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2017年

学芸員照明研究会の報告
第17回「いま気になる、美術館照明における印象評価」

2017年10月6日(金)

講師:研究会座学=木下史青氏(東京国立博物館デザイン室長)、基礎講座=吉塚奈月(パナソニック株式会社エコソリューションズ社ライティング事業部)
ワークショップ指導:パナソニック株式会社エコソリューションズ社ライティング事業部

全国の美術館・博物館学芸員を対象にした、美術館照明について学びあう毎年恒例の研究会。研究会座学では、東京国立博物館の専属展示デザイナーとして活躍されている木下史青氏を迎え「博物館の展示と照明デザイン―LED照明の導入で感じること、考えること」と題し、光が創り出す空間デザインの事例をご紹介いただきました。また最近では国内の博物館から展示・照明設備のリニューアルについても助言されており、そうした実例についてもお話しいただきました。

ふたつのワークショップでは「色温度」「照度」「演色性」「色偏差」「配光」といった光の持つさまざまな特性がどのように作品の見え方に影響を与えるか、実践を通して検証しました。