【開催期間】
2016年12月10日(土)〜11日(日)
【会場】
いしかわ総合スポーツセンター(石川県)
【参加チーム】※順不同
- 富士通テン レッドフェニックス
(兵庫県) - サンデン(群馬県)
- パイオニアレッドソニックス(埼玉県)
- 山梨中央銀行(山梨県)
- イビデンレグルス(岐阜県)
- マツダ(広島県)
- 日田検診(大分県)
- 鹿児島銀行(鹿児島県)
- 松本市役所(長野県)
- 鍾路区女子排球団(韓国)
- パナソニックES津アドバンス(三重県)
- パナソニックESブルーベルズ(大阪府)
【試合結果】
優勝
【最優秀選手賞】
パナソニックESブルーベルズ 甲斐 百絵選手(技術本部 技術管理部)
<試合レポート>
12月10日(土)
初日は3チームでのグループ戦を行いました。ブルーベルズ、日田検診、マツダの3チームでの総当りです。
初戦の相手は、日田検診との対戦です。序盤から樽岡選手のサーブポイント、中馬選手のブロックポイントと立て続けにポイントを重ね、11-4と突き放します。その後も津田主将・内藤選手の強弱をつけたスパイクで得点を重ね、21-9で1セット目を先取します。2セット目は、甲斐選手の高さのあるスパイクが相手コートに突き刺るなど途中10連続得点もあり21-11で第1試合勝利しました。
2試合目はマツダとの対戦です。第1セットは両サイドからの攻撃に苦戦するがこちらも重宗選手が両サイドの攻撃や中3枚の攻撃をうまく使い分け相手ブロックを翻弄し、得点を重ねます。最後は20-14でメンバーチェンジした芳川選手が見事なサーブポイントを決め、21-14で1セット目を先取します。2セット目はお互い点の取り合いでなかなか差が開かぬまま18-16と2点リードで試合終盤になりました。最後津田主将、中馬選手の活躍もあり3連続得点をし、21-16でグループ戦1位通過が決まりました。
12月11日(日)
10日の試合終了後フリー抽選を行い、初戦の相手はサンデンとの対戦となりました。出だしは甲斐選手のAのプッシュやターンの攻撃などで6連続得点し、一気に突き放します。その後は津田選手・南部選手のサーブポイントもあり、21-10で1セット目を先取します。2セット目は、甲斐選手のブロックポイントから始まり、舩越選手のサーブポイント、重宗選手のツーアタックなどが連続して決まり、最後は21-10で準決勝進出が決まりました。
準決勝は富士通テンレッドフェニックスとの対戦となりました。出だしから白熱するゲーム展開となります。津田主将、内藤選手の両サイドの攻撃が決まり、7-6で1歩リードをするもすぐにひっくり返され、相手のサイドからの強弱をつけた攻撃や中の時間差攻撃などにやられ9-10、12-13、13-15と徐々に点数を離されてしまいます。ここから相手にブロックポイントも許し、13-18と差を広げられるもこちらも南部選手のブロックポイントや重宗選手のサーブポイントで必死に食らいつきます。しかし、最後はレフトからのクロスのスパイクを拾うことができず17-21で1セット目を落とします。2セット目は序盤から攻めの姿勢を見せ、甲斐選手・南部選手のスパイクが決まり5連続得点をし、一気に突き放しにかかります。その後も流れを相手に渡すことなく10-5、15-8、18-12と常にリードを保ちます。後半に強いレッドフェニックスは追い上げをみせますが21-16で2セット目を取り返し、勝負は3セット目に持ち越されます。3セット目は舩越選手・樽岡選手・伏見選手のレシーバー3人が厳しいボールに食らいつき南部選手、甲斐選手の高さある攻撃を決め、相手の粘りに負けない勝負強さを見せます。11-6とリードはするものの、レッドフェニックスも意地を見せ11-10に迫られますが、中馬選手のブロックアウトや甲斐選手のブロックポイントで着々と点数を積み重ねます。しかし、12-12、14-14、15-16ととうとうリードを許してしまいました。ブルーベルズもここで離されるわけにはいかず粘り強くボールを繋ぎます。ここで津田主将が渾身のスパイクで相手のブロックを吹き飛ばし17-16と再度リードし、更に南部選手の時間差攻撃、津田主将が相手の痛いところをつくナイスサーブで20-17とリードのままマッチポイントを迎えます。相手のレフトからインナーに強烈なスパイクが打ち込まれ、20-18勝負はまだまだ決着がつきません。相手サーブから1本で切りたいブルーベルズは重宗選手から甲斐選手にトスが上がり最後はプッシュで相手コートにボールをねじ込め、21-18で決勝進出が決まりました。
決勝戦は、パイオニアレッドソニックスとの対戦になりました。1セット目1点目を相手に取られるも、内藤選手のスパイクで取り返し、南部選手、中馬選手と得点を重ねます。相手に序盤の3連続得点以降は連続得点を許すことなく、セッターの重宗選手がアタッカーを自在に操り、相手ブロックを翻弄する試合展開で、最後は21-18で1セット目を先取します。
第2セットはスタートで甲斐選手が3連続でスパイク・ブロックを決め、4-1とリードします。しかしこの後は1点の攻防を繰り返し、14-10までは最初のリードを守ります。津田主将が相手のオーバーネットを誘うリバウンドを取り、ここから伏見選手のサーブポイントなどで17-12と引き離します。しかし、相手もこのまま黙ってはいません。2連続、3連続、2連続得点をされますが、タイムアウトをうまく利用し、立て直し最後は21-18で7連覇達成しました。
エナジー時代から続く7連覇の記録は、男女通じて今大会初の快挙となりました。これは選手やスタッフだけの力ではなく、職場の方々の理解、ブルーベルズを応援して下さる全ての方々のおかげでここまで来れたと思います。
本当に1年間ありがとうございました。今シーズンはチャンプリーグ・全日本総合・櫻田杯の3冠を達成しましたが、まだまだ課題は残りました。一旦は、シーズンオフ期間に入りますが、来シーズンこそは4冠達成に向けて、改めて気合を入れなおし戦っていこうと思いますので、今後共ご声援よろしくお願い致します。
<応援に来てくださった皆さんと集合写真>
<最優秀賞 甲斐選手のコメント>
今シーズン最後となった大会を優勝という結果で締めくくることができ、とても嬉しく思っています。
チーム全員の「勝ちたい」という強い気持ちがコートに表れ、このような結果に結びついたのだと思います。
今シーズンも多くの皆様にご声援いただき、支えていただきました。
これからも皆様への感謝の気持ちを忘れずにプレイしていきます。
来シーズンは更に良いバレーが出来るよう、より一層高い意識を持って取り組んで参りますので、引き続きご声援宜しくお願い致します。
<ブルーベルズ 最終日結果>
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 21-10 | 0 | サンデン(群馬県) |
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21-10 | ||||
- |
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 17-21 | 1 | 富士通テン レッドフェニックス (兵庫県) |
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21-16 | ||||
21-18 |
パナソニックESブルーベルズ (大阪府) |
2 | 21-13 | 0 | パイオニアレッドソニックス (埼玉県) |
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21-18 | ||||
- |