2019年11月30日(土) VS オービックシーガルズ

パナソニック インパルス VS オービックシーガルズ
7 1Q 7
7 2Q 0
7 3Q 7
3 4Q 0
24 14

4インターセプト奪取でオービックに雪辱
4年ぶりジャパンエックスボウル(JXB)進出

11月30日、万博記念競技場で行われたJXBトーナメントセミファイナル、パナソニックインパルス対オービックシーガルズの一戦は、パナソニックインパルスが24対14で勝利。
4年ぶりのJXB進出を決めた。

レギュラーシーズン第5節の対戦時は7対14の惜敗を喫した相手だけに、インパルスの成長が問われた試合だった。
自陣25ヤードから始まった最初の攻撃機会から、テンポの早いノーハドル攻撃を展開したインパルスは、敵陣30ヤードまで進んだが、ミスホイッスルにより蹴り直しになったフィールドゴール(FG)を失敗。オービックの2回目の攻撃機会にロングパスタッチダウン(TD)を奪われて先制を許してしまった。

しかしインパルスは自陣29ヤードから始まった直後の攻撃機会にRB#26藤本拓弥のランで2度シリーズを更新して敵陣に進攻。
ここでQB#18Anthony Lawrenceからトスを受けた藤本が再びLawrenceへボールを戻し、
WR#89小山泰史へ21ヤードのパスをヒット。
さらに、RB#5ミッチェル・ビクター・ジャモ―のランでゴール前ヤードに迫り、Lawrenceが小山への10ヤードTDパスを決め、
K#16佐伯眞太郎がトライフォーポイント(TFP)のキックを決めて同点に追いつく。

第2Qに入っても、テンポの早いノーハドル攻撃で前進を続けたインパルスだが、
ゴール前2ヤードでTDを狙った第4ダウンギャンブルをオービック守備に阻止されて追加点ならず。
しかし直後にオービックのパスをCB#7土井康平がインターセプトリターンTDに仕留め、14対7とリードして試合を折り返した。

第3Qは2回目の守備時に、独走TDを許して14対14の同点に追いつかれたが、インパルスはすぐに反撃。
RBミッチェルの49ヤードのロングゲインを足がかりにゴール前に迫り、RB藤本6ヤードTDランにつなげて再びリード。
自陣9ヤードから始まった第3Q終盤は、WR#1青根智広#4高木広次へのパスと、
相手の反則によって第3ダウンを3度突破し、K#11佐伯栄太の49ヤードFGで加点。
オービックの最後の攻撃をCB#23Joshua Coxがインターセプトに仕留めて勝利を決めた。

この準決勝勝利によって、インパルスはJXB進出が決定。
2019年12月16日(月)、東京ドームで富士通フロンティアーズと日本一の座をかけて戦う。


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試合後コメント


監督インタビュー  監督 荒木 延祥

第5節に敗戦した反省を生かし、効果的なプレーを準備し勝負した。
攻撃が強力な守備に対してランを出せたことと、
守備がインターセプトを4つとれたことが勝因。
特に第2Qの土井のインターセプトリターンTDは、
直前に攻撃がゴール前2ヤードに迫りながらも無得点に終わり、
悪い流れになりかけた状況を断ち切り、チームに勇気を与えたプレーだった。
1年前に不祥事を起こしてしまった後、一度どん底に落ちたがそこから皆で這い上がってきた。
今、チームは強い絆で結ばれている実感がある。
最後にもう一度全員で成長し、王者富士通にリベンジしたい。


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選手インタビュー DB#7 土井 康平

今シーズンはCBとして出場機会は少なかったものの、
限られたチャンスの中で思い切ってプレーした結果、
試合の流れを左右する大事な場面でインターセプトリターンTDをあげることができました。
JXBで対戦する富士通とは第2節で対戦した時は大敗している上、
自分自身も1シリーズしかプレー機会がなかったので、JXBではやり返したいと思っています。


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【NEXT GAME】
対戦相手: 富士通フロンティアーズ
日時 : 12月16日(月)19:00キックオフ
会場 : 東京ドーム

 

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