2022年9月24日(土) VS 胎内ディアーズ   2022.9.27

パナソニック インパルス VS 胎内ディアーズ
14 1Q 0
14 2Q 0
14 3Q 7
13 4Q 0
55 7

ビッグプレーを連発し
胎内ディアーズに勝利。開幕2連勝

9月24日、MKタクシーフィールドエキスポでおこなわれたX1SUPERディビジョンA第2節、パナソニックインパルスと胎内ディアーズの一戦は55対7でインパルスが勝利した。

自陣31ヤードから始まった最初の攻撃機会は3プレー目にQB#2Jaylon HendersonからWR#96Alfonso Onunworへのロングパスで一気に得点圏に前進。中央を突いたRB#26藤本拓弥がOLのブロックと共にエンドゾーンになだれ込み、先制TDを挙げた。
幸先のよいスタートに見えたが、その後は細かなミスが続いた。ディアーズの攻撃を3ダウン&アウトに仕留めてパントに追い込んだが、WR#18桑田理介のリターンTDはホールディングの反則で取り消しになった。
それでも50ヤード地点からの攻撃権を得るチャンスだったが、この機会は3ダウン&アウトでパントに追い込まれた。

インパルスの攻撃陣が再びリズムを取り戻したのは3回目の攻撃機会だった。
RB#5ミッチェル・ビクター・ジャモーのラン3連発で敵陣に進み、再びOnunworへの29ヤードTDパスを決めてリードを広げた。
直後の守備では、ディアーズのパスをDB#40ワイズマン・モーゼス海人がインターセプトに仕留めて敵陣24ヤードからの攻撃機会を作った。しかし、このチャンスはFG失敗に終わって追加点を挙げることができなかった。

再びチャンスを作ったのはスペシャルチームだった。第2Q最初のディアーズのパントをWR桑田が大きくリターンし、敵陣33ヤードまで戻すと、このシリーズの2プレー目にRBミッチェルが27ヤードTDランを決めて加点した。

パスで反撃を試みるディアーズに対して、パナソニック守備はフロント勢のプレッシャーで応戦。DL#90大野莞爾、DL#0清水澪寿が猛烈なパスラッシュでプレッシャーを与え、DL#98梶原誠人がQBサックに仕留めてパントに追い込むと、そのパントをLB#4 Jaboree Williamsがブロックして敵陣31ヤードの好位置を獲得。
このチャンスはWR#81小倉豪へのパスでゴール前1ヤードに迫り、RB藤本のTDランにつなげた。藤本はゴール前で一瞬守備に阻まれたかに見えたが、C#62眞田祥吾がスローダウンした藤本を後ろから押してエンドゾーンにねじ込んだ。

ここまで、ディアーズの攻撃を完璧に阻止していた守備だが、第2Q中盤にタイミングの早いパスを立て続けに決められてゴール前5ヤードに迫られるピンチを迎えた。しかし、DB#37魚谷海仁がTDを狙ったパスをインターセプトに仕留めて窮地を脱した。

第3Q最初の攻撃機会にQB#12荒木優也を起用。RBミッチェルが70ヤード独走TDを挙げて35対0としたインパルスだが、後半2回目の攻撃機会ではにパントブロックで相手に好位置を奪われ、1TDを返されるきっかけとなってしまった。しかし、自陣41ヤードから始まった攻撃機会は、RB#42立川玄明#19小泉誠実のランとパス捕球で前進して、立川の2ヤードTDランを演出。
第4QにはQB#8石内卓也を起用。WR桑田、#14ブレナン翼へのパスを足がかりに前進し、K#16佐伯眞太郎の26ヤードFGを演出すると、試合終了間際にはRB#29牧田圭祐の好走で1TDを追加した。

インパルスは次節10月9日、神戸市王子スタジアムでアサヒビールシルバースターと対戦する。


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試合後コメント

監督インタビュー  監督 荒木 延祥

攻撃は前節よりも少し形になってきましたが、まだまだ雑なプレーが多いです。
フィールドに立つ11人がプレーの構成をもっと理解する必要があります。
OLは特に第2Q、第3Q、相手の守備が積極的に仕掛けてきましたが、
もう一段アジャスト力を高めなければならないと感じました。
C眞田は強豪チームとも十分対抗できる力があります。
前節同様、攻撃、守備、そしてスペシャルチーム、それぞれに課題を頂きました。
有難いことですから、修正して成長したいと思います。



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選手インタビュー C#62 眞田祥吾

相手の守備がブリッツやスタンツが多かったので、
しんどいところはありましたが、思い切りプレーすることはできました。
ゴール前で藤本さんを押し込んだTDプレーは、
プレーが始まる前になんとなく予感があったので、
すぐにDLへのブロックを解いて藤本さんを押し込みました。
昨年に比べて仕事もフットボールも慣れてきたので、今年は思い切りプレーできています。
まだステップなどが雑な部分があるので、しっかりブラッシュアップして
次のアサヒビールとの試合もいつもどおり、自分を思い切りぶつけたいと思います。



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選手インタビュー DB#37 魚谷海仁

(TDを阻止したインターセプトは)サインが当たって僕のところにたまたまボールが来ました。
点差は余裕がある状況でしたが、1点も相手に与えたくないという気持ちを持って
プレーしていたので、自分の役割を果たすことができました。
昨年はシーズン序盤に負傷してしまい、シーズンを棒に振ってしまったので、
今年は絶対に試合に出場して活躍したいと思っていました。
必死にプレーしてインターセプトという形を残せたのは良かったと思います。
負傷を恐れて守るようなプレーはせず、積極的にプレーしていきます。

 

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