CONCEPT MOVIE


わたしたちの毎日に欠かせないパームオイル。
アブラヤシから採れるパームオイルは、
植物生まれの万能な油として人気が高く、
世界でいちばん生産される
植物油です。
わたしたちも毎日のように、
パームオイルをつかった製品に
ふれています。


たとえば、
パンやドーナツ、
インスタント麺につかわれる揚げ油や、
チョコレート、アイスクリームの
口どけをなめらかにする原料として。
洗剤やシャンプーなど、
食品だけでなく
いろいろな日用品につかわれ、
スーパーで売られている品物のおよそ半分に
パームオイルが含まれると言われています。
※一般的に「ヤシ油」といわれるものはココヤシから採れる
ココナツオイルで、
パームオイルではありません。


アブラヤシが、「地球温暖化」を進めるメタンガス発生の一因になっていました。
アブラヤシは植えてから
25~30年が経つとパームオイルの収穫を終え、
伐採された幹のほとんどが、
そのまま農園に放置されます。
やがて腐敗や分解が進むと
メタンガスを含む温室効果ガスを排出し、
環境に大きな負荷をかけていました。
メタンガスには、CO2(二酸化炭素)の
およそ25倍もの温室効果があると
言われています。
さらに、放置された幹は
再利用することも、処分することも難しく、
新しい農地を開拓するために
焼き畑が行われる事もあり
CO2の排出と森林の減少につながっていました。
地球温暖化を緩やかにするには、
その排出を誰かが抑えなくてはなりません。















アブラヤシ廃材からサスティナブルな再生ボードをつくる技術を開発
Panasonicは世界で初めて※、
アブラヤシの廃材から中間材を介して
再生ボードをつくり、
家具や建材へと活用できる技術を開発しました。
温室効果ガスの発生を抑えるだけでなく、
「木材に代わる新しい材料」として
CO2の吸収源である森林の破壊に
歯止めをかけたり、
アブラヤシの原産国に
新しい雇用を生み出したり、
いくつもの効果が期待されています。
産官学連携プロジェクトに参加
オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指した
オイルパーム古木への高付加価値化技術の開発
- 国立研究開発法人科学振興機構(JST)並びに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施している、開発途上国の研究者が共同で研究を行う3~5年間の研究プログラムです。

- ※2022年3月当社調べ
- ※SATREPS参画メンバーの国際農研他の
技術協力のもと中間材に転換
出典:「パームオイル」を通じて考える未来のエコライフ (JIRCAS)
https://www.youtube.com/watch?v=NAkJFPBZzYI
planloopで「地球温暖化」にストップをかけます






好きな家具を選ぶだけで、地球のためにもいい選択につながる。
PALM LOOP®は、
自分の好きな家具やインテリアを選びながら、
誰もが当たり前のように地球温暖化防止に向けた
アクションに参加できるプロジェクトです。
ペットボトルをリサイクルするように、
わたしたち一人ひとりのちいさな選択が、
これまでに無かったアブラヤシの循環を生み、
持続可能な地球の未来をつくることに
つながっていきます。


ベッドフレーム
カップボード
TVボード
書斎デスク
シェルフ
ソファ
例えば、カップボード(1,600mm幅・2,000mm高)1台を購入した場合
※温室効果ガス1㎏=500mlペットボトル1,000本と同体積
※ボード1㎥当たりの温室効果ガス削減量:1.33t(SATREPS研究報告数値・2022年3月現在の製造条件を元に当社試算)
※ボード1枚当たりの体積:3×6(920×1830㎜)、厚み2.5㎜≒0.0042㎥ ※ボード使用量10枚
PALM LOOPが目指す「サーキュラーエコノミー」

