パナソニック野球部(大阪・門真市代表)は、7月14日から開幕した「第88回 都市対抗野球大会」に近畿地区・第4代表として出場し、初戦(1回戦)を三菱自動車岡崎(東海地区・第1代表)と対戦、3-2で競り勝ち2回戦へ駒を進めました。
▼第88回 都市対抗野球大会 1回戦 試合詳細
https://panasonic.co.jp/sports/baseball/game/result/1707150001.html
【1回戦】○パナソニック 3-2 三菱自動車岡崎
パナソニックの初戦は7月15日(土)で3連休の初日ということもあり、応援席には約8000人の大観衆が駆けつけてくださいました。
約8000人の大観衆 |
応援団が応援を盛り上げます |
得点時は河内音頭! |
1回戦は1点を争う好ゲームとなり、1回表パナソニックの攻撃は、先頭打者である田中選手が四球で出塁。続く横田選手が犠打で一死2塁と初回から得点のチャンスを作ると、4番の柳田選手が左越えの2ランで先制し、2-0と幸先の良いスタートをきります。
その裏、パナソニックの先発は予選でも活躍した新人の吉川選手がマウンドに上がります。初回、3者連続三振とすばらしい立ち上がりで、3回二死まで三振でアウトを奪う圧巻の投球を披露します。しかしその後のバッターに本塁打を許し、初安打で1点を返され2-1と1点差となります。
先頭打者 田中選手がまず出塁 |
4番 柳田選手の本塁打で先制! |
吉川選手、3者連続三振で発進!! |
2回表、三上選手が三塁打を放ち、その後のバッターで四球が続いて満塁のチャンスを作るものの活かしきれず、さらに3回、4回と三者凡退に終わります。
1点差に詰め寄られ、追加点が欲しいパナソニック。5回に再びチャンスが到来し、2番の横田選手、3番の法兼選手が四球で出塁して一死1、2塁に。ここで初回に本塁打を放った4番柳田選手が登場。観客の期待を背負ってバッターボックスに入ると、中前適時打と期待通りの活躍を見せ、1点追加し、3-1とリードを保ちます。
三塁打を放つ三上選手 |
3打点の柳田選手!! |
柳田選手の適時打で横田選手生還 |
7回裏、先頭打者に三塁打を放たれ無死3塁から、内野ゴロで追加点を許し、またも1点差に迫られますが、吉川選手はそこから安定した投球で相手打線を抑え込み、3-2で勝利いたしました。
先発の吉川選手は140キロ台のストレート(15日 最速146キロ)や変化球で要所を抑え、9イニング4安打14奪三振と、1試合(9回)の最多奪三振記録17まであと3つと鮮烈のデビューを果たしました。また、柳田選手が4番の期待を裏切らない3打点の活躍で、3年ぶりに都市対抗大会の初戦を全員野球で突破しました。
勝利を喜ぶバッテリー |
応援ありがとうございました! |
梶原監督のインタビュー |
多くの方々が東京ドームに足を運んでくださり、また力強い応援をありがとうございました。選手たちの大きな力となって、勝利を導くことができました。
2回戦は7月21日(金)14時00分からです。平日の日中開催ですので、足をお運びいただくのは難しい方も多いかと思いますが、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
なお、パナソニック野球部の試合は、ホームページの公式Facebookにおいて速報を実施予定です。遠隔地の皆さまも、ぜひ試合経過を楽しみにしていてください。
▼パナソニック野球部 Facebook
https://www.facebook.com/Panasonic.Baseball/
第88回 都市対抗野球大会 試合情報
■開催日程
7月14日(金)~12日間
■試合会場
東京ドーム ⇒アクセス
■試合日程
【2回戦】 | 7月21日(金) 14時00分試合開始 vs 日本通運 |
【準々決勝】 | 7月23日(日) 14時00分試合開始 |
【準決勝】 | 7月24日(月) 18時00分試合開始 |
【決勝】 | 7月25日(火) 18時00分試合開始 |
▼第88回 都市対抗野球大会 試合日程
http://panasonic.co.jp/sports/baseball/game/#game01
▼第88回 都市対抗野球大会 組み合わせ PDF〔94KB〕
http://panasonic.co.jp/sports/baseball/game/pdf/87toshi_h.pdf
▼第88回 都市対抗野球大会 補強選手・チームマスコットについて
https://panasonic.co.jp/sports/baseball/info/2017/170619112500001.html
対戦相手分析
2回戦の対戦相手となる「日本通運」とは
本大会へは3年連続42回目の出場となり、昨年の日本選手権では準優勝を果たした強豪チームです。
予選では防御率1点台と安定した成績を残し、エース高山に加え、補強選手のベテラン幸松など投手陣は更に厚みが出ました。打撃陣は予選でも好調の中軸の関本、北川、が得点源となり牽引しています。
7月18日に行われた1回戦は初回に2点適時打で先制し、さらに2回に3点を加えて序盤のリードを守って、三菱重工広島を5-3で下し、2回戦へ進出。
投打ともに個々の能力が高く、全国トップレベルのチームです。