第4回 夢カップ 社会人選抜9人制バレーボール女子選手権倉敷大会

【開催期間】

2016年9月24日(土)〜25日(日)

【会場】

旭化成大高体育館(1日目)・岡山県総合文化体育館(2日目)

【参加チーム】※順不同

  • 翔懸(岡山県)
  • イビデン レグルス(岐阜県)
  • マツダ(広島県)
  • 富士通テン レッドフェニックス
    (兵庫県)
  • パナソニックESブルーベルズ(大阪府)

【試合結果】

優勝


<試合レポート> 9月24日(土) 第4回夢カップ

  • 開会式の様子
  • 開会式の様子

第4回夢カップが行われ、総当り戦を行い1日目は、翔懸・マツダ・イビデンと対戦しました。
1試合目の翔懸との試合では、セッター重宗選手の巧みなトス回しで相手ブロックを翻弄し、津田主将・甲斐選手・中馬選手が得点を量産します。サーブポイントも多く南部選手が2セット目だけで3本もポイントし、1、2セット共に21-9で勝利しました。
2試合目のマツダとの試合では、1セット目15-13まではずっと2点差のままゲームが進み、甲斐選手のブロックポイントを機に5連続得点をします。マツダの連続得点もあり、ラスト1点がなかなか取れませんでしたが、最後は相手のミスで終わり21-16で1セット目を取りました。2セット目は序盤の南部選手のブロックポイント2本を皮切りに3連続得点を繰り返し、6-1と差を広げます。しかし、両サイドのブロックフォローでミスが続き6-4となりますが、相手のミスを誘うプレーで連続得点を重ね、最後はメンバーチェンジでコートに入った市川選手のサーブポイントで試合が終了しました。(21-11)

  • 試合の様子
  • 試合の様子

3試合目のイビデンレグルスとの試合では、内藤選手が相手ブロックをうまく利用した攻撃や甲斐選手の速い攻撃が決まり、1セット目21-14で先取します。2セット目は、スタートからサーブ・ブロックポイントが冴え渡り、10連続得点で相手を突き放します。しかし、ここで相手も粘りを見せ2連続5連続3連続とじわじわ差を縮めてきます。しかし、津田主将・内藤選手両サイドの攻撃が決まり、最後は21-15で3勝目をあげました。
2日目は富士通テンレッドフェニックスとの1戦のみ。出だしからシーソーゲームで始まった第1セット、中馬選手の時間差攻撃、内藤選手の技ありフェイント、津田主将のサーブポイントで7-5とリードします。中盤は舩越選手・樽岡選手・伏見選手3選手の粘りあるレシーブで追加得点をさせず、11-9と2点のリードを守ります。しかし、後半に強いレッドフェニックス、じわじわと差をつめられ15-15、とうとう追いつかれてしまいます。前半戦ではここから崩れていたブルーベルズもここで踏ん張ります。苦しい場面でセッター重宗選手の見事なトス捌きで相手ブロッカーを振り、ここぞという時にスパイカー陣が得点を重ね、4連続得点で19-15と引き離します。相手のレフトスパイクを吸い込み19-16になりますが中3枚の攻撃で相手コートをかき乱し、21-16で1セット目先取します。
2セット目のスタート内藤選手のクロススパイク、今試合2本目となる津田主将のサーブポイントで2点連取します。ここからはなかなか連続得点が出来ないまま7-5になり、1セット目同様2点リードのまま試合が進んでいきます。相手もブロックをうまく利用した攻撃で点数を重ねてきますが、こちらも負けじと相手ブロックを利用し相手のミスを誘い、中盤に来ても11-9、13-10、14-12と常にリードを保ちます。終盤にきても2連続得点はされるものの3連続得点以上をされることはなく20-17マッチポイントを迎えます。ここでメンバーチェンジ平野選手、市川選手がコートに入ります。平野選手のサーブで相手レシーバーを崩し、1本で返ってきたボールを市川選手がダイレクトで相手コートに叩き込み21-17で2セット目も取り、ストレートで勝つことが出来ました。

  • 試合の様子
  • 試合の様子

後半戦がスタートし、シーズンオフ中に練習してきたことがようやく形になり、今後の大会に勢いづけるには良い大会になったのではないかと思います。前半戦は逆転負けを喫し、試合終盤での緊張感は今まで以上のものとなりました。いくらリードしていても最後のホイッスルが鳴るまで、最後の1点を取るまで選手はもちろんスタッフ応援の方全員が気を抜かず戦い抜いた結果だと思います。今大会の結果に満足することなく、全員が更に高みを目指し妥協することなく今シーズンを戦いたいと思っておりますので、今後もご声援の程お願い致します。
また、今大会は以前岡山県の中学生とのバレーボール教室で出会った生徒さん、先生が応援に駆けつけてくださいました。このような出会いを大切に今後も多くの方々との交流をしていきたいと思います。

<福士 貴介トレーナーからのコメント>

岡山夢カップでは応援ありがとうございました。
前半戦7月の全日本実業団では準優勝と悔しい結果で終わってからの間、基本の確認練習、日々のトレーニングに加え砂浜でのトレーニング合宿等で、体力面・精神面のレベルアップを図り、また本格的なボール練習でも厳しく頑張って後半戦に望みました。
コンディション的にはベストとは言えませんでしたが、前半戦のチームと比べると、集中力・粘りが良くなったと感じました。出だしは優勝と良い結果では御座いますがまだまだ後半戦は始まったところです。
これから、10月の所沢市長杯、11月の全日本総合、7連覇のかかった12月の櫻田記念に向けて佐々木監督の指導の下、選手・スタッフ一丸で頑張って結果を残したいと思っていますので、後半戦もブルーベルズへのご声援宜しくお願い申し上げます。

  • 応援の様子
  • 表彰式の様子

<ブルーベルズ 試合最終結果>

VS 翔懸
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-9 0 翔懸(岡山県)
21-9
-
VS マツダ
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-16 0 マツダ(広島県)
21-11
-
VS イビデン レグルス
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-14 0 イビデン レグルス(岐阜県)
21-15
-
VS 富士通テン レッドフェニックス
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-16 0 富士通テン レッドフェニックス
(兵庫県)
21-17
-