人を知る
機能とコストのベストバランスを
実現する設計者を目指して
設計
H.K.さん
- エンジニアリング本部 設計部
- 2019年度新卒入社
- 環境都市デザイン工学科
幅広い事業領域と高い専門性に、
将来性と可能性を感じて入社
― 入社のきっかけと入社後の印象を聞かせてください
高専時代に環境都市デザイン工学科で河川工学や地盤工学を学んだ私が、設備エンジニアリング業界に興味を持ったのは、高専生向けの就職フォーラムに参加したのがきっかけでした。電気や機械に詳しいわけではありませんでしたが、学んでいた工学の応用が利くと思い、この世界に関心を持つようになりました。なかでもパナソニック環境エンジニアリングが魅力的だったのは、同業他社と比べて幅広い事業領域をカバーするだけでなく、各領域で高い専門性を備えていたからです。「水・空気・土・エネルギー」の各領域に強みがある会社なら、ひとつの領域に特化した会社よりも成長の可能性が広がりそうと感じました。将来、どんな仕事に就くにせよ、手にできる選択肢が多い方がいいと思いパナソニック環境エンジニアリングを選びました。
お客様の要望に応じ、
臨機応変に最適解を導く設計という仕事
― いまどんな仕事に携わっていますか？
現在は、車載電池工場で使われる排ガス処理設備の設計を担当しています。お客様のご要望をうかがって、必要なスペックを割り出し、機器の選定や設計図面の作成を通じて工事金額を割り出すのが私の仕事です。ひとくちに排ガス処理設備の設計といっても、取り除かなければならない物質や成分は異なるので、使用する機器や設計は千差万別。コストが多少上がっても要望を100％満たしてほしいというご要望もあれば、汎用品や既存の設備を活かしたりしてコストを抑えてほしいという要望をいただくことも少なくありません。そのため、たとえ同じ性能を満たす設計をしたとしても、工場の規模や用途、施工時期やお客様の考え方によって、ひとつとして同じ設備にはなりません。それが設備設計の面白いところでもあり難しいところだと思います。設計といえどもコミュニケーション力やヒアリング力が求められる仕事なので、常にデスクの前に座っているわけではないんです。
設計スキルや仕事の視座を高めるのに
うってつけな職場環境がある
― パナソニック環境エンジニアリングの魅力は？
設計として成長できる環境があるのが魅力です。先ほどもお話しした通り、お客様の要望とコストを両立させた設計ができるようになるには、長い時間と経験が必要です。設計補助からスタートし、メイン担当として設計に携わるようになったいまも、経験豊富な上司や先輩からのアドバイスがあるからこそ、技術力やお客様の言葉の真意を推し量る力が養えるのだと感謝しています。また、勉強会などを通じて、空調や給排水設備担当の設計者と交流する機会も多く、社外の技術イベントに参加する機会にも恵まれているので勉強する機会には事欠きません。始業や終業時間が選べるフレックス勤務制度もありますから業務にも勉強にも無理なく取り組めます。それが私にとってパナソニック環境エンジニアリングで働く魅力です。
お客様の意図を図面に落とし込める
設計者になりたい
― 今後の目標を聞かせてください
たとえ、自分なりに満足できる設計ができたとしても、お客様に喜んでいただけなければいい設計とはいえません。まずは常にお客様の要望を満たし、品質とコストを両立できる設計者になるのが目標です。将来的には、いまよりももっと規模が大きな設備や、社内でまだ誰も取り組んだことがないような難易度の高い排気設備の設計にもチャレンジできたらと思っています。入社当時に比べればできることは格段に増えましたが、設備設計は奥深い仕事です。お客様はもちろん上司や先輩、他部署のみなさんから信頼され、どんな仕事でも安心して任せられると感じてもらうためには、やはり目の前の仕事で着実に結果を残すしかありません。日々の仕事や勉強を通じて成長し、お客様のため細部にまでこだわる設計者になりたいと思っています。
ある1日のスケジュール
08:30出勤。連絡事項や本日の業務内容を確認
09:00前日に受領した設計条件を整理し必要能力を計算。機器の選定を行う
11:00部内会議で各自が部署内で担当している案件の進捗状況を共有
12:00昼食
13:00昼会で明日の予定を連絡
13:30担当プロジェクトに関する会議に参加
14:00会議を受け、顧客打合せに向け提出資料を作成する
14:30午前中の計算結果及び会議内容をもとに図面作成
19:00退勤
※社員の所属組織および取材内容は
取材当時のものです。