子どもが大好き!地域での野球教室でも少年たちとすっかり打ち解け、「えのっち~!」と呼ばれて大人気。
そんな榎本選手から超フレッシュな第1子誕生の報告が。
試合に向けたマインドもお聞きしたいところですが……まずは新たな家族を迎えた喜びいっぱいのコメントからお届けします!
DATA
- 京都府出身
- 京都学園高校
- 佛教大学:4年春にはエースとして全日本大学野球選手権へ出場
- パナソニック:2018年JABA京都大会では最高殊勲選手賞を獲得
イクメン宣言!
なんと、今朝(取材日:10月某日)女の子が誕生しました! 妻の故郷にいてまだ会えないのですが、対面が楽しみです。地域で行っている野球教室でも子どもたちがすごくかわいくて、いつも楽しみにしています。ついにわが子が……、これからめっちゃイクメンになります!女の子なので丁寧に丁寧に接していこうと思います。妻と子どもが自宅に帰ってくるのは都市対抗野球の本戦が終わってから。12月には自身の結婚式も控えているので年内はバタバタですが、すべてがとても幸せなこと。思い出深い日々になりそうです。
気持ちのアゲ方
試合前は音楽でスイッチオン。試合会場への移動車の中、これ!という曲をセレクトしてタイミングをはかって再生します。バスから降りる時にその曲がいい感じで終わると「よし!」と気持ちが入るんです。曲の長さを逆算して再生ボタンを押す瞬間が、まず自分との戦い(笑)。今年の都市対抗予選期間はWANDSの『世界が終わるまでは』を聞いていました。アニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマです。ぐっとくるシーンを思い浮かべながら聞くと、気持ちよく試合に臨めました。
自分流で心地よく
試合前日は、大好きなコーヒーやカフェインを控えます。足がつりやすい体質なので、カフェインの利尿作用で水分が抜けるのはNG。ミネラル不足も大敵なので、試合前や試合中はアーモンドなどでミネラル分をとっています。エネルギー補給や当日の食事の加減は、自分の感覚を大切にします。試合前日は出掛けたいところがあっても、ステイホームをマイルールに。試合のために少し我慢をして、勝ったら解放するんです。缶コーヒーを飲むぐらいのささやかなご褒美ですが。
自分を高めるルール
- ① 休日は朝からコーヒーを飲んでホッとする
- ② 試合前の移動時間の最後に、その時1番心が奮い立つ音楽を聴く
- ③ 大事な日の前日の行動をある程度、ルーティン化して気落ちを落ち着かせる
Editor's postscript
一球に宿す思いはできるだけシンプルにし、平常心をつくる榎本選手。そこに公式戦への緊張感が加われば、ベストな状態に持っていけると分析しています。なかなか自信が持てない、マイナス思考、人見知り、と内面を自己評価しますが、それらを弱点とせず、自分の力の出し方へと切り替える強さを感じます。次の戦いでも、マウンドでの静かなる気迫に期待しています!
EPISODE1. 人見知りの少年が心を開いたのは、親友と野球。
EPISODE2.“推し”の家電はコレ!2段階で感動できるとか!?