Evaluation 評価技術

照明器具の新商品、新材料の品質評価業務を適切な試験設備・計量器を設置し活用しています。その試験設備をいくつか紹介します。

蛍光X線分析装置

人体や環境に有害とされる物質が、部品や材料に基準値以上含まれていないことを確かめるために、X線を照射し元素の種類や含有量を調べます。欧州で施行されたRoHS指令*への対策として、パナソニックでは全グループ会社で検査を行っています。
*RoHS指令…電気・電子機器に含まれる規制有害物質10(鉛、カドミウム、六価クロム、水銀、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテル、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジイソブチル)の含有量を一定値範囲内に抑えなければならないという指令。

静電気試験機

人体から放電される静電気に対する耐誤動作・耐久性を確認する試験装置です。

落下試験機

照明器具を包装状態で落下した場合に外装箱、照明器具に不具合が発生しないか、一定の高さから落下させて強度を確認する試験装置です。

圧縮試験装置

照明器具を包装状態で積段して保管した場合に外装箱に座屈(腰折れ)変形、又は照明器具に破損が発生しないか、積圧荷重を加えて強度を確認する試験装置です。