平成29年度 第69回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会

【開催期間】

2017年7月22日(土)〜24日(月)

【会場】

川越運動総合公園体育館・さいたま市記念総合体育館

【参加チーム】※順不同

  • パイオニア レッドソニックス(埼玉県)
  • イビデン レグルス(岐阜県)
  • サンデンホールディングス(群馬県)
  • 東京東信用金庫(東京都)
  • 防衛省(東京都)
  • 花王コスメ小田原(神奈川県)
  • 松本市役所(長野県)
  • 煌(愛知県)
  • 松本市役所(兵庫県)
  • マツダ クロスナイン(広島県)
  • 日田検診(大分県)
  • 大分銀行(大分県)
  • 鹿児島銀行(鹿児島県)
  • 富士通テン レッドフェニックス
    (兵庫県)
  • パナソニックES津アドバンス
    (三重県)
  • パナソニックESブルーベルズ
    (大阪府)

【試合結果】

優勝

平成29年度 第69回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会 決勝トーナメント戦試合結果[PDF:93.6 KB]


<試合レポート>2年ぶり5回目の優勝!!!

7月21日(金)〜24日(月)に埼玉県にて第69回全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が開催されました。
初日に行われた予選グループ戦はサンデンホールディングスとの対戦となりました。相手にリードを許すことなく2セット目は11連続得点をたたき出し21-10、21-6で予選グループ戦を勝利しました。
2日目に行われた決勝トーナメント初戦は、東京東信用金庫との対戦です。1セット目の序盤は相手のミスに助けられ8-4と点差を拡げ甲斐選手・中馬選手の速い攻撃に相手が対応出来ずこのリードを守り21-14で1セット先取します。2セット目はシーソーゲームが続き、6-6まではなかなか前に出れない展開でしたが、中馬選手の強弱をつけた攻撃や南部選手と重宗選手のコンビがピタリとハマり3連続得点からブルーベルズが波に乗り、そのまま終盤まで点差を広げ21-10で準決勝に進出しました。

  • VS サンデンホールディングス
  • VS サンデンホールディングス

最終日の準決勝はイビデンレグルスとの対戦です。内藤主将の活躍で4-1と一歩リードしますが、相手の両サイドからの攻撃を止められず差を詰められてしまう場面もありましたが、最後は甲斐選手のAクイックが3連続で決まり21-15でこのセットをものにします。2セット目スタートは伏見選手のサーブポイントがあり内藤主将の強弱を使い分けた攻撃に相手も翻弄され、11-7と一気に差をつけ津田選手のブロックをはじき飛ばすスパイク、重宗選手のブロックポイントなどで点数を重ね、21-13で決勝進出を決めました。

VS イビデン レグルス

決勝戦の相手は、昨年の優勝チーム富士通テン レッドフェニックスです。昨年のリベンジの為日々練習を重ねてきました。スタートからラリーの長い展開が続きお互い譲らない流れのまま6-5と一歩前に出るも直後に4連続失点で流れがレッドフェニックスに行きかけました。甲斐選手のブロック・内藤主将のインナーに切り込むスパイクなどで10-10の同点に追いつきました。相手のレフトから力強いスパイクでブロックをはじき飛ばされますがレシーバー(樽岡選手・前田選手(新人)・伏見選手)が必死にくらいつき簡単にはボールが落ちません。長いラリーを制し逆転に成功します。相手のタイムアウトなどで向こうの雰囲気も変わりなかなか差は広げられないまま17-16と迫ってきます。レフト内藤主将・ライト津田選手の技有り得点で19-16と引き離しにかかりますが、相手のサーブポイントなどで19-18、踏ん張りどころのブルーベルズ20点目を先に取ったものの相手も簡単には勝たせてくれず20-20でまたしても同点に並びここでブルーベルズ最後のタイムアウト。タイム明け息をするのも忘れるくらいの長いラリー、咄嗟の判断でツー攻撃に出た重宗選手、これが決まり21-20、ここでピンチサーバー新人の山端選手を起用します。得意のジャンプサーブで相手を崩し、こちらへチャンスが来ますが決まらず相手の攻撃に・・・レフトにトスが上がり、2枚ブロックでブロックポイント!最後の1点を決めたのは新人の山端選手でした!苦しい展開を乗り切り22-20で1セット目を先取します。

  • VS 富士通テンレッドフェニックス
  • VS 富士通テンレッドフェニックス

2セット目はこの勢いそのままに連取したいブルーベルズ、スタートから中3枚(南部選手・甲斐選手・中馬選手)のコンビネーションをうまく利用し、相手を翻弄します。オーバーネットを誘われる場面もありましたが、中馬選手のブロックポイントなどもあり12-5と一気に引き離します。ライトの津田選手のプッシュ攻撃・甲斐選手の速攻攻撃で16-6この点差を守り抜きたいブルーベルズはチャンスボールを丁寧にセッターに返しコンビを使った攻撃を仕掛け、最後は南部選手のクロススパイクが決まり21-9で2年ぶり5回目の優勝を果たしました。

終わってみれば全てストレートで勝利したもののまだまだ課題の残る試合となり、後半戦に向けて更なる飛躍が必要となります。トレーニング期間を経て後半戦もパワーアップしたブルーベルズをお見せできるよう日々精進してまいります。今後ともご声援よろしくお願い致します。

  • VS 富士通テンレッドフェニックス
  • VS 富士通テンレッドフェニックス
  • 胴上げ
  • 胴上げ

集合写真

<新人 山端選手のコメント>

山端選手 今回全日本実業団でチームに貢献できたこと大変うれしく思います。
コートに立てる時間は一瞬しかない中、求められることを出すのは難しいけれど、そのプレッシャーに勝ち、期待にこたえられたのは、自分の自信に繋がりました。
今回の大会で自分の力を出し切れたのは、仲間の支えや、何度もチャンスを与えてくれた監督そしていつも暖かく送り出してくださる会社の方々のおかげだと思います。ありがとうございました。
このような素晴らしい環境でバレーができていることに感謝して、日々精進していきたいと思います。今後とも応援よろしくお願い致します。


<決勝トーナメント(2日目)>

VS イビデン レグルス
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-15 0 イビデン レグルス(岐阜県)
21-13
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VS 富士通テン レッドフェニックス
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 22-20 0 富士通テン レッドフェニックス
(兵庫県)
21-9
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