第８８回　全日本９人制バレーボール総合女子選手権大会

  11月28日（木）開会式を行い、昨年の優勝チーム男女（共に大阪府）が選手宣誓を行いました。令和元年の記念すべきこの年に出場出来る喜びをプレーで表し、全力でプレーする事を誓いました。
ブルーベルズは、シードチームだったので、11月30日（土）の決勝トーナメントから出場いたしました。
初戦は、デンソーテンレッドフェニックスのOGチームのTKCとの対戦でした。自分達の流れを崩すことなく、1セット目21-11、2セット目21-10で勝利しました。
次は、キャッツとの対戦です。全メンバーが出場し、1セット目21-5、2セット目21-7で勝利し、ベスト８に進出しました。
最終日に行われた、準々決勝では、東京東信用金庫ブルーラビッツと対戦しました。終始リードを保ち、1セット目21-13、2セット目は怒涛の攻撃で、21-3で勝利し準決勝に進みました。
準決勝では、鹿児島銀行レジオンウイングスと対戦しました。スタートは、鹿児島銀行が先取したものの、途中６連続得点などもあり、10-5と序盤から引き離します。ここから点差が縮まることなく、レフトの石井選手（新人）や途中出場の丸尾選手（新人）の活躍もあり、最後は林選手（新人）のブロックポイントで１セット目を先取しました。（21-13）２セット目は、奥野選手のブロックポイントで試合が始まり、このセットからコートに入った市川選手のブロックアウトや山端選手の速い攻撃などで点差を徐々に広げました。中盤追いつかれるも、加藤選手と前田選手のサーブポイントなどで得点を重ね、21-15で決勝進出を決めました。

　決勝戦は、デンソーテンレッドフェニックスとの対戦です。今大会初戦からスタメン出場の石井選手（新人）がレフトから強烈なスパイクを放ち、中馬主将のブロックポイントなどで6-2と一気にリードを広げます。中盤は相手ミスなどもあり、12-7と一時は５点差もありましたが、相手も簡単にはセットを取らせてくれず…こちらのスパイクミスや緩急をつけたボールに対応出来ず、16-17と逆転されてしまいます。しかし、ブルーベルズも負けじと、田川選手のサーブポイントと途中交代の市川選手の攻撃で3連続得点をあげました。が、更にデンソーテンに3連続得点を取られ、19-20となるも、中馬主将が難しい角度から上がってきた２段トスを軟打で決め、20-20となりました。最後はライトから2点連続でブロックポイントを決められ１セット目を落としました。

　気持ちを切り替えて挑んだ２セット目は、出だしからシーソーゲームでした。中盤まではなかなか抜け出せない展開となりましたが、10-8の場面で中馬主将のブロックポイントから流れを掴み山端選手のブロックポイント、更には市川選手のストレートへのスパイクが決まり、相手のミスにも助けられ６連続得点となりました。この点差を最後まで守り抜き、21-15で２セット目を取り返しました。

　何としてでも取りたい最終セット、いきなり中馬主将のAクイックをブロックされるも、ブロックポイントで１点を返します。小林選手の力強いスパイクと市川選手のプッシュ攻撃で応戦するも、お互い流れが掴めず、中盤までは2，3点リードされたまま試合が進みます。後半で一気にミスが目立ち、カウントミスやサーブレシーブのミスが重なり、最後は相手のレフトスパイカーにプッシュされ13-21で敗戦いたしました。

　フルセットの末、４連覇を逃し全国大会では、３年ぶりの敗戦となりました。地元大阪での開催という事もあり、多くの方が応援に駆けつけて下さいましたが、悔しい負けとなりました。この負けを無駄にせず、力に変えて、必ず櫻田杯で再び日本一になる為に、日々の練習に励んでまいります。皆さん今後もブルーベルズへのご声援よろしくお願いします！