エコアイディア宣言の
2018年活動内容

エコアイディア宣言から7年後の、それぞれの取組みと成果を掲載しています。

【1】製品によるCO2削減の取組み

[1-1]ダントツGP(グリーンプロダクツ)製品を拡大し、製品使用時のCO2排出量を削減しています。

2018年度:43機種完了(2018年11月01日現在)。年間57機種以上を計画
2017年度:56機種完了
2016年度:54機種完了
2015年度:48機種完了
2014年度:39機種完了
※ダントツGPは業界トップクラスの環境性能を有する商品です。

<ダントツGPの事例>

[1-2]PM2.5対応の浄化機能を搭載した新風機商品群が、パナソニックのスーパーGPに認定されました。

PM2.5対応の浄化機能を搭載した新風機商品群:本製品群は、室内の空気を入れ替える際に、外気を高集塵フィルターで浄化することで室内空気質を改善します。中国で深刻化する大気汚染に対応するため、PM2.5除去率98%という業界トップクラスの浄化性能を実現しています。中国の環境政策を背景に空気質に対する関心が高まる中、排気・給気・循環の状態をPM2.5センサーでセンシングし、液晶モニターに表示することで、お客様が室内外の空気環境を一目で把握することを可能にしています。また、低騒音設計で生活環境にも配慮しています。

スーパーGPについて
新風機商品群

排水処理による水浄化、トンネル排ガス処理による空気浄化など、お客様の環境改善に役立つ設備を提供しています。太陽光発電の設置などを通じて、CO2排出量の削減に貢献しています。
※パナソニック環境エンジニアリング事業による環境貢献はこちらです。

【3】生産活動によるCO2削減の取組み

[3-1]省エネタイプの機器、生産設備への更新によるCO2削減 (国内外)

日本:2017年から2018年にかけての照明LED化により280(t-CO2)以上の効果

工場の写真
工場内高天井照明のLED化(2018年度実施)

中国:空調機、モータの省エネタイプへの更新:200(t-CO2)以上の効果(2018年度分)
タイ:成形機、チラーの省エネタイプへの更新:23(t-CO2)以上の効果(2018年度分)

【4】資源循環の取組み

マテリアルフロー分析を継続実施し、できる限り効率的に部品を生産できるよう取組んでいます。また、設計段階からの材料削減、再生樹脂などの再生材利用拡大にも積極的に取組んでいます。
マテリアルフロー分析:物質の流れを定量的に分析し、その値により環境への負荷を評価する方法

【5】地域と共生する取組み

[5-1]小学校工場見学を受入れ

2012年の工場見学受け入れ再開から、2018年度2校を加え、1,700人以上の春日井市の小学校の皆さんにご見学いただきました。

[5-2]環境に関する出前授業

2011年より、小学5年生を対象として環境に関する出前授業を実施。延べ45校で実施。
※2016年度で、出前授業は終了しました。

[5-3]第13回環境絵画コンクール

“大切な自然・生きもの”をテーマに募集した環境絵画コンクールには、712作品の応募がありました。

[5-4]春日井まつりのエコワールドに出展

春日井まつり『エコワールド』に出展し、工作教室を実施。全体で約2,400名の方にご来場いただきました

[5-5]会社近郊の清掃活動

第40回ウオーク&クリーンを開催
※毎年開催していました河川清掃活動(庄内川アダプト活動)は天候不順で開催出来ませんでした。

清掃活動

【6】成果

[6-1]商品によるCO2削減貢献量

グリーンプロダクツの創出により、商品使用時のCO2排出量を削減しました。

グリーンプロダクツにより削減されたCO2削減貢献量

2017年度は、200万トン以上を達成しました。

グラフ

ダントツGP(グリーンプロダクツ)の進捗

2017年度は、56機種の商品をダントツGPとして認定しました。2018年度は、57機種以上の計画に対し、既に43機種を認定しています。(11月1日現在) 引き続き環境性能に優れた商品を開発します。

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[6-2]生産活動におけるCO2削減貢献量

生産工程の省エネなど各種取組みで、CO2排出量を削減しました。CO2削減貢献量は、2011年度2.1トン、2017年度2.4トンと全体的に順調に推移しています

生産におけるCO2削減貢献量の推移

基準年(2005年)の生産設備で、同じ量を生産した場合と比べての削減量。

グラフ

生産におけるCO2排出量の推移

生産に使用した電気、都市ガス等のエネルギーを それぞれの排出係数でCO2排出量に換算した値。※排出係数は、パナソニックグループ統一。排出量は基準年同程度となっていますが、生産量に応じたエネルギーの使用量(生産高原単位=エネルギー/生産高)では、良化しています。

グラフ

[6-3]資源循環

リサイクル材などの利用により、再生資源利用率を高めます。

再生資源利用率の推移

2017年度20%を達成しました。

グラフ