【開催期間】
2017年5月21日(日)
【会場】
上石津総合体育館(岐阜県)
【参加チーム】※順不同
- 日本体育大学(東京都)
- 日田検診(大分県)
- 東京女子体育大学(東京都)
- 日本女子体育大学(東京都)
- パイオニア レッドソニックス(埼玉県)
- サンデン ホールディングス(群馬県)
- 富士通テン レッドフェニックス
(兵庫県) - イビデン レグルス(岐阜県)
- 鹿児島銀行(鹿児島県)
- マツダ クロス・ナイン(広島県)
- パナソニックES津アドバンス(三重県)
- パナソニックESブルーベルズ(大阪府)
【試合結果】
優勝
【最優秀選手賞】
津田 恵理子選手(SCMセンター IS企画部)
【レフェリー・ダイヤモンドプレーヤー賞】
南部 美穂選手(パナソニック エコソリューションズ クリエイツ(株))
<試合レポート>水の都杯3年連続4回目の優勝!!!
5月21日(日)上石津総合体育館にて第8回水の都杯が開催されました。
土曜日のチャンプリーグ後に大垣市総合体育館にて開会式が行われ、内藤主将が選手宣誓を行いました。
「大垣の地でバレーボールができる喜びをボールに込め見ている方へ感動を与えられるよう、ボールを繋ぎ・心を繋ぎ精一杯プレーすること」を宣言しました。
準々決勝からの試合となったブルーベルズの第一試合の相手はパナソニックES津アドバンスです。ES社同士の対決となりました。出だしから7連続ポイントで一気に突き放しにかかります。ブルーベルズの流れをキープしたまま15-7までリードを保ちます。メンバーチェンジで内藤主将から芳川選手に代わり相手のオーバーネットを誘うスパイクで得点し、20-9と更にリードを広げます。最後の1点は芳川選手のブロックアウトで21点目を取り、第一セットを先取しました。
第二セット出だしから南部選手のブロックや芳川選手のプッシュなどが決まり良い流れでゲームが開始され、この試合スタメン出場のセンター西出選手の強烈なAクイックが決まり、11-6とリードします。同じくこの試合スタメン出場の前田選手(新人)が好レシーブを連発し、長いラリーを粘り強く守り抜き18-11とリードを保ちながら終盤に差し掛かります。ここでメンバーチェンジで起用された新人の山端選手がコートイン早々クロススパイクを決め19-11、途中交代でコートインした市川選手も負けじとライトからブロックアウトで得点し20-13、最後はアドバンス戦大活躍の西出選手がAクイックを決め21-13で準決勝進出です。
準決勝の相手は、前日に熱戦を繰り広げたパイオニアレッドソニックスです。7-5まで重宗選手・伏見選手のサーブポイントなどが決まるもシーソーゲームが続き、なかなか一歩前に出られないまま試合が進みますがここで相手のミスも続き9連続得点で16-6となり、突き放しに成功します。しかしレッドソニックスも粘り強く簡単にはボールが落ちず息をするのも忘れるような試合展開となりましたが、最後までこのリードを守り抜き21-13で第一セットを取りました。
このまま一気に取りたい第二セット。内藤主将のフェイントを含む5連続得点で6-3とわずかにリードします。このリードを守りたいブルーベルズは重宗選手から放たれる巧みなトスワークで相手ブロックを翻弄し、スパイカー陣の決定に繋げます。中盤でまたしても6連続得点を重ね、14-7と大量にリードを広げます。後半の追い上げが恐いレッドソニックスですが、中馬選手・甲斐選手のスパイクで更にリードを広げ、最後は21-12で準決勝を勝ち抜き決勝戦に駒を進めます。
決勝は富士通テンレッドフェニックスとの対戦です。
序盤は完全にレッドフェニックスの流れで、相手の速い攻撃になかなか対応出来ず4-9とリードを許してしまいますが、ここから津田選手のインナースパイクを皮切りに甲斐選手のダイレクトスパイクなどで食らいつき8-9と点差を縮めます。相手のブロックポイントなどが決まり3連続失点してしまい10-13と更に点差が広がります。13-15まではリードされますが、内藤主将の気持ちのこもったスパイクでチームに勢いが戻り津田選手のフェイント・樽岡選手のサーブポイントで17-15、このセット初めてリードを奪います。しかし、ここで簡単に勝てる相手ではなくサーブポイントを決められ17-17で追いつかれます。なんとか粘りたいところでレシーバー陣(樽岡選手・伏見選手・前田選手(新人))の活躍で苦しいラリーを制し、19-18と1点リードのまま終盤に差し掛かります。相手のレフトからパワーのあるスパイクをねじ込まれ19-19と並びます。踏ん張りどころのブルーベルズは南部選手の相手ブロックを飛ばすスパイクで20-19、最後は相手のミスに救われ21-19でこのセットを逆転で勝ち取ります。
第二セットスタートからお互い一歩も譲らぬ展開となり10-10までは試合が動きません。中盤でリードがほしいブルーベルズここで南部選手・甲斐選手のブロックポイントを含む5連続得点を重ね、ようやくここでリードします。相手のミスなどで18-14まではリードを守ります。この後も内藤主将のブロックアウト、南部選手のスパイクなどで着々と点数を重ね、最後は南部選手のブロックポイントで勝負を決めました。これで3年連続4回目の優勝を果たすことができました。
本当にたくさんの方に会場で応援をして頂き、力になりました。ありがとうございました。次回は2週間後のチャンプリーグレギュラーラウンド最終節の神戸大会となります。こちらも沢山のご声援お待ちしております。
<MVP津田選手のコメント>
5月21日に行われました、水の都杯で最優秀選手賞を頂くことができました。ありがとうございました。この賞をもらうことが出来たのは、私までボールをつないでくれたみんなのおかげです。当たり前のことですが、トスになる前にボールが落ちていれば、決めることは出来ません。
みんながつないでくれたからこそ、頑張ってつなげようという思いがこもっているからこそ、どんなボールでも決めようという気持ちでプレーしました。そういう気持ちにさせてもらえることはチームプレーいいところだと思います。
開会式の際に、選手宣誓で内藤主将が宣言した「ボールをつなぎ、心をつなぐ」という言葉はすごく好きです。今後もその気持ちを忘れず、プレーしたいと思います。
今回、岐阜まで足を運んでくださった方々をはじめ、応援して下さった皆様ありがとうございました。
今後とも、ブルーベルズの応援よろしくお願いいたします。
<レフェリー・ダイヤモンドプレーヤー賞南部選手のコメント>
レフェリー・ダイヤモンドプレーヤー賞を頂けたのもチームメイトのナイスレシーブ、ナイストスのおかげと嬉しく思います。
前半戦もまだまだ大会が続きますのでチーム全員でボールをつなぎ、心をつなぎグランドスラム達成に向けて頑張りますので、今後とも温かいご声援よろしくお願い致します。
<ブルーベルズ 試合結果>
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 21-9 | 0 | パナソニックES津アドバンス (三重県) |
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21-13 | ||||
- |
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 21-13 | 0 | パイオニア レッドソニックス (埼玉県) |
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21-12 | ||||
- |
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 21-19 | 0 | 富士通テン レッドフェニックス (兵庫県) |
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21-15 | ||||
- |