大阪ブルテオンがフィリピン、タイで国際親善試合
世界最高峰のクラブを目指し、アジア戦略を加速
大阪ブルテオンは9月7日(土)・8日(日)にフィリピンでALAS Pilipinas Invitationalsに出場。翌週14日(土)・15日(日)にはタイにてJAPAN VOLLEYBALL ASIA TOUR IN THAILAND2024「Panasonic ENERGY CUP」を開催しました。
フィリピンで開催されたALAS Pilipinas Invitationalsは、FIVBバレーボール男子世界選手権2025フィリピン大会の開催1年前カウントダウンウィークに開催されたプレ大会という位置づけで、大阪ブルテオンはフィリピン男子代表チームと対戦しました。ブルテオンの選手の登場から一つ一つのプレーに対し、大きな歓声が沸き上がるなか、両日ともに3-0のストレートで勝利。パンサーズ時代を通じチームとして初めてフィリピンで行った試合ながら、チームのユニフォームや選手の顔写真が入った手作りの応援グッズを手にしたファンが多数駆けつけました。チームのInstagramにはフィリピンのフォロワーが約4,800人おり、今回の試合会場の熱気は、現地のファン拡大に大きな期待を感じさせるものとなりました。
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【画像:Panasonic Manufacturing Philippines 従業員の皆さんと大会会場で交流】
昨年に続き、2回目の訪問となったタイでは、大会前に日頃から社会貢献活動の一環として行っているバレーボール教室を日本人学校とインターナショナルスクール向けに開催しました。生徒たちは間近で見るプロ選手の迫力あるデモンストレーションに驚きながら、選手と共にバレーボールを楽しみました。
またPanasonic Energy Thailand、 Panasonic Automotive Systems Asia Pacificにも選手達がそれぞれ訪問。タイ伝統舞踊、チアリーダーによるパフォーマンスで大歓迎を受けました。
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【画像:Panasonic Energy Thailandでの歓迎会】
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【画像:日本人学校でのバレーボール教室】
今年のJAPAN VOLLEYBALL ASIA TOUR IN THAILAND 「Panasonic ENERGY CUP」には昨シーズン日本バレーボール男子V1のトップ2チームであるサントリーサンバーズ大阪、大阪ブルテオン、そしてタイの強豪チーム、ナコンラチャシマ キャットデビルとダイヤモンドフード ファインシェフの4チームが参戦しました。両日合わせてほぼ満員の9,478人の観客を動員。現地でも人気のある男子日本代表メンバー、大阪ブルテオン・キャプテンの山内晶大選手や西田有志選手、山本智大選手、サントリーサンバーズ大阪の高橋藍選手、小野寺太志選手など、パリオリンピックで活躍した選手達が熱戦を繰り広げました。また昨年と同様にパナソニックの現地法人社員も多数駆けつけ、大阪ブルテオンに大きな歓声を送りました。
初日は大阪ブルテオンvsナコンラチャシマ キャットデビル、サントリーサンバーズ大阪vsダイヤモンドフード ファインシェフと日本とタイのチームがそれぞれ対戦し、日本チームがいずれも勝利。2日目は昨シーズンV.LEAGUEファイナルと同一カードの決勝戦となり、今回は3-1で大阪ブルテオンが勝利し優勝を決めました。大会MVPにはゲームの要所でポイントを決め、チームを勝利へ導いた西田選手が輝きました。
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【画像:盛り上がるPanasonic Energy Thailandの応援団】
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【画像:開会式で挨拶する久保田社長(右)、JVL大河チェアマン(左)】
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【画像:大会メインスポンサーであるパナソニックエナジーの只信社長より優勝記念品を山内キャプテンに授与】
大会は現地のテレビ局で生中継された他、日本からもテレビ局を含む複数のマスコミが取材に訪れ、10月11日に開幕するSV.LEAGUEへの期待の大きさを感じさせました。
フィリピン、タイでの活動は大阪ブルテオン単独の発展ではなく、世界No1のバレーボールリーグとなる事を目標とするSV.LEAGUEや日本のバレーボール界発展の足がかりとなるものです。本ツアーには一般社団法人ジャパンバレーボールリーグの大河チェアマンも参加。リーグとして今後、日本のバレーボールファンの拡大や放映権のセールスへとつなげる構想を掲げています。