2022年11月5日(土) VS IBM BIG BLUE   2022.11.9

パナソニック インパルス VS IBM BIG BLUE
10 1Q 0
21 2Q 0
7 3Q 7
7 4Q 7
45 14

IBMの爆発力を封じ
5戦全勝でディビジョンAを制す

11月5日、神戸市王子スタジアムで行われたX1SUPERディビジョンA第5節、パナソニックインパルス対IBMビッグブルーの一戦は、45対14でインパルスが勝利。ディビジョンA1位を勝ち取った。

共にここまで全勝。ディビジョン優勝だけでなく、ライスボウルトーナメントの好ポジションを争うという意味でも負けられない一戦だったが、攻撃と守備が噛み合ったインパルスが試合を終始優位に進めた。

自陣17ヤードから始まった最初の攻撃機会はQB#2Jaylon HendersonからWR#96Alfonso Onunworへのロングパスと、相手のラフィング・ザ・パサーの反則でゴール前に迫り、短いパスを受けたRB#5ミッチェル・ビクター・ジャモーがエンドゾーンに走り込んで先制TDを挙げた。
直後の守備では、爆発力あるIBMの攻撃にゴール前7ヤードに迫られながら、第4ダウンのギャンブルをDB#40ワイズマン・モーゼス海人が相手のQBに猛烈なプレッシャーを浴びせてパス失敗に追い込んでピンチをしのいだ。

2回目の攻撃機会はHendersonのスクランブルを足がかりに敵陣に攻め入り、K#16佐伯眞太郎の45ヤードFGで加点。
さらに直後のIBMの攻撃をDB#32小池直崇がインターセプトに仕留めて敵陣16ヤードの好位置を攻撃に提供。
このチャンスは節をまたいでHendersonがゴール前での第4ダウンのギャンブルを自らの2ヤードTDランで締めくくった。

第2Q中盤にはDB#20齋藤健太の好パスカット、DL#44松本英一郎のQBサックをきっかけに、敵陣46ヤードからの攻撃機会を獲得。このチャンスはHendersonがプレッシャーをかけてきた守備の頭越しに絶妙なパスをOnunworに投げてTDを挙げた。

さらに、前半終了間際には自陣2ヤードからRBミッチェルのロングラン、WR#15渡邊ジャマール、WR#18桑田理介への長いパスでまたたく間に得点圏に迫り、渡邊への18ヤードTDパスで31対0と大量リードの折返しを実現した。

第3Qには、IBMの攻撃にゴール前17ヤードまで迫られたが、第4ダウンのギャンブルをDL #90大野莞爾#98梶原誠人がQBサックでシリーズ更新を阻止。ピンチをしのいだインパルスはHendersonがWR#88木戸崇斗、渡邉にパスを決めて前進し、RB#42立川玄明が31ヤードを走りきってTD。38対0とリードを広げた。

第3Q終盤から第4Qにかけて、2TDをIBMに奪われたが、第4Q中盤から起用されたQB#8石内卓也が反撃を指揮。WR#14ブレナン翼の捕球後のランによるロングゲインを足がかりに得点圏にボールを進め、RB#29牧田圭祐のTDランにつなげた。

ディビジョンA1位となったインパルスは、11月19日、ヨドコウ桜スタジアムで行われるアサヒ飲料クラブチャレンジャーズとのライスボウルトーナメント初戦に臨む。


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試合後コメント

監督インタビュー  監督 荒木 延祥

この二週間、チーム内外から、IBMさんとは必ず接戦になる、
相性が良くないといった声が聞こえていました。ですから、私が一番にやるべきは、
この考えても仕方がない妄想にチームが縛られないようにすることでした。
今日、選手たちは私の期待以上に、自分がやるべき事に集中し、
心がぶれることなく目の前のプレイに集中してくれました。
その点においても、チームの成長を感じた試合でした。
次の相手がどこであろうと、その相手に対してしっかり準備することで
成長するというプロセスは今までと変わりありません。


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選手インタビュー WR#15 渡邉ジャマール

日々練習をしているインパルスの守備はXリーグでトップクラスです。
その守備を相手に練習を積んでいく度にうまくなっていっている感触があります。
皆も『ジャム(=ジャマールの愛称)はできるよ!』と、言ってくれていたので、
期待に応える活躍をしたいと思っていました。
今までのフットボールキャリアではチャンピオンになったことがないので、
インパルスで日本一になりたいという気持ちがとても強いです。


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選手インタビュー DB#20 齋藤健太

シーズン中盤の数試合を欠場し、今日が復帰戦でした。
感覚を確かめながらでしたが思った以上に動けました。
IBMのQB政本選手を撹乱することはうまくできたと思います。
今年は複数のポジションでプレイすることによって他のポジションの選手の気持ちや
考えを知ることができ、結果として守備全体の一体感につながっていると思います。
これからの戦いは一つも気が抜けません。
一戦必勝、チーム一丸となって試合に臨みたいと思います。

 

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