【開催期間】
2018年8月10日(金)〜11日(土)
【会場】
墨田区総合体育館
【参加チーム】※順不同
- イビデンレグルス(岐阜県)
- デンソーテンレッドフェニックス
(兵庫県) - パイオニアレッドソニックス(埼玉県)
- マツダクロス・ナイン(広島県)
- 鹿児島銀行レジオンウィングス
(鹿児島県) - 日田検診ホワイトドルフィン(大分県)
- 東京東信用金庫ブルーラビッツ
(東京都) - パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
【試合結果】
優勝
平成30年度全日本9人制バレーボールトップリーグ 第4回V9チャンプリーグ東京大会試合結果[PDF:36.8 KB]
<試合レポート>チャンプリーグ逆転優勝!4連覇達成!!!
8月10、11日に墨田区総合体育館にて第4回V9チャンプリーグファイナルトーナメントが行われました。
準決勝はレギュラーラウンド3位通過のパイオニアレッドソニックスとの対戦です。スタートから点の取り合いとなりましたが、
重宗選手のツーアタックや小林選手(新人)の強烈なスパイクなどで得点を重ね中盤までは大きく差が開くこともなく12−12となります。
後半に進むにつれてコンビが決まり、奥野選手(新人)の角度のあるスパイクなどで17−15と差を広げます。
市川選手のブロックアウトや小林選手(新人)のブロックアウトで連続得点を重ね、21−18で1セット目を先取します。
2セット目に入り、終始ブルーベルズが1歩前に出る展開となります。山端選手の強弱をつけた攻撃で得点を重ね、10−7となります。
相手チームも速い攻撃などで応戦してきますが、市川選手の力強いスパイクで17−10となり、試合は終盤に差し掛かりますが、
ブロックポイントから4連続失点を喫します。相手のミスに助けられ、最後は中馬選手の速い攻撃が決まり21−16となり、決勝戦進出が決まりました。
決勝戦の相手は4年連続同カードとなるデンソーテンレッドフェニックスです。
レギュラーラウンドではストレート負けをしている相手ということでブルーベルズも力が入ります。
スタートから相手に流れを捕まれる展開となり、サーブレシーブのミスやブロックフォローミスなどで2−6となりますが、
中馬選手のCクイック、小林選手(新人)のインナーに打ち込むスパイクで4−6と点差を縮めます。
相手の攻撃は緩むことなく、ブロックを上手く利用されたり、サイドからの強弱をつけたスパイクに対応できず、最後は7連続失点で9−21となり1セット目を落とします。
気持ちを切り替えて臨んだ2セット目、両サイド(市川選手・小林選手(新人))の選手がコースを打ち分けたスパイクで前半から攻めの姿勢を見せ、スタートからリードする展開となりました。後半に連続失点が増えてしまうので、
後半まで集中力を切らすことなく試合を進めていきます。決勝戦でセッターを任された高卒1年目セッターの加藤選手(新人)の速いトス回しに相手もついてこれず、優位な展開のまま試合が進み21−11で2セット目を取り返します。
勝負の最終セットは、市川選手のスパイクで多く得点をすることが出来6−2で1セット目と逆の展開に持ち込むことに成功します。
このリードをいかに守り抜くかが勝負の鍵となりますが、中馬選手の咄嗟の判断で押し込んだツー攻撃やブロックポイントなどで10−5とします。
ここでサーブレシーブミスなどもあり3連続失点をしてしまいますが、タイムアウトで気持ちを落ちつかせタイムアウト明けの小林選手(新人)の力のこもったスパイクでブロックアウトを誘い連続失点を食い止めます。長いラリーが続きますが、レシーバー3人(樽岡主将・前田選手・田川選手(新人))の粘り強いレシーブにも救われ、このリードを守り続け19−15となります。相手のライトスパイカーに決められ19−15、1点たりとも失いたくないブルーベルズは必死に守り、必死に攻め続けます。
中馬選手のAクイックが相手のブロッカーに吸い込まれ20−15、長いラリーをするも相手のレフトスパイカーにクロススパイクを決められ20−16、サーブレシーブから加藤選手(新人)のトスで市川選手が相手コートに叩き込み21−16で大逆転優勝!!!念願のチャンプリーグ4連覇を果たす事が出来ました!
チャンプリーグ開始以来29連勝、3度の全勝優勝をしておりましたが、レギュラーラウンド最終戦にてデンソーテンに敗北し、連勝記録が止まりました。しかし、記録にとらわれず目の前の試合に集中し、新チームスタートから長期戦で戦った事がこの勝ちに繋がったと思います。東京開催にもかかわらず、会場には多くの応援団の方にお集まりいただき、選手の後押しをして頂きました。これで2年連続グランドスラムの夢は続きます。まだまだ厳しい戦いは続くと思いますが、皆様のご声援をお願い致します。 また、チャンプリーグがここまで盛大に開催出来た事大変嬉しく思うと共に、更に大きな大会となるよう各チーム、協会の方々と協力して9人制発展に尽力していこうと思います。
<最優秀選手賞 #8市川紗江選手からのコメント>
たくさんの暖かいご声援、ありがとうございました。
V9チャンプリーグ4連覇を達成することができ、とても嬉しく思います。
今回、このような素晴らしい賞を頂けたのは、監督・コーチの愛のある熱いご指導、また日頃から応援して下さる職場の皆様のおかげです。
後半戦、チームとしても個人としても、更に成長し続けられるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!
<榊原賞 #16加藤 美芙由からのコメント>
V9チャンプリーグ4連覇することができました。
初めての全国大会でいい経験をさせていただき、多くのことを学び、今後の自信にもつながったリーグでした。また、この日本一という結果を残せたのもブルーベルズの試合に足を運んでくださった方々の応援の力があったからだと思っております。前半戦いい形で終えることができましたが、新たな課題も見つかったので、後半戦に向けてしっかり練習していきたいと思います。今後ともブルーベルズの応援よろしくお願いいたします。
<ブルーベルズ 試合結果>
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 21−18 | 0 | パイオニアレッドソニックス (埼玉県) |
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21−16 | ||||
- |
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 9−21 | 1 | デンソーテンレッドフェニックス (兵庫県) |
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21−11 | ||||
21-16 |