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パナソニック インパルス:試合結果(ゲームレポート)

ゲームレポート
2023.10.25
2023年10月22日(日)
VS アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ

2023 X1 SUPER 秋季4節
MKタクシーフィールドエキスポ

パナソニック
インパルス

アサヒ飲料クラブ
チャレンジャーズ

40 - 13
17 1Q 0
3 2Q 13
17 3Q 0
3 4Q 0

アサヒ飲料に勝利し
レギュラーシーズン全勝を保持

10月22日、秋晴れのMKタクシーフィールドで行われたX1SuperディビジョンAレギュラーシーズン第4節、パナソニックインパルス対アサヒ飲料クラブチャレンジャーズの一戦は、40対13でインパルスが勝利。全勝をキープした。

アサヒ飲料はここまで2勝1敗ながら、昨年も苦戦を強いられた相手。しかも今季は強力なパッシング攻撃が好調なチームだった。

第1Qはインパルスが主導権を握った。アサヒ飲料の攻撃に対し、本来守備の最後尾を守る役割のDB#37魚谷海仁を1.5列目に配置し、相手QBにプレッシャーをかけ、得意のアンダーゾーンのパスを封じる作戦を敢行。LB#56加藤聖貴のQBサックもあり、アサヒ飲料の攻撃の機先を制することに成功した。

また、攻撃はRB#5ミッチェル・ビクター・ジャモーが復活。切れ味鋭いランを披露して、K#16佐伯眞太郎の42ヤード先制FG、RB#26藤本拓弥の19ヤードTDランを演出した。

第1Q終盤にはDB#40ワイズマン・モーゼス海人のインターセプトによって敵陣27ヤードからの攻撃機会を獲得。これをRB#42立川玄明の12ヤードTDランにつなげて第1Qで17対0とリードを奪った。

しかし、第2Qに入るとアサヒ飲料が反撃。20対3で迎えた第2Q終盤にロングパスTDを許すと、残り2分22秒で回ってきた攻撃機会にインターセプトされて相手にフィールド中盤からの攻撃機会を与えてしまう。アサヒ飲料はこの攻撃機会をFGにつなげて、前半は20対13と1ポゼッション差に詰め寄られての折返しとなった。

序盤とは一変して不穏な流れが漂いかけた中、それを払拭したのが後半最初の攻撃だった。

自陣30ヤードから始まった攻撃機会、QB#12荒木優也のスクランブルで敵陣に入ったところで、ロングパス一閃、相手のDBと競り合ったWR#88木戸崇斗がジャンプしてボールをもぎ取ると、エンドゾーンまで駆け抜けてTD。次の攻撃機会はRB立川が連続キャリーで力強く前進。WR#14ブレナン翼の捕球後のランで大きく前進し、立川の11ヤードTDランで加点した。

さらに、直後のキックオフカバーではボール確保に手間取った相手のリターナーを敵陣7ヤードで封じ込めると、守備がアサヒ飲料の攻撃を3ダウン&アウトに仕留めて敵陣25ヤードからの攻撃機会を獲得。このチャンスをK佐伯(眞)がFGにつなげてリードを広げた。佐伯(眞)は、第4Qにも40ヤードFGを決め、この日4FGの活躍だった。

レギュラーシーズン4連勝を飾ったインパルスは、同じく開幕4連勝のオービックシーガルズと11月4日(土)、MKタクシーフィールドでディビジョン優勝の座をかけて対戦する。


試合後コメント

監督インタビュー
監督 荒木 延祥

アサヒ飲料さんの守備は、試合早々から去年同様アグレッシブなシステムになりました。特に後半はその守備に対して準備したことが出せたと思います。前半の最後、インターセプトされてしまい、1ポゼッション差となってしまったのは反省点です。守備は相手の得意とする展開をまずまず抑えられたと思います。後半は粘り強く守ることが出来ました。次に対戦するオービックは特に守備が強力。僕はベースを大切にしているので、ベースプレーで彼らの攻守に対するアジャストを整えて挑みたいと思います。

 

選手インタビュー
QB#12 荒木 優也

アサヒ飲料には昨年、プレッシャーを積極的にかけられて苦戦した上、今年は様々な守備のカバーを使っていたので、それらを踏まえて2週間しっかりと対策してきたことが出せたと思います。木戸選手へのロングパスのTDは、足の速い木戸選手が守備と1対1になるところを狙いました。少しボールが短かったのですが木戸選手がしっかり捕ってくれました。次に対戦するオービックは何よりも気迫のこもった守備をするチームですが、それに負けない『パッション』を発揮して全力で戦います。

 

選手インタビュー
LB#56 加藤 聖貴

アサヒ飲料はパス中心のチームなので、WR・QBへの対策に重点を置いていました。アサヒ飲料のQBは走力もあるので、パスを通させないようにプレッシャーをかけつつ走らせないことも考える必要があり難しいところでしたが、DLをしていた経験を生かしてQBサックをすることができました。実は昨年のアサヒ飲料戦は、試合開始時の入場の時に足を怪我してしまい出場できなかったという大失態を犯してしまったので、今日は昨年の分も頑張らねばと思っていました。次に対戦するオービックはQBも新しくなり、RBもいいので、今まで以上に準備して、頭の中をクリアにして、いい状態で当たらないと勝利することができない強い相手です。しっかりと準備して臨みます。

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