パナソニック創業100周年特別記念展日本の四季― 近代絵画の巨匠たち ―
展覧会概要
松下幸之助(1894-1989)が大阪に松下電気器具製作所(現パナソニック)を創設してから100年。その節目の年に、パナソニックが収蔵するコレクションのなかから、四季を表わした日本の近代絵画を初めて一堂に会します。
日本の四季は変化に富み、人々の暮らしや景色のなかで様々な表情を見せることにより、古くから多くの芸術家の創作意欲を刺激してきました。それは明治以降の画家たちも同様で、風景や衣類、食べ物などを題材に季節感あふれる作品を残しています。一方、松下も「いろいろな姿で巡ってくる四季によって、私たちは適当な緊張と適当な気楽さを味わうことができ、自然の恵みを受けることができる。日本のこのはっきりとした季節の変化が日本人の優れた特質を育んでいるし、季節によって変わる食が、繊細な心とゆかしさを持つ日本人の身体を形成するのだろう」と述べています。四季は私たちの暮らしを豊かにし、ゆとりを与えてくれるのです。
本展では四季をテーマとした約60点の作品を展示いたします。日本画から油彩画にいたるまで、風景や植物、鳥など様々な観点から日本の四季の美しさを表現した作品群です。川合玉堂(1873-1957)や竹内栖鳳(1864-1942)、梅原龍三郎(1888-1986)、堂本印象(1891-1975)、東山魁夷(1908-1999)といった日本近代美術史を彩る巨匠たちの作品に親しんでいただける展覧会です。
- 開館期間
- 2018年4月2日(月) ~4月15日(日)
- 開館時間
- 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
- 休館日
- 会期中無休
- 主催
- パナソニック株式会社
- 後援
- 港区教育委員会
- 企画
- パナソニック 汐留ミュージアム
イベント・講演会
学芸員によるギャラリートーク
*会場の混雑状況によってはスライドトークに変更になります。
2018年4月6日(金) 午後2時~
展覧会場内、予約不要、参加無料(本展の観覧券が必要です)