エコアイディア宣言の2016年活動内容

エコアイディア宣言から5年後の、それぞれの取組みと成果を掲載しています。

【1】製品によるCO2削減の取組み

[1-1]ダントツGP(グリーンプロダクツ)製品を拡大し、製品使用時のCO2排出量を削減しています。

2016年度:16機種完了(2016年11月01日現在)。年間53機種を計画
2015年度:48機種完了
2014年度:39機種完了
※ダントツGPは業界トップクラスの環境性能を有する商品です。

<ダントツGPの事例>

[1-2]太陽光発電向けパワーコンディショナ用冷却ユニットが、省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞および愛知環境賞 優秀賞を受賞を受賞

一般財団法人省エネルギーセンターが主催し、経済産業省が後援する平成27年度「省エネ大賞」にて、「太陽光発電向けパワーコンディショナ用冷却ユニット」が、製品・ビジネスモデル部門で 「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

愛知県が主催し、資源循環や環境負荷の低減に関する先駆的で効果的な<技術・事業>・<活動・教育>の優れた事例に対する表彰において、2016年「愛知環境賞」にて「優秀賞」を受賞しました。

JCM(二国間クレジット)で、タイに1MWのソーラーパネルを設置

太陽光発電事業:メガソーラ設備工事を通じて、再生可能エネルギー利用拡大に貢献

メガソーラ設備工事
メガソーラ

【3】生産活動によるCO2削減の取組み

[3-1]社員による「省エネ(環境)パトロール」

春日井工場:環境委員会 CO2削減分科会による無駄なエネルギー使用を指摘。
自部門の温度の見える化で温度計増設、照明の部分消灯で引き紐の増設実施。

PESESGD-BJ(北京工場): 全責任者による月一度の環境パトロール
ひとり一人が省エネ改善を提案

[3-2]メガソーラの設置開始

春日井工場のF1棟屋根部分に1,25MWのソーラパネルの設置完了。2016年3月発電事業開始。
春日井工場において、太陽光による再生エネルギーの総発電容量は、1.43MWとなりました。

北京の省エネパトロール風景

【4】資源循環の取組み

マテリアルフロー分析を継続実施し、できる限り効率的に部品を生産できるよう取組んでいます。また、設計段階からの材料削減、再生樹脂などの再生材利用拡大にも積極的に取組んでいます。
マテリアルフロー分析:物質の流れを定量的に分析し、その値により環境への負荷を評価する方法

【5】地域と共生する取組み

[5-1]小学校工場見学を受入れ

2012年から工場見学受け入れを再開から、2017年度3校を加え。1,400人以上の春日井市の小学生のみなさんにご見学いただきました。

[5-2]環境に関する出前授業

2011年より、小学5年生を対象として環境に関する出前授業を実施。延べ45校で実施。※2016年度で、出前授業は終了しました。

[5-3]第11回環境絵画コンクール

【みどりと生きもの】をテーマに募集した環境絵画コンクール には、374作品の応募がありました。

[5-4]春日井まつりのエコワールドに出展

春日井まつり『エコワールド』に出展し、工作教室を実施。全体で約4,000名の方にご来場いただきました

[5-5]河川清掃活動

春日井環境パートナーシップ会議主催の庄内川アダプト活動に参加。

[5-6]会社近郊の清掃活動

200名を超える社員及び家族による38回目のウォーク&クリーンを実施しました。

イベント写真
参加者全員写真

【6】成果

[6-1]商品によるCO2削減貢献量

グリーンプロダクツの創出により、商品使用時のCO2排出量を削減しました。

グリーンプロダクツにより削減されたCO2削減貢献量

2015年度は、160万トンを達成しました。

グラフ

ダントツGP(グリーンプロダクツ)の進捗

2015年度は、48機種の商品をダントツGPとして認定しました。2015年度は、53機種の計画に対し、既に16機種を認定しています(11月1日現在)。引き続き環境性能に優れた商品を開発します。

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[6-2]生産活動におけるCO2削減貢献量

生産工程の省エネなど各種取組みで、CO2排出量を削減しました。CO2削減貢献量は、2011年度2.1トン、2017年度2.6トンと全体的に順調に推移しています

生産におけるCO2削減貢献量の推移

基準年(2005年)の生産設備で、同じ量を生産した場合と比べての削減量。

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生産におけるCO2排出量の推移

生産に使用した電気、都市ガス等のエネルギーをそれぞれの排出係数※でCO2排出量に換算した値。※排出係数は、パナソニックグループ統一。

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[6-3]資源循環

リサイクル材などの利用により、再生資源利用率を高めます。

再生資源利用率の推移

2015年度18.7%を達成しました。

グラフ