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パナソニック インパルス | VS | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ |
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7 | 1Q | 0 |
10 | 2Q | 7 |
7 | 3Q | 0 |
14 | 4Q | 21 |
38 | − | 28 |
アサヒ飲料のラン攻撃に
インパルスはビッグプレーで対抗
11月19日、ヨコドコウ桜スタジアムで行われたライスボウルトーナメント・クォーターファイナル、パナソニックインパルス対アサヒ飲料クラブチャレンジャーズの一戦は、38対28でインパルスが勝利。セミファイナル進出を決めた。
オープニングドライブこそ、RB#5ミッチェル・ビクター・ジャモーの好走を柱にテンポよく前進し、RB#42立川玄明の1ヤードTDランであっさりと先制したインパルスだったが、その後は反則もありドライブが継続できなかった。
守備は、第1Q終盤にはゴール前20ヤードに迫られるピンチを迎えたが、DB#40ワイズマン・モーゼス海人が相手のFGをブロックしてしのいだ。
自陣45ヤードから始まったその直後のドライブはQB#2Jaylon HendersonからWR#15渡邉ジャマール、#96Alfonso Onunworへのパスで立て続けにシリーズを更新。節をまたいでK#16佐伯眞太郎の28ヤードFGで加点。しかし、前半終了34秒前にアサヒ飲料に1TDを返され、10対7と1FG差に迫られた。
相手に掴まれそうになったモメンタムを渡さなかったのは、直後のビッグプレーだった。アサヒ飲料がキックオフしたボールをリターナーに入ったOnunworがゴール前5ヤードまで運ぶビッグゲイン。
このチャンスをHenderson からのパスに飛びついたWR#14ブレナン翼の好捕球でTDにつなげて、17対7の折返しに成功した。
第3Q、アサヒ飲料の最初の攻撃に6分10秒を費やされたが、守備が粘って得点を許さなかった。直後の攻撃機会にHendersonからの長いパスを受けた渡邉がエンドゾーンまで走りきってTD。
渡邉は第4Q、アサヒ飲料に1TDを返され24対14となった直後にもヘンダーソンからのロングパスを捕球してTDを挙げた。
前半は相手にあまりプレッシャーをかけていなかったインパルス守備だが、第4Q終盤は本来の激しさを発揮。
DL#0清水澪寿と#98梶原誠人が連続QBサックを決めてアサヒ飲料の攻撃を3ダウン&アウトに仕留めると、インパルスは直後にOnunworへのTDパスで加点し38対14と3ポゼッション差とした。
試合時間残り5分を切ってからアサヒ飲料のパスにドライブを許してTDを奪われ、さらに、攻撃がインターセプトリターンTDを喫して、残り42秒で10点差まで詰め寄られたが、アサヒ飲料のオンサイドキックをブレナンが押さえて勝利を決めた。
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試合後コメント
監督インタビュー 監督 荒木 延祥
アサヒ飲料さんはとてもしたたかなチームですので、こういう展開も想定していました。
飲料さんの守備はこれまでの戦いと違い、アグレッシブな守備を展開されたので
苦しい場面もありましたが、途中からしっかりアジャストした攻撃が出来たと思います。
今日は前半終了間際のTDがとても大きかったですね。
キックオフリターンチーム全員の思いが形になったプレイでした。
攻守ともに課題を沢山頂いたので、この3週間しっかりと修正して次戦に挑みたいと思います。
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選手インタビュー WR#14 ブレナン翼
やっと少しだけ活躍できました。
前半最後のTDはJaylonが同じ判断をしてくれたので決めることができました。
ライスボウルに向けて、少しずつ調子が上がっています。
今日、一つ悔やまれるのは、パントリターンに入った時に、
判断が遅れてリターンできず、ボールを見送ってしまったことです。
フィールドに出ている時は常にその時の100パーセントを発揮して、
自分のベストイメージで動ける状態を作っていきたいと思っています。
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選手インタビュー DL#0 清水澪寿
対戦相手のQBの判断が早く、OLとRBも良かったので今日は苦戦しました。
ハーフタイムにコーチ陣と対策をしっかり話し合った通りラッシュをし、
後半は個人的にもQBサックができるなどいいプレーができたと思います。
ライスボウルに続くトーナメントとして緊張感を持った試合ができて、
いい経験になったと思っています。
次の試合は、個人的にも良いプレーをしてチームの勝利に貢献したいと思っています。