Technology
& Innovation

これまで培った技術を強みに、
くらしに
寄り添い続けます

当社は長きにわたり、くらしの向上と社会の発展に貢献することを目指して、ものづくりを続けてきました。住宅設備・建材事業は、1958年に雨といの販売からスタートし、樹脂成型や金属加工をはじめとする技術の開発と応用で、多様な商品を展開してきました。これからも独自技術を強みに、様々なくらし空間へお役立ちを広げていきます。

水まわり:樹脂材料・成形技術
(有機ガラス系素材)

はっ水・はつ油成分を配合した素材で水アカなどの汚れに強く、キッチンのカウンターやバスの浴槽、トイレなどに使われています。水族館の窓などにも活用されるほど丈夫な点も特長です。

建材:木質エイジング技術

特殊な水熱処理で木目を際立たせ、表現できる色領域を広げ、さらに照りも引き出すことができます。この技術により、床材から階段、玄関框まで統一感のある空間の演出を実現しました。

外まわり:複合成形技術

硬質塩化ビニル樹脂の中にスチール芯を入れて一体化することで、プラスチックの特長である「腐食しないこと」や「優れた耐久性」、さらにスチールの「強度」を併せ持った高品質な雨といを実現しました。

真空断熱ガラス
「Glavenir」

プラズマディスプレイで長年培った真空パネル製造技術を応用した薄型高性能断熱ガラスです。トリプルガラスの約1/5となる約6mmの薄さで同等以上の断熱性能を実現しました。断熱窓のニーズが高い欧州市場から展開をはじめ、2021年には国内用樹脂サッシに導入されました。さらなる普及で住まいの省エネに貢献します。

イラスト図:厚さ約6mm 強化ガラス仕様は約8mm。真空層(0.1mm)、Low-Eガラス、真空封着材、ピラー材、フロート板ガラスが層になったグラベニール。
2020年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)主催:一般財団法人省エネルギーセンター グラベニール
真空断熱ガラス樹脂サッシ「シャノンウインドSPG」に導入提供:株式会社エクセルシャノン

アブラヤシ廃材を活用
した再生木質ボード化
技術

業界で初めて、アブラヤシの廃材を活用した再生木質ボード化技術を開発しました。アブラヤシは食用油や洗剤の原料となるパーム油の採取に欠かせませんが、放置された廃材からメタンガスが発生するなど環境問題も引き起こしています。国内の家具や建材市場への普及を目指し、温室効果ガス削減や森林保全に貢献していきます。
※2021年11月 当社調べ

  • 写真:放置されたアブラヤシ廃材 写真:放置されたアブラヤシ廃材
    放置されたアブラヤシ廃材
  • 写真:中間材 写真:中間材
    中間材
  • 写真:再生木質ボード 写真:再生木質ボード
    再生木質ボード

強みづたいの技術の歴史

図:1930年のパナソニックグループ創業商品「アタッチメントプラグ」から始まり年代ごとに製品が増え進化していく様子