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ニュー・デリシャス展
あなたの「おいしい」が変わる、未来の物語とフルコース

場所:UB1 Table

「10000 PROJECT」(ヨロズプロジェクト)は人の数だけあるたくさんの価値観を可視化し、共有することで知らなかった自分に気づくプロジェクトです。

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"「おいしい」を通して知らなかった自分に気づく"をテーマにブラウザアプリケーション「食主義診断」を公開し、未来の「おいしい」の多様なあり方とその先にある幸せを探るきっかけを提供します。そして多様化する食の未来をリアルに体験し、自分にとってのこれからの「おいしい」を見つける場として『ニュー・デリシャス展 ~あなたの「おいしい」が変わる、未来の物語とフルコース~』を開催しました。

本イベントでは、あり得るかもしれない未来の物語を展示した「ニュー・デリシャス・ストーリー」あり得るかもしれない未来をコース料理で食べることができる「ニュー・デリシャス・フード」参加者自身の「おいしい」を考え、共有する「ユア・ニュー・デリシャス」の3つのセクションで構成されています。フードプロデュースは注目の若手シェフ、森枝幹氏と薬師神陸氏のお二人です。

これらの体験を通して、「おいしいって、何?」というシンプルな問いの先にある、自分にとっての幸せを考えてみていただきました。

ニュー・デリシャス・ストーリー

あり得るかもしれない未来の物語

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ニュー・デリシャス・フード
あり得るかもしれない未来をコース料理で食べる
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裏を読むカルパッチョ

食べたい方を選んでください。あなたはどちらを食べたいですか?なぜ選択しましたか?
高級な本鮪とビンチョウマグロを使用したカルパッチョ。実はビンチョウマグロは持続可能な漁法で獲られたMSC認証マグロ。選択した時と説明を受けた時、「おいしい」に変化があったのか考えてもらいました。稀少価値だけではなく“環境に良い”という観点がおいしい満足度に影響を与えるときがくるかもしれません。
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スマートサラダ

実はジュレとサラダは全く同じ品目、同じ分量で作られています。AIやロボットによる調理が当たり前になる未来もそう遠くはありません。あなたにとって“合理的”はおいしいでしょうか。
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偽りのボロネーゼ

お肉をたっぷり使ったボロネーゼ。ではなく実は植物を使ったフェイクミート。上にかけられているのもソイチーズです。蛋白源の選択肢が広がり、欲望と健康の両立が当たり前になった時、健康で「おいしい」とは何でしょうか。
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未来プリン

甘くておいしい普通のプリン。コース料理を通して考えるという抑圧から、開放された時どんな変化があったでしょうか。“開放感”がおいしいの基準になるかもしれません。
10000prj_14 料理ごとテーマが書かれたカードが配られる。
ユア・ニュー・デリシャス
参加者自身の「おいしい」を考え、共有する
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イベントを通して気付いた自身の「おいしい」価値観を記入し、参加者同士で共有してもらいました。自分の価値観に気づくだけではなく、他者の「おいしい」を知ることで得られる、価値観の広がりを可視化しました。