全日本9人制バレーボールトップリーグ(V9チャンプリーグ) 岐阜大会・第6回 水の都杯 9人制女子バレーボール選抜優勝大会

全日本9人制バレーボールトップリーグ(V9チャンプリーグ) 岐阜大会と、第6回 水の都杯 9人制女子バレーボール選抜優勝大会の2本立てでお届けします。

全日本9人制バレーボールトップリーグ(V9チャンプリーグ) 岐阜大会

【開催期間】

2015年5月22日(金)

【会場】

岐阜県 大垣市 総合体育館

【参加チーム】※順不同

  • 鹿児島銀行(鹿児島県)
  • 富士通テン(兵庫県)
  • 山梨中央銀行(山梨県)
  • イビデン(岐阜県)
  • マツダ(広島県)
  • パイオニア(埼玉県)
  • 日田検診(大分県)
  • パナソニックESブルーベルズ(大阪府)

<試合レポート>

5月22日(金)に「第1回 全日本9人制バレーボール トップリーグ(V9女子チャンプリーグ)」が開催されました。
第2節 岐阜大会は、岐阜県大垣市総合体育館で開催され、全チーム(8チーム)が集結しました。

4月から新チームとなり、これまで以上に力強さを増してきたパイオニア(埼玉県)との対戦です。
パイオニアは、5月22日現在、リーグ3位ですが、富士通テン戦ではフルセットまで持ち込み王者を大いに苦しめました。今、一番、勢いのあるチームです。

第1セット目 序盤から宮崎選手のブロック、スパイクが決まり、また相手のミスもあり8-1と大きくリードします。しかし、パイオニアも今の勢いそのままに素早い攻撃で11-8まで挽回します。
流れを引き戻したいところで野畠選手、宮崎選手、南部選手のコンビバレーが決まり、再び18-9まで点差を広げます。最後は内藤選手、津田選手がスパイクを決め21-12と第1セットを先取。

第2セット目 守備の要 樽岡選手、舩越選手、須藤選手のサーブカットがきちんとセッターに返り、平野選手の巧みなトス回しでパイオニアの高いブロックを惑わします。
スパイカー陣も強弱をつけた攻撃で終わってみれば21-10と大差で勝利しました。

リーグ戦 残り3試合は、ホームでの試合となります。
多くの方が応援に来てくださると思いますので、感動や勇気を与えられるプレーで優勝を目指します!


<ブルーベルズ 試合結果>

パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-12 0 パイオニア(埼玉県)
21-10
-

第6回 水の都杯 9人制女子バレーボール選抜優勝大会

【開催期間】

2015年5月23日(土)〜24日(日)

【会場】

岐阜県 大垣市 総合体育館

【参加チーム】※順不同

  • 富士通テン(兵庫県)
  • 山梨中央銀行(山梨県)
  • サンデン(群馬県)
  • イビデン(岐阜県)
  • パイオニア(埼玉県)
  • マツダ(広島県)
  • 鹿児島銀行(鹿児島県)
  • 日本女子体育大学(東京都)
  • 東京女子体育大学(東京都)
  • 日田検診(大分県)
  • パナソニックES津(三重県)
  • パナソニックESブルーベルズ(大阪府)

<試合レポート>

リーグ戦の翌日5月23日(土)と24日(日)の2日間、岐阜県大垣市総合体育館にて第6回 水の都杯 9人制女子バレーボール選抜優勝大会が開催されました。

1日目の予選リーグではサンデン(群馬県)、パナソニックES津(三重県)と対戦。2試合ともセットカウント2-0で下し、順調に決勝トーナメントに進出しました。

2日目の決勝トーナメントでは、初戦に鹿児島銀行(鹿児島県)と対戦。
V9チャンプリーグ鹿児島大会で対戦し、また、練習試合を重ねたこともあり、なかなか簡単には勝たせてくれません。
第1セット目 お互い一歩も譲らず我慢の展開が続きます。
ネットプレーやリバウンドなど器用な選手が多い鹿児島銀行は、多彩な攻撃を仕掛けてきますが、終盤にブルーベルズのブロックが2本続けて決まると21-17と第1セット目を先取します。
続く2セット目は内藤選手のサーブが2本連続で決まり、勢いに乗りたいブルーベルズですが、ミスが続き連続して点を与えてしまいます。しかし、ここで宮崎選手のサーブ、スパイクが決まると、波に乗ったブルーベルズはチームが一体となって得点を重ねていきます。須藤選手に代わった市川選手(新人)がスパイクを決め20-14と点差を広げると、最後は南部選手のブロックポイントで21-14セットカウント2-0でブルーベルズが勝利しました。

