第5回 水の都杯 9人制女子バレーボール選抜大会

【開催期間】

2014年11月15日(土)〜16日(日)

【会場】

大垣市総合体育館(岐阜県)

【参加チーム】※順不同

  • 鹿児島銀行(鹿児島県)
  • 富士通テン(兵庫県)
  • イビデン(岐阜県)
  • 群馬銀行(群馬県)
  • サンデン(群馬県)
  • 東京女子体育大学(東京都)
  • 日本女子体育大学(東京都)
  • パイオニア(埼玉県)
  • 山梨中央銀行(山梨県)
  • マツダ(広島県)
  • パナソニックES津(三重県)
  • パナソニックESブルーベルズ(大阪府)

<試合結果>

準優勝


<試合レポート>パナソニックESブルーベルズ 第5回水の都杯で準優勝!

ブルーベルズ・ES津・富士通テンの選手 11月15(土)・16日(日)の2日間、岐阜県大垣市総合体育館にて第5回水の都杯9人制女子バレーボール選抜優勝大会が開催されました。

本大会には、全国各地の実業団(社会人)のトップチーム・大学生チームの計12チームが参加しました。
大会前日には、この水の都杯の特徴の一つでもあります9人制バレーボールを盛り上げるための東西対抗戦が行われました。
この東西対抗戦は、普段はライバル同士である各チームが東軍と西軍に分かれて戦います。
東軍はイビデン・山梨中央銀行・パイオニア・サンデン・群馬銀行、西軍は鹿児島銀行・マツダ・富士通テン・パナソニックES津・ブルーベルズです。
試合は、東軍・西軍の各チームが10点先取マッチで戦い、総合得点で51点先取した方が勝利となります。
試合途中から東軍・西軍とも各チームの選手が交じり合い、さながらオールスター戦のようになり、大いに盛り上がりました!
結果は、昨年に引き続き51-49で東軍の勝利となりました。

1日目の予選リーグでは、東京女子体育大学(東京都)、鹿児島銀行(鹿児島県)と対戦。2試合ともセットカウント2-0で下し、順調に決勝トーナメントに進出しました。

東京女子体育大学戦と鹿児島銀行戦

山梨中央銀行戦 2日目の決勝トーナメントでは、準々決勝で山梨中央銀行(山梨県)と対戦しました。
山梨中央銀行は、6人制の国体予選にも出場し、6人制バレーボールのチャレンジリーグ(プレミアリーグの下部組織)に所属する2チームを破り、見事、第69回長崎国体に出場した東日本の強豪チームです。
山梨銀行は、高さがあり、攻撃力のあるチームで試合序盤は、その高さに揺さぶられますが、宮崎選手の速攻などで得点を重ねブルーベルズが1・2セットとも21-16のセットカウント2-0で勝利しました。

群馬銀行戦(平野主将のトス) 準決勝では、関東大会優勝チームの群馬銀行(群馬)との対戦です。
群馬銀行はレシーブ力があり、リバウンド(※1)やネットプレー(※2)を上手く使い、攻撃へ繋げるチームです。
群馬銀行のライトエースの強烈なスパイクにも対応し、1セット目21-16、2セット目も21-17とセットカウント2-0でブルーベルズが勝利しました。

  1. ※1リバウンド
    意図的に相手ブロックを利用して、相手のオーバーネットを誘ったり、自チームの攻撃の立て直しを図るプレー
  2. ※2ネットプレー
    9人制では、意図的にボールをネットに当てることができ、その場合、1人2回、合計4回までボールに触れることができます。

迎えた決勝戦は、特設コートに変わり大垣市の小学生によるキッズエスコートにより入場し試合が開始されました。

対戦相手は前大会(第5回所沢市長杯全国社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会)に続き、富士通テン(兵庫県)です。
1セット目、スタートから長いラリーが続きますが津田選手のライトからの鋭いスパイクが決まりブルーベルズが先制点を奪います。
それに対して富士通テンもコート奥を狙った速攻で1点を奪います。
序盤から両チームの白熱したプレーが繰り広げられ、長いラリーが続きシーソーゲームの展開。

中盤にセッターの平野選手が攻撃パターンを変え野畠選手にトスを集めます。野畠選手も相手をよく見て、巧みなスパイクを決めていきます。
4番内藤選手がレフトからブロックアウト(※3)をとりブルーベルズが16-14で2点のリードです。しかし、富士通テンも時間差攻撃で点を奪います。
レシーバーの宮本選手、舩越選手、樽岡選手もボールに喰らいつきますが、なかなかラリーを取りきることができません。
終盤20-20で富士通テンがサーブで相手を崩す狙いでメンバーチェンジ。一方、ブルーベルズもサーブで崩す狙いで須藤選手を投入。
両チーム連続得点を許すことなく、23-24と富士通テンのリードで向えたマッチポイント。
津田選手がブロックアウトを狙いスパイクを放ちましたが、惜しくもノータッチアウトとジャッジされ23-25で1セット目を落とします。
続く2セット目は、スタートから富士通テンのペースとなり、流れを変えたいところで南部選手の速攻などで得点するものの粘り強い守備で繋ぐ富士通テンの勢いを止めることが出来ず2セット目も12-21で勝利ならず。セットカウント0-2で富士通テンが優勝しました。

  1. ※3ブロックアウト
    わざとスパイクを相手側のブロックに当ててコートの外に出す攻撃

大会終了後、大垣市のママさんと小学生を対象のバレーボール教室が行われました。
ウォーミングアップ担当のパイオニア(埼玉県)を中心に『妖怪体操』の音楽で準備運動から開始です♪♪
ブルーベルズは小学生を担当しました。基本のパスから最後はスパイク練習まで行いました。

私たちは、こうして教室を開催していただけるなかで、基本のプレイなど自分自身を見直すことができるのでとても貴重な機会になっています。
誰かに伝えるということは、自分自身が理解していないといけなく、相手に理解してもらえるような工夫をしたりしなければならないため大変勉強になります。

みんな一生懸命でとても元気がよく、笑顔が絶えない教室となりました。


<ブルーベルズ 2日目決勝トーナメント試合結果>

準々決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-16 0 山梨中央銀行(山梨県)
21-16
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準決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
2 21-16 0 群馬銀行(群馬県)
21-17
-
決勝
パナソニックESブルーベルズ
(大阪府)
0 23-25 2 富士通テン(兵庫県)
12-21
-