追悼の会　故吉田淳氏　第6回　夢カップ　社会人選抜9人制バレーボール女子選手権倉敷大会

この度の西日本豪雨により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

　9月22日（土）から２日間、旭化成大高体育館にて第6回夢カップ　社会人選抜9人制女子バレーボール選手権倉敷大会が開催されました。
　今大会は夢カップが始まった当初から携わっていた故吉田淳氏が８月に急逝し、追悼の会も執り行われました。毎年この大会に出場出来る有難さを実感し、試合に向けて気持ちを高めることが出来ました。
初戦の相手は、東広島選抜との対戦です。1セット目は21−8で流れを渡すことなく先取しました。2セット目は少し競る場面もありましたが、21−15で1勝目をあげました。
2試合目は日体大クラブとの対戦です。若さに負けないよう落ち着いたプレーで圧倒し、1セット目21−9、2セット目21−4で2勝目をあげました。
3試合目はイビデンレグルスとの対戦です。前半戦に何度も苦しんだ相手との対戦ということもあり、力が入りますが、終始ブルーベルズの流れで試合を進めることが出来ました。1セット目の出だしで2連続失点したものの、その後は連続失点をすることなく21−10で1セット目を先取します。2セット目はなかなか前に出ることが出来ず、メンバーチェンジで入った選手などの活躍もあり、21−17で3勝目をあげ、Ａ組1位通過となりました。

　2日目初戦の相手は日本体育大学との対戦です。重宗選手のトス回しでサイド攻撃と中の速い攻撃を交えて相手をかき回し、21−9で1セット目を先取します。2セット目は母校相手に中馬選手の攻撃が冴え渡り、最後は市川選手のブロックアウトが決まり21−16でＡゾーン1勝目をあげました。
2試合目はマツダクロスナインとの対戦です。出だしからマツダの流れになり嫌なムードが流れますが、小林選手（新人）のブロックアウトや中盤で相手のミスにも助けられなんとかリードしたまま終盤を迎えます。山端選手・奥野選手（新人）のコースを打ち分けた攻撃で6連続得点をあげ、21−18で1セット目を先取します。2セット目はスタートからブルーベルズの流れに持ち込むことが出来、常にリードした展開で試合を進めることが出来ました。市川選手の強弱を使い分けたプレーやサーブポイントなどで点差を広げ、21−15で決勝進出が決まりました。

決勝戦の相手は、今シーズンの戦績２勝３敗のデンソーテンレッドフェニックスとの対戦です。後半戦のスタートとなる今大会でなんとしても優勝したいブルーベルズは出だしから山端選手のプッシュ攻撃や市川選手の相手をはじき飛ばす強気なプレーが炸裂します。10−10で迎えたゲーム中盤ここで点差を広げたいところでしたが、逆に相手に点差を広げられてしまい、18−20でマッチポイントを奪われます。しかし、ここで諦めずに小林選手（新人）のインナーへの強烈なスパイク、奥野選手のブロックポイントで20−20とデゥースに持ち込むことに成功します。ここからは一進一退の攻防が続き、どちらも譲らず24−24となりましたが、相手にオーバーネットを誘われ最後は２連続失点となり、24−26で１セット目を落とします。気持ちを切り替えて挑んだ２セット目、スタートから完全にこちらの流れとなり、11−1と大量にリードを広げます。しかし、ブロックポイントを何度も決められ大量リードから５点差まで詰め寄られるも貯金を守り抜き21−14でフルセットの勝負に持ち込みました。3セット目、中馬選手のブロックポイントやレシーバー（樽岡主将・前田選手・田川選手（新人））のナイスレシーブなどで点差を広げられることなく9−10で中盤を迎えました。ここで一気に５連続失点を喫しますが、なんとか立て直したいブルーベルズはタイムアウトなどでリズムを戻し、4連続得点で応戦します。しかし、またしても速い攻撃やセッターのツー攻撃などで４連続失点を喫し、最後はレフトから強打のスパイクを打ち込まれ14−21で準優勝という結果に終わりました。

後半戦始まりの大会で勝ちきれなかったのは悔しいですが、この敗戦が必ず力となり次の大会にプラスになってくると思います。残り３大会となりますが、1つも落とすことなく勝ち続けられるよう更に練習を重ねていきたいと思います！twitterでの速報を楽しみに待っていて下さる方や遠方にも関わらず会場に足を運んで下さる方々の為にも良い結果が出せるようこれからも頑張ってまいりますので、ご声援よろしくお願いします！！