MXGシリーズ シスログ転送設定手順

はじめに

この設定例では、MXGシリーズのシスログ転送設定について説明します。

対象機種

対象機種

シスログ転送の概要

システムログ情報をシスログサーバに転送する機能です。
詳細はこちら

構成例

解説

  • MXG-ML8THPoE++のシステムログ情報(informational以上)をシスログサーバに転送します。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
シスログ転送 サーバ設定 (config)# logging server <ip-address> severity <severity-level | severity-name> 無し

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

MXG-ML8THPoE++>enable
MXG-ML8THPoE++#configure terminal
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順4.

IPアドレスの設定を行います。(VLAN1:192.168.1.254/24)

MXG-ML8THPoE++(config)#interface vlan1
MXG-ML8THPoE++(config-if)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
MXG-ML8THPoE++(config-if)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順5.

シスログ転送の設定を行います。(サーバIPアドレス:192.168.1.1、severity:informational)

MXG-ML8THPoE++(config)#logging server 192.168.1.1 severity informational
MXG-ML8THPoE++(config)#

※severityの設定によってシスログサーバへ転送される内容が変わります。
emergencies⇒システムログのemergenciesの内容のみ
alerts⇒emergenciesとalertsの内容
critical⇒emergencies~alertsの内容とcriticalの内容
errors⇒emergencies~criticalの内容とerrorsの内容
warnings⇒emergencies~errorsの内容とwarningsの内容
notifications⇒emergencies~warningsの内容とnotificationsの内容
informational⇒emergencies~notificationsの内容とinformationalの内容
debugging⇒emergencies~informationalの内容とdebuggingの内容

※severity、facilityは指定しなかった場合、それぞれ以下の設定となります。
severity: warnings
facility: local7

手順6.

設定を保存します。

MXG-ML8THPoE++#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(MXG-ML8THPoE++)

サンプルコンフィグを開く

 

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