2019年11月17日(日) VS エレコム神戸ファイニーズ

パナソニック インパルス VS エレコム神戸ファイニーズ
10 1Q 0
7 2Q 3
14 3Q 0
10 4Q 6
41 9

ノーハドル攻撃快調
レギュラーシーズン3位で準決勝へ

11月17日、神戸市王子スタジアムで行われたX1 SUPERレギュラーシーズン第7節、パナソニックインパルスとエレコム神戸ファイニーズの一戦は、41対9でインパルスが勝利した。
すでに両雄共に準決勝進出を決めていたが、ここまでインパルスは4勝2敗、エレコム神戸が3勝3敗。
レギュラーシーズン3位を懸けた戦いだった。

インパルスは序盤からテンポの良いノーハドル攻撃を展開。
自陣25ヤードから始まった最初の攻撃機会は、エレコム神戸守備のオフサイドの反則、QB #18Anthony LawrenceからWR #15頓花達也#4高木広次、RB #5ミッチェル・ビクター・ジャモー、WR #12Daniel Wiseへのパスで4度シリーズを更新し、ゴール前11ヤードまで迫り、K #11佐伯栄太の28ヤードフィールドゴール(FG)で先制。
守備がエレコム神戸の攻撃を3&アウトに仕留めると、自陣30ヤードから2回目の攻撃機会にもノーハドル(※)から
ミッチェルのラン、WR #88木戸崇斗#89小山泰史#6成田光希へのパスで4度シリーズを更新しゴール前16ヤードに進攻。
フォルス・スタートの反則で21ヤードまで下がった直後にLawrenceがWiseへのタッチダウン(TD)パスを決めて
リードを広げた。

第2Q最初の攻撃はゴール前1ヤードまで迫りながら第4ダウンのギャンブルを阻止されて得点を奪えなかったが、
守備がエレコムの攻撃を阻止しエンドゾーン内からパントを強いて、敵陣36ヤードと好ポジションからの攻撃に。
このチャンスにRB #26藤本拓弥のランとパス捕球による前進と、エレコム神戸守備のパス・インターフェアの反則に乗じて
ゴール前に迫り、Lawrenceの中央からボールをエンドゾーンにねじ込んで加点した。

前半終了間際にエレコム神戸にFGを決められて17対3で迎えた第3Q序盤には、
パスを捕球したWiseがタックルを飛び越えて30ヤードTDを挙げて加点。
後半2度目の攻撃では、サイドライン際に難しい角度で飛んできたパスを体をひねって倒れ込みながら捕球した
WR #1青根智広の好プレーを足がかりにゴール前に迫り、Lawrenceが再び中央を突いてTD。
直後のキックオフではエレコム神戸のリターナーがマフしたボールを、
カバーチームに入っていたRB #35小泉誠実が抑えて連続攻撃権を獲得。
この攻撃機会を第4Q序盤に佐伯(栄)が32ヤードFGにつなげた。

4Q中盤にエレコム神戸に1TDを返されたが、直後のキックオフ時にエレコム神戸のオンサイドキックを
第1列目に並んでいたWR頓花が思い切り前に出て捕球しエレコム神戸陣27ヤードからの攻撃起点を獲得。
これをQB #8石内卓也からWR高木へのTDパスにつなげ、インパルスはレギュラーシーズン3位での準決勝進出を決めた。

富士通スタジアム川崎で行われていた富士通対オービックのレギュラーシーズン1・2位対決に16対14で富士通が勝利。
この結果、11月30日、万博記念競技場で行われる準決勝のインパルスの相手はオービックに決定した。
レギュラーシーズン第5節の対戦時には7対14で敗戦を喫しており、インパルスにとっては雪辱戦となる。


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試合後コメント


監督インタビュー  監督 荒木 延祥

エレコム神戸は、リスクを背負ってでも思い切った戦術でこられるので、
我々は、相手の隙を確実につくことを心がけた。
第4節の東京ガス戦以降、あまりいい内容の試合ができていなかったが、
今日は攻撃、守備、キッキング、それぞれに自分たちの仕事ができていたと思う。
気持ちの面だが、チームに一体感、絆が生まれてきたことが今日の結果につながったと思う。
準決勝でオービックと対戦できることは願ってもないチャンス。
『この2週間、人生をかけて取り組んだ方が勝つ試合になる』と、
最後のハドルで選手たちに言った。
関西のチームがしばらくJXBに出ていないので頑張りたい。


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選手インタビュー WR#12 Daniel Wise

試合の時はいつもチームメイトたちとの絆を大事にして、仲間たちとの
いい化学反応を起こせるようなパフォーマンスをしたいと思ってプレーしています。
今日は2つのTDを挙げることができましたが、
自分の活躍についてよりもチームに貢献できたことが嬉しいです。
今日は最初からアップテンポで攻めていたので、
いいリズムを作り出すことができたと思います。
次に対戦するオービックはとても強い守備陣を擁しています。
前回対戦した時はいいリズムを作り出すことができませんでしたが、
準決勝ではいいリズムを作り出すプレーメーカー的な役割を担いたいと思っています。


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【NEXT GAME】
対戦相手 : オービックシーガルズ
日時 : 11月30日(土)13:00キックオフ
会場 : 万博記念競技場

 

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