本展では、パリが芸術的に最も華やいだ時代「ベル・エポック期」を中心に、美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介しました。出品作品は、デイヴィッド・E.ワイズマン氏とジャクリーヌ・E.マイケル氏の、本邦初公開の絵画コレクションを中心に、国内の作品も加えた約250点の作品から構成されました。会場はテーマごとに4章に区切られ、それぞれ壁の色を変えるなど、テーマや作品の雰囲気に合った空間に設えました。また、会場前のロビー映像コーナーでは、展覧会の内容を補足する約13分程の映像「ベル・エポック―美しき時代―」を上映し、展覧会の導入としてお楽しみいただきました。

