RB小泉、藤本、岩月が活躍
オール三菱のロングドライブを耐え抜き、ライスボウルトーナメント進出決める
10月16日、万博記念競技場で行われたXプレミア第9節、パナソニック インパルス対オール三菱ライオンズの一戦は35対6でインパルスが勝利した。攻撃はランで136ヤードを獲得して効率よく得点を重ね、守備は相手にTDを1つも許さなかった。相手に攻撃時間で約6分20秒上回られながら、守備は相手をFGの2得点に封じ込め、35対6で突き放した。この結果、インパルスはレギュラーシーズン3位以上が確定。ライスボウルトーナメント進出を決めた。
オール三菱にオープニングシリーズで12プレー7分12秒のドライブを許し、47ヤードFGを決められて0対3と先制を許した。しかし、インパルスはすぐに反撃。QB#8須田啓太がTE#85 Caleb Phillipsへ10ヤードのパスを通すと、RB#19小泉誠実が44ヤードを走って一気に敵陣15ヤードまで前進。RB#26藤本拓弥が6ヤードを走り切ってTDを奪い、K#16横井晃生のキックも決まって7対3と逆転した。
第2Q、オール三菱の54ヤードFGが外れた場面で、インパルスは反則で15ヤード罰退とシリーズ更新を許す。このシリーズはオール三菱に44ヤードFGを決められ、7対6と1点差に詰め寄られた。
しかし、インパルスは自陣19ヤードから小泉のランとWR#82當間義昭へのパス、第4ダウンギャンブル時の相手の反則でシリーズ更新を重ねて第2Q残り3分55秒に藤本が21ヤードTDランを決め14対6とした。前半終了間際にはLB#4 Jaboree WilliamsがQBサックで相手を9ヤード押し下げ、14対6と1ポゼッションのリードのまま後半へ入った。
後半最初のシリーズは、第3ダウン12ヤードの状況で相手守備が弾いたボールを確保した當間が59ヤードのロングゲインにつなげて一気にゴール前へ進むと、このチャンスに須田がWR#88鈴木崇与へ5ヤードのTDパスを決めて21対6とした。
その後の守備が試合を締めた。オール三菱に第3Q終盤から第4Q序盤にかけて9プレー5分49秒のボール保持を許しながら、インパルス守備はWilliamsのQBサックで後退させた後、最後は第4ダウン16ヤードのギャンブルを止めて自陣19ヤードから攻撃権を奪い返した。第4Qに入ると、相手のパスをDB#81小倉豪がインターセプトし、35ヤードをリターンしてそのままTDを奪って28対6とした。
オール三菱の第4ダウンギャンブルの失敗で得た敵陣30ヤードからの攻撃は、インターセプトを喫してしまう。しかしインパルス守備が自陣1ヤードからの相手攻撃を再び第4ダウンで止め、ゴール前6ヤードで攻撃権を奪取。このチャンスにRB#27岩月要が6ヤードTDランを決めて35対6とした。
インパルスの攻撃は、小泉が9回79ヤード、藤本が7回53ヤード2TD、岩月が5回15ヤード1TDとRB陣が奮闘した。
試合後コメント
ヘッドコーチインタビュー
ヘッドコーチ 高山直也

相手にボールを持たれることは、ある程度想定していました。一発でまとめて持っていかれないように気をつけていましたが、その部分はちゃんとできたと思います。
攻撃は、相手がランを止めに来ている中、効率的にパスも織り交ぜながらドライブできたのは良かったと思います。ただ、テンポが悪かった部分がありました。小泉、藤本、岩月が結果を残したのは大きいですね。自信になったと思います。
DB小倉がインターセプトリターンTDを取ったのは、私も嬉しかったですね。チームにとって自信になるプレーだと思います。小倉は「DBをやらせてほしい」と自分から言ってきただけあって、すごくフィジカルな選手です。彼のポジションは争いが激しく、かつ大事なポジションです。小倉が自信をつけられるようなプレーができたのは、すごく良かったと思います。ここまでタイトなスケジュールで試合が続いていたので、次のオリエンタルバイオ戦に向けて、まずはしっかりコンディションを整えて、勝負どころを勝ち取れるような練習をしたいと思っています。
選手インタビュー
LB#81 小倉 豪

レシーバーとしてプレーしていましたが、自分としては体格もあるので、DBの方が貢献できると思い、コーチに相談したのがDB転向のきっかけです。課題はたくさんありますが、面白さも感じています。今日のインターセプトは、自分にとって初のインターセプトで、リターンTDも初めてでした。目の前がぱっと開いていたので、これはTDを取らないといけないなと思って、必死にエンドゾーンまで走りました。初めてのリターンTDを試合の中で決められたのは、とても嬉しいです。後半からの出場だったので、出た時にチャンスを掴みに行くというのを意識していました。うまくボールに反応することができ、リターンTDにつながったので、そこは良かったなと思っています。次のオリエンタルバイオ戦でも、またチャンスが来ると思っています。そのチャンスを生かしていきたいです。
選手インタビュー
RB#19 小泉 誠実

ビクターが出場していない中でランが進まなかったら、「ビクターが出ていなかったからだよね」と言われてしまう。それは絶対に言わせないと思ってプレーしていました。いつもの練習の通りやれば出るという自信はありましたし、落ち着いてプレーできていたと思います。オール三菱の守備は、前半からランを止めに来ていました。RBと守備の1対1の場面をブレイクできたのが、ランで進めた要因かなと思います。藤本さんはベテランらしい経験の豊富さをすごく感じるRBです。常に落ち着いて周りを見ているので、そういうのがしっかり発揮された試合だったなと思います。岩月は本当にポテンシャルが高い選手です。怪我なく経験を詰めば、すごいRBになると思うので、そこは楽しみです。リーグ最終戦、プレーオフに向けては、攻撃としてもっと完成度を上げないといけないと思っています。今日も課題はかなり出たので、そこをしっかり潰します。大きく変わるというよりは、一つ一つ丁寧に課題を潰して、次にステップアップしていけたらと思います。
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