準決勝では、前日のV9チャンプリーグでも対戦したパイオニア(埼玉県)との対戦。
第1セット目 パイオニアに先制点を許すも津田選手のスパイク、野畠選手のブロックなどで得点し、5-2と序盤リードします。
中盤も相手ミスやブルーベルズの攻守が光り、17-10と相手をつき放し、そのまま突っ走るかと思ったところパイオニアもライトエースが意地をみせ、5連続得点を重ね20-17まで追いつきます。
ブルーベルズのライトエース津田選手も負けじと強烈なスパイクを放ち21-17と何とか第1セット目を先取します。
続く第2セット目は、1セット目とは立場が逆転。パイオニアが序盤、0-4とリードします。しかしブルーベルズも負けじと5連続得点で7-7と追いつきます。
中盤は一進一退の激闘が繰り広げられるも連続得点を許し、ブルーベルズが本来のプレーができず18-21と第2セットを落とします。
後がない第3セット目 ブルーベルズが先制点を奪うと南部選手の2連続ブロックポイント、平野選手の相手の高いブロックとは逆をついたトス回しで内藤選手、野畠選手が得点を重ねます。
中盤はブルーベルスが連続得点し、有利な展開となりますが17-11からパイオニアも反撃をしてきます。
ブロックを利用したスパイクやフェイントを決められ連続失点しますが、何とか立て直し、最後は両エースの打ち合いとなり、21-16でブルーベルズがセットカウント2-1で決勝戦に進出。

決勝戦では、昨年の決勝で敗れた富士通テン(兵庫県)との対戦です。過去第1回大会は優勝したものの第2回〜第5回大会は、全て決勝で富士通テンに敗れて準優勝という成績でした。

第1セット目 一進一退の攻防となり、13−14と非常に競った試合となります。
ここで富士通テンが3連続ポイントで13-17と点差を広げリードするも、レシーバーの舩越選手、樽岡選手、須藤選手が粘りの守備をみせ、連続失点をくいとめます。ボールの落ちないブルーベルズの素晴らしい守備が冴え、徐々にに流れがブルーベルズに!
ここから反撃が始まります。相手を追いかける苦しい展開でしたが内藤選手のスパイクが決まると、南部選手・野畠選手のブロック、宮崎選手の速攻、津田選手の鋭いコースへのスパイクと立て続けに得点し点差を縮めます。これも粘りの守備、平野選手の正確なトスがあってこその前衛陣の攻撃。
みんなで心をつなぎ、ボールを繋いで必死に取った1点です。終盤、相手に連続ポイントを与えず21-19と第1セットを先取。
このままの流れで行きたいブルーベルズでしたが第2セット目 相手を追いかける苦しい展開となります。長いラリーが続きお互い連続ポイントを与えず息をのむ展開となりますが途中で交代した相手のライトに得点され13-15と富士通テンが一歩抜け出します。ここで追いつきたいブルーベルズですがミスが続き終盤に連続ポイントを許し17-21と2セット目を落とします。

迎えた最終セットは宮崎選手の速攻から始まりました。樽岡選手のサーブが2本立て続けに決まると流れはブルーベルズに。2セット目の途中から舩越選手と交代した伏見選手(新人)がしっかり役割を果たします。
またブロックが上手く機能し、2段トスをしっかりつないで粘りのバレーをみせます。相手に連続ポイントを1度も与えず終始リードしたまま最後は内藤選手のスパイクが決まり21-10と点差をつけブルーベルズがセットカウント2-1と勝利。4年ぶり2回目の優勝となりました!!!

<MVP伏見選手のコメント>

いつもブルーベルズを応援していただきありがとうございます。
水の都杯で優勝することができました。
決勝戦で船越選手が怪我してしまい、新人ながら代わりにコートに立たせて頂きました、不安もありましたが先輩方が声をかけてくれ、カバーしてもらったお蔭でMVPという賞をいただくことができました。
これからも試合が続きますので、全員で心を1つにして頑張っていきたいと思います。
引き続き応援をよろしくお願い致します。


<ブルーベルズ 2日目決勝トーナメント試合結果>

初戦
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-17 0 鹿児島銀行(鹿児島県)
21-14
-
準決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-17 1 パイオニア(埼玉県)
18-21
21-16
決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-19 1 富士通テン(兵庫県)
17-21
21-10