あのきれいな海や魚はぜったいに守らなきゃいけないと思って描きました。」

竹市 好花さん(5年生)

タイトル

「水の中の生き物たち」

北居 由鈴名さん(4年生)

タイトル

「めぐみの水」

絵に込めたメッセージ

私たちの体の中にもたくさんの水が流れています。いつまでもキラキラの雨がふって生き物たちがつながっていけばいいなと強く思っています。