アムテクリーンP

  • 製品・設備

概要

バイオの力で土壌・地下水のVOCを原位置で分解します

土壌微生物(バイオ)に薬剤を添加して、VOC分解作用を促進させます。対象の土地に生息する微生物の働きを活用するため、生態系を崩さず大規模な工事も必要ありません。工場稼働中でも注入スペースがあれば簡単に浄化対策を進められます。
※VOCとは揮発性有機化合物の略称

特長

  1. 01

    現地の土壌・地下水状況に合わせて3種類(ゲル状・液状・固体)から選択可。

  2. 02

    大きな水素発生量。原位置微生物を活性化し、塩素-水素置換反応を促進します。

  3. 03

    固体・ゲル状品は高い徐放性を有しています。一度の添加で長期間効果を持続します。

仕様

製品形態 品名 平均炭素数 比重 融点℃ 溶解度 g/100g水 有効成分 主な用途 荷姿
固形品 一般グレード 1mn顆粒状
SL18 17.1 0.85 60 0.0003
  • 高級脂肪酸
  • ステアリン酸
  • パルチミン酸
  • ・敷地境界付近の浄化
  • ・反応性浄化壁
  • ・土壌への原位置攪拌混合
  • ・適用性試験での使用など
20kg紙袋
ゲル状品 一般タイプ ゲル状
SL18-10LG 4.1 1.27 18(流動点) -
  • 高級脂肪酸
  • グリセリン
  • 炭酸カルシウム(窒素/リン)
  • ・井戸、プローブからの直接加圧添加、注入
  • ・短期嫌気雰囲気確保のプレ処理など
15kgペール缶
液状品 液状
SL6-90SRW 5.7 1.29 - -
  • ソルビトール
  • グリセリン
  • ポリソルベート(窒素/リン)
20kg缶 1㎥コンテナ

導入事例

浄化工法の種類が記載されている図。浄化工法には、土壌散布法(掘削置換時散布)、地下水への直接添加(自動式加圧注入機による直接注入)、原位置攪拌工法(原位置攪拌混合、反応性浄化壁)、井戸添加工法(適用性試験、小規模試験施工、本浄化終了後のポスト処理)があります。