パナソニック・ホーム エレクトリックワークス社 > パナソニック インパルス > ニュース > ニュース > 『周囲に与えてもらった恩を返すのがスポーツ選手の役割』(「月刊HUDDLE MAGAZINE」連載記事No.4)

『周囲に与えてもらった恩を返すのがスポーツ選手の役割』
(「月刊HUDDLE MAGAZINE」連載記事No.4)

本年度のインパルスの取り組みについて、デジタル雑誌「月刊HUDDLE MAGAZINE」 で記事を連載いただきました。
第4回目連載記事をご紹介いたします。

本記事は「月刊HUDDLE MAGAZINE 10月号」に掲載いただいております。

「HUDDLE MAGAZINE(ハドルマガジン) 」
購読サイト:https://www.fujisan.co.jp/product/1281696257/


***************************************

周囲に与えてもらった恩を返すのがスポーツ選手の役割

DL Carlton Jones

2010年代に入り、日本一を目指すXリーグの強豪チームは米国人選手を積極的に採用するようになった。
パナソニックインパルスでは2015年から米国人選手を本格的に採用している。
インパルスで5年目のシーズンを迎えるDLカールトン・ジョーンズ(アラバマ州立大)はその初期メンバーの一人である。
契約選手としてプレーしているジョーンズだが、『仕事とフットボールを両立』している仲間の存在は、
フットボール選手としての自分を律する糧になっているという。

 

――インパルスの一員になった経緯を教えてください。

ジョーンズ インパルスの関係者から『日本でフットボールをしてみないか?』と電話がかかってきたのがきっかけでした。
当時は就職活動中で、様々な企業にエントリーシートを出していたので、知らない番号でも電話に出ていたのですが、
日本にフットボールがあることも知らず、『何かのいたずらだろう』と思っていました。
しかし、インターネットの動画サイトで検索すると、1試合だけXリーグの試合を見つけることができ、
日本に本格的なフットボールがあることを知りました。

 

――就職活動はどんな状況だったのですか?

ジョーンズ 実は大手IT企業の最終面接まで行っていたのですが、パナソニックという世界的な大企業で、
しかも、フットボールを続けることができることに惹かれて、インパルスでプレーすることを決めました。

 

――米国にはXリーグのように、
  他に仕事を持ちながらフットボールを真剣にプレーするという環境はありますか?

ジョーンズ Xリーグのような環境はありません。最初は驚きました。
例えばチームメイトのDL山口洋貴は、就業前にウエイトトレーニングし、
仕事をした後で練習に参加し、時には練習後にまた職場に戻って仕事をしています。
今、私は彼らよりもフットボールに注力できる環境にありますが、
仕事とフットボールを高いレベルで両立しているチームメイトの存在は、
『彼らを失望させないような選手にならなければならない』という私のモチベーションになっています。
プレーで常にトップレベルを目指すことはもちろん、
パナソニックの企業イメージを背負っていることを、フィールド外でも常に意識しています。

 

――米国ではスポーツ選手が子どもたちの施設や病院などに慰問に行ったりすることが
  一つの文化になっていると聞いています。これはどんなマインドで行われていることですか?

ジョーンズ 米国のスポーツ選手は、自分が選手としてプレーして得たものは、
周囲の方々から与えられたものであり、その受けた恩を返すというマインドを持っています。
子どもたちの施設や病院に訪問し、交流することによって、子どもたちや病と戦っている人たちに勇気を与えることが、
スポーツ選手の役割の一つであり、彼らの声援が自分自身の支えとして還ってくると考えています。

 

――インパルスの米国人選手は、小学生へのフラッグフットボールの指導を行ったり、
  高校生のチームにコーチに行ったり(※)していると聞いています。
  フットボールを通じて何を伝えたいと考えていますか?

ジョーンズ まずは、フットボールに興味を持ってほしい、プレーしてみてほしいと思っています。
私はフットボールから規律や物事の考え方、ハードワークをする心構えを学びました。
しかし、これを学ぶためにフットボールをしたのではなく、フットボールをしていく中で、自分自身で考えて身に付けたものです。
フットボールの楽しさを多くの子どもたちに伝えることで、
自分と同じような体験ができるチャンスを子どもたちに提供したいと考えています。


*********************

多くの方々の応援やご支援に感謝し、今後もインパルスは活動を続けてまいります。
皆様の引き続きの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

第1回掲載記事はこちら:https://panasonic.co.jp/ew/go-go-impulse/news/news/2019/17/
第2回掲載記事はこちら:https://panasonic.co.jp/ew/go-go-impulse/news/news/2019/18/
第3回掲載記事はこちら:https://panasonic.co.jp/ew/go-go-impulse/news/news/2019/19/
第5回掲載記事はこちら:https://panasonic.co.jp/ew/go-go-impulse/news/news/2019/28/
第6回掲載記事はこちら:https://panasonic.co.jp/ew/go-go-impulse/news/news/2019/29/
第7回掲載記事はこちら:https://panasonic.co.jp/ew/go-go-impulse/news/news/2020/02/

ページの先頭へ

パナソニック・ホーム エレクトリックワークス社 > パナソニック インパルス > ニュース > ニュース > 『周囲に与えてもらった恩を返すのがスポーツ選手の役割』(「月刊HUDDLE MAGAZINE」連載記事No.4)