令和元年度全日本9人制バレーボールトップリーグ 第5回 V9チャンプリーグ

【開催期間】

2019年8月10日(土)〜8月11日(日)

【会場】

墨田区総合体育館

【参加チーム】※順不同

  • 日田検診ホワイトドルフィン
    (大分県)
  • 東京東信用金庫ブルーラビッツ
    (東京都)
  • サンデンブルーエコアーズ
    (群馬県)
  • 鹿児島銀行レジオンウィングス
    (鹿児島県)
  • イビデンレグルス(岐阜県)
  • マツダクロスナイン(広島県)
  • デンソーテンレッドフェニックス
    (兵庫県)
  • パナソニックブルーベルズ
    (大阪府)

【試合結果】

優勝

最終結果[PDF:12 KB]

【MVP】

パナソニックブルーベルズ 前田 沙江(技術本部 イノベーションセンター)

【榊原賞】

パナソニックブルーベルズ 小林 奏瑛(ライティング事業部 R&Dセンター)


<試合レポート>チャンプリーグ5連覇達成!!全国大会1冠目!!!

  8月10日(土)・11日(日)の2日間、東京都墨田区総合体育館にて第5回V9チャンプリーグファイナルトーナメントが開催されました。
レギュラーラウンド1位通過のブルーベルズは、準決勝でレギュラーラウンド4位のイビデンレグルスと対戦しました。1セット目の序盤は、中馬主将の速攻や山端選手の時間差攻撃で相手を翻弄し、5−0のリードから試合がスタートしました。ここからは、加藤選手の素早いトス回しで相手ブロッカーを振り、スパイカーが決める流れで常にリードした展開で試合が進みます。相手にブロックアウトされたり、オーバーネットを誘われる場面もありましたが、小林選手のインナーへのスパイクや交代で入った丸尾選手(新人)の時間差攻撃などで得点を重ね、21−13で1セット目を先取しました。
2セット目は、序盤から競る場面が多く長いラリーが続きました。奥野選手のブロックポイントや市川選手の強烈なスパイクが決まるも、相手に4連続得点を許すなどなかなかリードを奪えない展開となりました。中盤で中馬主将のダイレクトスパイクが決まりここから流れを取り戻したブルーベルズは5連続得点をあげ、一気に15−11と点差を広げます。しかし、相手も2本のブロックポイントを含む4連続得点で応戦し、15−15と再び並んでしまいます。ここからは1点の取り合いでデュースにもつれ込みます。4度のセットポイントを握るも23−24と逆にセットポイントを握られます。山端選手の時間差攻撃が決まり24−24と再び同点となり、1点を取られるもここで相手のミスが2本連続であり、26−25でセットポイントを奪い返します。最後は山端選手のブロックポイントで27−25、決勝進出を決めました。

第5回 V9チャンプリーグ

 決勝の相手はレギュラーラウンド3位通過、準決勝では2位通過のデンソーテンレッドフェニックスを破り、波に乗るマツダクロスナインとの対戦です。1セット目の1点目で中馬主将のブロックが決まりここから流れをものにします。小林選手が強弱をつけた攻撃で2連続得点をあげ、更には中馬主将も相手ブロックを利用した攻撃で9−4とリードを広げます。相手の両サイドの攻撃やBクイックの攻撃に対応出来ず何本か決められてしまうも、奥野選手のコースを狙ったスパイクや市川選手の力のこもったスパイクなどで得点を重ね17−9。終盤でメンバーチェンジした丸尾選手(新人)がノータッチのサービスエースを決め、最後は小林選手の攻撃が決まり、21−11で1セット目を先取しました。
 2セット目に入り、出だしで5連続失点をしてしまい、5−7とリードを許します。奥野選手の時間差攻撃を皮切りに4連続得点で逆転に成功します。ここからは流れを取り戻し、山端選手のブロックポイントや市川選手のブロックアウトなどで19−11とします。長いラリーでも決め急がずに繋ぎのプレーを大切にし、1点を確実に取りにいき最後は中馬主将のブロックが決まり、21−14で2セット連取し優勝が決まりました。

第5回 V9チャンプリーグ

第5回 V9チャンプリーグ

 今シーズン1冠目となるチャンプリーグで優勝、そして今大会5連覇を達成する事が出来ました。レギュラーラウンドでは大垣をはじめとする5つの地域で試合を行いましたが、毎試合本当に多くの方が足を運んで下さりチームの力になりました。ありがとうございました。また、今年は初めての試みで6人制の国体に挑戦しております。まずは本国体出場に向けて、8月末の近畿ブロックを突破出来るよう気持ちを切り替えて練習に励みます。6人制では、9人制独特のプレーを武器に、後半戦の9人制では、6人制で得たもので更にパワーアップ出来るように頑張ります!
 今後ともご声援よろしくお願いします!!!

第5回 V9チャンプリーグ

<最優秀選手賞 #10 前田沙江選手からのコメント>

たくさんの温かいご声援ありがとうございました。
また、今回、直接得点を決める機会の少ないレシーバーとしてこのような価値のある賞がいただけたことがとても嬉しく思います。
最後決め切ってくれるアタッカーや、カバーしてくれるチームメイト、さらに日々熱く指導してくださる監督をはじめ、チームを陰で支えてくれるスタッフのおかげでとれた賞なので、この感謝の気持ちを忘れず、さらにチームに必要とされるように練習に励みたいと思います。


<ブルーベルズ 最終日結果>

VS イビデンレグルス(準決勝)
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21−13 0 イビデンレグルス
(岐阜県)
27−25
-
VS マツダクロスナイン(決勝)
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21−11 0 マツダクロスナイン
(広島県)
21−14
-