Panasonic Sports

2013/14シーズン パナソニック パンサーズ 活動報告

2014年05月23日

2013/14シーズンのパナソニック パンサーズの活動結果を総括し、ここに報告します。

パナソニック パンサーズは、2013年10月にブラジルで開催された「バレーボール男子世界クラブ選手権大会 2013」(FIVB Men's Club World Championship 2013)に主催者推薦を受け出場しました。この大会はクラブチームの各大陸王者が集い、バレーボールクラブチーム世界一を決める名誉ある大会で、出場はチームの目標でした。結果は1勝2敗でメダル獲得にはなりませんでしたが、この貴重な経験はチームそして選手一人ひとりのレベルアップへと繋がりました。

2013年12月7日より「2013/14 V・プレミアリーグ」、12月中旬には「平成25年度 天皇杯 全日本バレーボール選手権大会」が開催されました。天皇杯は残念ながら準決勝で敗れ、ベスト4の成績となったものの、V・プレミアリーグ レギュラーシーズンでは、21勝7敗の1位でセミファイナルへ進出。セミファイナル(福岡開催)は2勝1敗の2位で通過し、優勝決定戦(東京開催)では対戦相手のJTに対し、3-2と接戦を制して、2年ぶり5回目の優勝を見事掴み取りました。

また、2014年5月に開催された、「第63回 黒鷲旗 全日本男女選抜バレーボール大会」においても、決勝戦に進出。対戦相手が再びJTということもあり、会場は大いに盛り上がり、手に汗握る白熱した試合で2年ぶり12回目の優勝を決め、Vリーグと黒鷲旗の2冠を達成しました。

なお、第63回 黒鷲旗まで、約7年間にわたりパナソニック パンサーズの監督を務めた南部正司は全日本男子バレーボールチームの監督として就任し、2014/15シーズンより、川村慎二がパナソニック パンサーズの新監督に決定しました。

シーズンを通じての皆さまの熱いご声援、誠にありがとうございました。そして全日本男子バレーボールチームの南部新監督、パンサーズの川村新監督への応援を、引き続きチームと共によろしくお願いいたします。

2013/14シーズン 個人表彰

○2013/14 V・プレミアリーグ個人表彰選手

【優勝監督賞】 南部 正司監督(2年ぶり4回目)
【最高殊勲選手(MVP)賞】 清水 邦広選手(4年ぶり2回目)
【ベスト6賞】 清水 邦広選手(2年ぶり4回目)、白澤 健児選手(初)、深津 英臣選手(初)
【スパイク賞】 清水 邦広選手(3年ぶり3回目)
【最優秀新人賞】 深津 英臣選手
【Vリーグ栄誉賞】 枩田 優介選手

 

○黒鷲旗

【黒鷲賞(最高殊勲選手、MVP) 】 清水 邦広選手(4年ぶり3度目)
【ベスト6】 清水 邦広選手(4年ぶり4回目)、深津 英臣選手(初)、福澤 達哉選手(2年連続4回目)、
ダンチ・アマラウ選手(初)
【ベストリベロ賞】 永野 健選手(2年連続4回目)

2013/14 V・プレミアリーグ 成績

個人技術成績ランキング

 

PDFファイル


チーム技術成績

 

PDFファイル


Vリーグ星取表

 

PDFファイル

2014/15シーズン スタッフ紹介

部長 : 春田 政幸

副部長 : 木村 正憲

監督 : 川村 慎二

コーチ : 真保 綱一郎

コーチ : 久保 尚志

マネージャー : 山本 拓矢

アナリスト : 行武 広貴

アスレティックトレーナー : 村島 陽介

メディカルトレーナー : 足立 清

キャプテン : 永野 健

川村監督の決意

今シーズンより監督を務める川村です。新しいチーム作りにつきましては南部前監督が成し得なかったことに挑戦する気概で取り組もうと考えています。それは、V・プレミアリーグの連覇と昨年成し得なかった国内3大タイトルの獲得、そしてアジアクラブカップを制して、自分たちの力で世界クラブカップに出場し、世界の舞台で戦うことです。これらを最後まで、執念をもって突き詰めていきたい。この目標をチーム全員が常に念頭におき、日々頑張っていくために「今、何をするか」ということを自分なりに考えたところ、やはり『基本的なプレー』、データーなどには表れない『つなぎのプレー』というのをもう一度しっかりと見直していこうと思います。

私は小学校2年生から約28年間バレーボールを現役で続け、このたび引退することとなりました。楽しい思い出ばかりではありませんが、ここ近年はパンサーズに加入して、良い思い出、嬉しかった思い出でいっぱいの選手生活を過ごすことができました。本当に皆さんのお力をもらいまして、パンサーズに入ってから13年間ここまで出来たことを感謝しております。ありがとうございました。

永野キャプテンの決意

引き続き、主将をさせていただきます、永野です。
去年三冠出来なかったのことには、やはり理由があると思います。その課題をもう一度、川村新監督の下で見つめなおし、来年こそ三冠、そしてアジアの頂点、世界クラブカップ出場と、その目標を達成出来るよう、チーム一丸となって頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

引退選手

2013/14 シーズンをもって引退する選手からのコメントをここに紹介します。

森田 亜貴斗選手

10年という長い期間、パンサーズというチームでプレーできたことを心から感謝しています。微力ながらチームに貢献できたことが、今のボクの誇りです。これからは違う形でチームを応援したいと考えております。

パンサーズはこれからも、更に上を目指し素晴らしいチームでいることと思いますので、皆さまも今までと同様、応援をよろしくお願いします。夢のような10年をありがとうございました。

 

伊東 勇樹選手

2010年に入社して4年という時間が経過しました。その中で最高の仲間たちに巡り会い、日本一を何度も経験することができました。バレーボールプレイヤーとしては、これ以上ない素晴らしい時間を過ごすことができたと感じています。まさに多くの方々のご理解、ご協力、そしてご声援があったからこそです。それらなしでは成し得ることができなかったことと感じています。

今後は社業に専念し、バレーボールを通して培ってきた経験を活かして、次の舞台で頑張っていきたいと考えています。パンサーズは常勝チームとしてさらなる飛躍を、そして世界で戦っていくチームになります。これからは1人のファンとして、皆さまと共にパンサーズを応援していきます。本当に4年間ありがとうございました。

 

山本 拓矢選手

3年間という短い間でしたが最高の先輩、後輩、そして最高のスタッフと巡り会うことができ、幸せな選手生活を送ることができました。先輩に追いつこうとガムシャラに練習し、常勝チームのメンバーとして戦うことができたことを誇りに思います。また、ファンの皆さまにもいつも温かく見守っていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。

この経験を生かし、新しいステージでのプロフェッショナルを追求したいと思います。これからも最強で最高のチーム、パナソニック パンサーズをよろしくお願いします。よろしく!!!

 

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