第29回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会

【開催期間】

2014年12月6日(土)〜7日(日)

【会場】

北海道立総合体育センター(北海道 札幌市)

【参加チーム】※順不同

  • 富士通テン(兵庫県)
  • 鹿児島銀行(鹿児島県)
  • 山梨中央銀行(山梨県)
  • 松本市役所(長野県)
  • 群馬銀行(群馬県)
  • マツダ(広島県)
  • 韓国チーム
  • イビデン(岐阜県)
  • パイオニア(埼玉県)
  • 札幌市役所(北海道)
  • パナソニックES津(三重県)
  • パナソニックESブルーベルズ(大阪府)

<試合結果>

優勝

<MVP>

舩越 早耶


<試合レポート>パナソニックESブルーベルズ 櫻田記念 5連覇達成!!

12月6日(土)・7日(日)の2日間、北海道立総合体育センターにて第29回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会が開催されました。

この櫻田記念は、1年間を通して活躍した実業団11チームと韓国選抜チームを加えた精鋭12チームが参加し2014年度実業団最強チーム決定戦とも言える大会です。

新しいユニフォームのお披露目となった1日目の予選リーグは、松本市役所(長野県)・山梨中央銀行(山梨都)と対戦。全勝で決勝リーグに進みました。

  • 内藤選手のスパイク 内藤選手のスパイク
  • 津田選手のフェイント 津田選手のフェイント
  • 宮崎選手のスパイク 宮崎選手のスパイク
  • 南部選手のサーブ 南部選手のサーブ

2日目の決勝トーナメントでは、準々決勝でパイオニア(埼玉県)と対戦しました。パイオニアは高さがあり、攻撃力のあるチームで今シーズン始めての対戦であったため、警戒して臨みました。
1セット目は、序盤、樽岡選手のサーブで相手を乱し、センターの宮崎選手を軸としたブロックで相手の攻撃を防ぎます。
南部選手のBクイックも決まりブルーベルズが勢いに乗ると13-1と一気に点差を広げます。序盤の点差を保ったまま21-12で1セット目を先取。2セット目も、内藤選手、宮本選手のサーブが決まるなど、ブルーベルズが終始安定した力を発揮し、21-11の大差で勝利しました。

  • 野畠選手のレシーブ 野畠選手のレシーブ
  • 樽岡選手のレシーブ 樽岡選手のレシーブ

準決勝では、前回の水の都杯でも対戦した群馬銀行(群馬)との対戦です。前回はストレートで勝利しましたが、簡単に勝たせてくれないのが群馬銀行です。
1セット目は、序盤まで一進一退の展開が続きますが、11点目から相手のレフトエースに4点連続でスパイクを決められ10-14と離されます。しかし、宮崎選手のブロックで連続失点を食い止めると2本連続で相手のミスがあり13-14まで追いつきます。しかし、ここで相手のライトエースにスパイクを決められ13-16と再び点差が開きます。苦しい展開が続く中、相手のミスで17-18まで盛り返します。流れを変えたいところで須藤選手をピンチサーバーに起用するも19-21と1セット目を先取されます。
2セット目は、序盤8-8とお互い一歩も譲らず、我慢の展開が続きます。ライトエースの強烈なスパイクを舩越選手がレシーブし、そのボールをライトエース津田選手がスパイクを決め11-8と引き離しにかかります。中盤で攻めきりたいところですが、1点取っては1点取られるといった息詰まる展開が続きます。ここで得点が欲しいという所で野畠選手がスパイクを決め21-16と2セット目を奪い返します。
最終セットは、宮本選手のサービスエースから始まり、宮崎選手のブロック、津田選手、南部選手のフェイントが決まり一気に6-1とリードします。群馬銀行も粘ってきますが連続得点を許さず、レシーバーの宮本選手、舩越選手、樽岡選手が見事な守備をみせ、21-16で奪い、セットカウント2-1で逆転勝利しました。

  • 平野主将のトス 平野主将のトス
  • 須藤選手のサーブ 須藤選手のサーブ

迎えた決勝戦は、夏の全日本実業団選手権の準決勝でフルセットの末に敗れたイビデン(岐阜県)と対戦です。
イビデンとは、良く練習試合を行っており、お互い手の内を知り尽くしている相手です。1セット目、ブルーベルズのミスが続き、相手のライトエースにもスパイクを決められますが、センターバックの宮本選手を中心に全員でボールを繋ぎ、セッター平野選手の巧みなトス回しで連続得点を重ねます。リードされる場面もなく、両エースの津田選手、内藤選手のスパイクがコートに突き刺さり、21-12で1セット目を先取します。
続く2セット目は、相手の速い攻撃に惑わされ、両サイドのエースが果敢に攻めてくるもブロックとレシーブで対応し、野畠選手、南部選手、宮崎選手のコンビネーション攻撃で得点を重ねます。最後の1点は内藤選手がスパイクを決め、21-14でブルーベルズが2セット連取。5年連続9回目の優勝となりました!

  • 平野主将のトス 平野主将のトス
  • 優勝の瞬間 優勝の瞬間

今大会のMVPには、舩越選手(ライティング事業部)が選出されました。

<MVP舩越選手のコメント>

舩越選手 いつも私たちブルーベルズを応援して下さり本当にありがとうございます。
新チーム結成以降、初めて“日本一”になることができ非常に嬉しいです。
これも日頃から応援してくださっている職場の皆様のお蔭です。
1月の全日本総合選手権では、皆さんのご声援を力に変え多くの方に感動を与えられるようなプレーをし、2連覇達成を目指します!
熱いご声援を宜しくお願いします!!


  • 平野主将を胴上げ 平野主将を胴上げ
  • 全員で勝利の記念写真 全員で勝利の記念写真
  • 優勝認定書の授与 優勝認定書の授与

優勝の翌日、休日のところ2日間に亘り応援に駆けつけて下さった北海道電材営業所、北海道住設建材営業所の皆様にお礼と優勝報告に行ってきました。


<ブルーベルズ 2日目決勝トーナメント試合結果>

準々決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-12 0 パイオニア(埼玉県)
21-11
-
準決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 19-21 1 群馬銀行(群馬県)
21-16
21-16
決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-12 0 イビデン(岐阜県)
21-14
-