第5回 所沢市長杯 全国社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会

10月18（土）・19日（日）の2日間、埼玉県所沢市民体育館にて第5回所沢市長杯全国社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会が開催されました。
本大会には、全国各地の実業団（社会人）のトップチーム・大学生・クラブチームの計16チームが参加しました。

1日目の予選リーグは、太田クラブ（群馬県）・日本体育大学（東京都）・所沢若松クラブ（埼玉県）と対戦。3戦全勝のC組1位で決勝リーグ進出。

2日目の決勝トーナメントでは、まず鹿児島銀行（鹿児島県）と対戦。
鹿児島銀行は繋ぎがうまく多彩な攻撃を仕掛けてくるチームですが、ブルーベルズがブロックとレシーブでしっかり対応し、1セット目は21-10、2セット目は21-11と大差で勝利しました。

準決勝は、夏の全日本実業団選手権の準決勝でフルセットの末に敗れたイビデン（岐阜県）と対戦。
イビデンは、実業団チームでもトップレベルの攻撃力があり、勢いに乗ると止められない手強い相手です。
1セット目は、サーブで攻められブルーベルズが劣勢になり、最後はライトエースにスパイクを決められ18-21で先取されました。

2セット目は、先制点を取られるもセンターからのクイック攻撃などで取り返し、中盤まで一進一退の攻防が続く中、宮本選手の強烈なジャンプサーブが炸裂！その勢いで5点連続でポイントを取り、流れを掴んだブルーベルズが21-16で2セット目を奪い返しました。

第3セットになり、どちらのチームも落とせないセットのため、お互い必死にボールを繋ぎ、攻め合いが続く中、野畠選手の鋭い攻撃や宮崎選手の速攻が決まり21-16でブルーベルズが勝利しました。

迎えた決勝戦は、夏の全日本実業団選手権で日本一を勝ち取った宿敵・富士通テン（兵庫県）との対戦です。
序盤、ブルーベルズのミスなどで11-15までリードされて苦しい試合展開になります。
ここで宮崎選手に変わりピンチサーバーで須藤選手を投入。また、チームに変化を与えるためにレシーバーの樽岡選手をレフトスパイカーの位置にポジション変更。佐々木監督の戦略が奏功し、樽岡選手がスパイクを決め、須藤選手がサーブカットをきっちり返すなど16-16と同点まで追いつきます。富士通テンもレシーバーが繋いで繋いで必死に点数を取りにきます。
18-18と1点欲しいところで樽岡選手のサーブが決まります。しかし、ここで簡単に勝たせてくれないのが王者の富士通テン。
相手の速攻に2本決められて19-20と先にマッチポイントをとられます。
流れを変えたいブルーベルズがここでタイムアウトをとります。
ゲーム再開後、南部選手のBクイックが決まり20-20でデュースになり両チームともレシーバーが粘って繋ぎます。舩越選手のファインプレーのレシーブなどチーム全員の想いが込もったボールを内藤選手が2得点決め、ブルーベルズが22-20で1セット目を先取しました。

続く2セット目はブルーベルズがセッター平野選手の多彩なトス回しで流れに乗り16-9までリードします。
富士通テンは選手の交代やピンチサーバーの起用で流れを変え17-14まで追いついてきます。
流れを止めたいところで南部選手の鋭角なBクイックが決まり18-14。
さらに両サイドのエース 津田選手・内藤選手のスパイクが決まり20-17でマッチポイントを向えます。
最後の1点はキャプテンでセッターの平野選手がツーアタックを決めてブルーベルズが公式戦初優勝を飾りました！！！

チーム結成から半年ですが、多くの方々のご支援・ご声援があり今大会優勝することができました。ありがとうございます。
今シーズンは、残り3大会ありますので、優勝目指して頑張ります！
まだまだ発展途上のチームですので、1人1人がさらにレベルアップをし多くの方々に感動を与えられるよう大きく成長していきたいと思います。
もっと多くの人に9人制バレーの魅力が伝わりますように…。
これからも9人制バレー、そしてブルーベルズを宜しくお願いします！！！