美術館について

開館20周年記念展 ジョルジュ・ルオー - かたち、色、ハーモニー -(2023年)

概要

パナソニック汐留美術館は、2003年4月に現在のパナソニック東京汐留ビル4階に、社会貢献の一環として開館しました。当館は、フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の初期から晩年までの絵画や代表的な版画作品など約260点をコレクションしており、これらを世界で唯一その名を冠した「ルオー・ギャラリー」で常設展示するほか、「ルオーを中心とした美術」「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマとした企画展を通じて、私たちのこころとくらしを豊かにする活動を続けています。当館は「東京・汐留」というロケーションを活かした都市型の美術館として文化的空間を創造し、芸術とのふれ合いを通して皆さまに新しい価値観と感動をお届けしてまいります。

サーリネンとフィンランドの美しい建築 展(2021年)
香りの器 高砂コレクション 展(2021年)

開館20周年のご挨拶

新しく、深く、心揺さぶるアートとの出 会いを。

パナソニック汐留美術館は、2003年4月にパナソニックの社会貢献事業の一環として開館し、今年、20周年を迎えました。
現在では、フランスの画家ジョルジュ・ルオーの作品約260点をコレクションし、調査・研究の成果に基づき、世界で唯一その名を冠した「ルオー・ギャラリー」で公開しています。また開館以来、ルオーを端緒とした「近代美術」、ならびに社業と関わりの深い「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマとした企画展を年4回ほど開催し、コンパクトな美術館ならではの個性ある鑑賞空間の創出に傾注してまいりました。
開催した展覧会は86回を数え、これまでに150万人以上のお客様にご来館いただきました。今日まで、パナソニック汐留美術館をご支援くださいました皆様に、心より御礼申し上げます。
このたびは、美術館の空間も一部リニューアルして、皆様をお迎えいたします。これからも文化芸術の継承と発展に寄与し、皆様により一層の夢と感動をお届けできるような美術館へと進化し続けることを目指してまいります。

2023年4月

館長
伊藤 政博

館内のご案内

[施設データ]…展示室面積:333㎡ / ミュージアムショップ:76.8㎡ / 天井高:3.7m

Aチケット窓口

B企画展示室

「ルオーを中心とした美術」「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマに企画展示を開催しています。

Cルオー・ギャラリー

当館所蔵の、日本でも有数のルオーコレクションの中から、テーマごとに作品を展示しています。開館中は、いつでもご鑑賞いただけます。

Dミュージアムショップ

オリジナルグッズ、展覧会図録をはじめ、各展覧会に合わせた関連書籍やグッズなどを販売しています。