2021年11月13日(土) VS 富士通フロンティアーズ   2021.11.15

パナソニック インパルス VS 富士通フロンティアーズ
0 1Q 7
16 2Q 0
7 3Q 0
3 4Q 13
26 20

K佐伯が4FG成功
富士通との全勝対決を制す

11月13日、富士通スタジアム川崎で行われたX1SUPERレギュラーシーズン第6節、パナソニックインパルスと富士通フロンティアーズの一戦は、26対20でインパルスが全勝対決を制し、レギュラーシーズン1位通過を決めた。

第1Qは富士通に8分58秒ボールを持たれ、ほとんどインパルスに攻撃の機会がなかった。
しかし、第1Q11分49秒に富士通に先制TDを許した直後のキックオフで、RB#5ミッチェル・ビクター・ジャモーの51ヤードのビッグリターンで敵陣38ヤードからの攻撃機会を獲得。
節をまたいで、ビクター、RB#33横田惇のラン、QB#18 Anthony LawrenceからW#81R小倉豪へのパスで2度シリーズを更新すると、Lawrence がWR#88木戸崇斗に鋭いTDパスを決め7対7の同点に追いついた。
さらに直後の守備では、富士通がエクスチェンジミスでこぼしたボールをDL#17デイビッド・モトゥがリカバーし、敵陣32ヤードの攻撃起点を獲得。このチャンスにインパルスはRB#26藤本拓弥のスクリーンで1度シリーズを更新し、K#16佐伯眞太郎の27ヤードFGにつなげて勝ち越し。
直後の守備でも1プレー目に富士通RBトラショーン・ニクソンの懐からかき出したボールをDB#32小池直崇がリカバー。
敵陣24ヤードから攻撃を始めたインパルスは、反則で第3ダウン14ヤードと押し下げられたが、K佐伯が45ヤードFGを決めて13対3とリードを広げた。

第2Q中盤から終盤にかけて、富士通に前進を許しゴール前11ヤードに迫られた。
しかし、DLモトゥがQBサックを決めて第4ダウンに追い込むと、FGをLB#39Jaboree Williamsがブロック。得点を許さずにピンチをしのいだ。インパルスは前半残り3分24秒、自陣21ヤードから、WR#14ブレナン翼へのパス、Lawrenceのラン、小倉へのロングパスでゴール前に迫り、前半終了と同時に佐伯が30ヤードFGを決めて2ポゼッション差の折返しに成功した。

第3Qには自陣31ヤードから始まった後半2度目の攻撃機会に、WR木戸へのロングパスとLawrenceのランでゴール前に迫り、WRブレナンへの6ヤードTDパスで加点。ブレナンはインパルスに加入して初めてのTDだった。
また、自陣11ヤードで第4ダウンに追い込まれた場面では、P佐伯(眞)が滞空時間と飛距離のあるパントを蹴って富士通陣20ヤードまで戻すファインプレー。この好パントは、次の攻撃機会に敵陣49ヤードの好位置を得るきっかけになり、節をまたいでK佐伯(眞)のこの日4つ目となる37ヤードFGにつながった。

第4Q終盤、富士通に2TDを返され、1ポゼッション差に迫られたが、残り38秒で富士通が試みたオンサイドキックをWRブレナンが確保して勝負を決めた。

次節はレギュラーシーズン最終節、11月27日、神戸王子スタジアムでエレコム神戸ファイニーズと対戦する。


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試合後コメント

監督インタビュー  監督 荒木 延祥

先のことを考えず、富士通に勝つことだけを考えていました。
富士通はコンディションがあまりよくなく、ベストメンバーではなかったと思います。
ベストの富士通にどこまで通用するのかは測りきれないところではあります。
それでも守備は前半ねばり強く守り、第2Qには二つのターンオーバーを奪ってくれました。
攻撃はショートパスをタイミングよく決められましたので、
新たなバリエーションを加えて進めることができました。
今日はFGがすごく大きな鍵を握ると思っていました。
後半最初の30ヤードのFG以外の4つをきっちりとK/P佐伯(眞)が決めてくれたのが大きかったです。第3Qに自陣深くから相手陣20ヤードまで戻したパントは見事でした。
最終節のエレコム神戸にむけ、2週間しっかり勝つ準備する過程で 更なる成長を遂げたいと思います。


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選手インタビュー K/P佐伯眞太郎

1試合4FGを決めたのはインパルスでは初めてだと思います。
守備が粘って、攻撃が決めきれない時に、チームを助けるキックができたのは良かったです。
FGに関しては、スナッパーの#43片山佑介、ホルダーの#12荒木優也が今季から先発になったのですが、一生懸命準備してくれたお陰です。
第3Qの最初に30ヤードFGを外したのは私のキックのミスなので、そこはきっちり修正します。
第3Qのパントは狙っていたわけではありませんでしたが、結果的にフィールドポジションを大きく挽回できたのでよかったです。
ここから先はどの試合もギリギリの戦いが続きますので、いつでもチームを助けるようなキックができるよう、しっかりと準備していきます。

 


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選手インタビュー WR木戸崇斗

元々スピードには自信がありましたが、春からスピードをあげるトレーニングに取り組んで自分の武器を磨いてきました。
QB Anthony (Lawrence)とは、普段から意思疎通が図れています。
今日は普段どおりできれば通るパスばかりだったので、自分たちがミスを起こさないように、試合中もパスユニット全体でコミュニケーションをとっていました。
富士通は本調子ではなかったと思いますし、私達の攻撃はもっと(得点を)とれるチャンスがありました。
ここから先はチャンスを確実にものにしていかなければ、日本一になれません。
チャンスを確実にTDにつなげられるようにもっと上を目指して練習をしていきたいと思います。

 

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