人を知る
事業に寄り添い、
社員を支える経理を目指す
経理
Y.Y.さん
- 管理本部 経理部
- 2023年度中途入社
- 経営学部経営学科
情報サービス業から
設備エンジニアリングの経理に
― 入社のきっかけと入社後の印象を聞かせてください
以前は新卒入社した企業信用調査会社で、3年間、経理を務めた後、1年間、信用調査に携わりました。信用調査とは、経営者や財務責任者を訪ね、現在の経営状況や将来向けた展望などをヒアリングし、レポートにまとめる仕事です。調査員として大小さまざまな企業の経営者とお話するなかで、改めて実感したことがあります。それは、経理や財務部門が担っている役割の重要性です。もう一度、事業資金を会社の隅々にまで行きわたらせるポンプのような役割を果たしたくて、転職を考えるようになりました。パナソニック環境エンジニアリングに興味を持ったのは、「環境」をテーマに事業を展開している企業を経理の立場で支えることに、社会的意義とやりがいを見出せると感じたからです。
本社から支店に移ってより高まった
事業と業務の解像度
― いまどんな仕事に携わっていますか?
2年ほど本社で、全社の経営数字を集めて経営会議資料づくりなどに携わり、現在は東日本支店で原価計算や仕訳、月次決算などの経理業務のほか、化学品事業で取り扱っている薬液や薬液のもとになる原材料の在庫管理などにも携わっています。本社から支店に異動してからまだ1年足らずですが、現場に近くなったおかげで、より細かく人や物、お金の流れが見えるようになりました。これまで直接やりとりする機会のなかった営業や施工管理など、他部署のみなさんと接する機会が増えたこともあり、業務フローや事業に対する理解が格段に深まった気がします。とはいえ支店経理は、前職の信用調査会社の経理とも、昨年までいた本社経理ともまったく異なるので、いまも業務を通じて学ぶ日々です。
現場が率先して
課題を解決するカルチャーがある
― パナソニック環境エンジニアリングの魅力は?
設備エンジニアリング業における経理は思いのほか複雑で、イレギュラーな対応が少なくありません。そんな事情もあり、これまで支店経理業務を完全に網羅するマニュアルの整備が遅れていました。とはいえ、このままの状態ではミスが起った場合、対処が後手に回ってしまいかねません。そこで、2025年の年明けから経理部門の若手が中心となり、経理業務のマニュアル化プロジェクトを開始しました。いまは請求関連のマニュアルづくりを終え、AI音声を活用した動画を作成・配信し活用いただいています。こうした取り組みを通じてマニュアルの整備が進めば、トラブルへの対処がしやすくなるのはもちろん、新しいメンバーが入ってきてもすぐに仕事に馴染めるようになるのではと期待しています。パナソニック環境エンジニアリングには、業務上の課題を現場が率先して解決するカルチャーがあるんです。
目標は困ったとき真っ先に
思い浮かぶ経理になること
― 今後の目標を聞かせてください
現場の人たちと近くなったといいましたが、契約や売上、入金にまつわる相談は上司経由で持ちかけられることがほとんどです。まずは年間を通じた支店経理業務を一通り経験できたら、みなさんから直接悩みやお困りごとを相談してもらえるようになりたいですね。幸い、日常業務を通じて、他部署のみなさんとやりとりする機会が増えてはいるものの、まだ数は限られています。予算や売上、経費の扱いで困ったとき、真っ先に相談してみようと思っていただけるよう、支店メンバーが集まる社内イベントにはなるべく参加し、顔と名前を覚えてもらうつもりです。支店経理のノウハウを吸収し、事業はもちろん社員のみなさんに寄り添える経理担当者になる。それが私の目標です。
ある1日のスケジュール
08:30出勤。メールやスケジュールの確認
09:00化学品原価計算資料や他部門依頼資料の作成
11:00経理若手社員による業務改善についての打ち合わせ
12:00昼食
13:00昼会でその日の予定、今後1週間の大まかな予定を共有
13:30金庫実査や帳簿と現物の照合確認を行う
14:00在庫管理システムの運用方法について、システム会社と調整
15:00社内向け経理業務説明資料の作成
17:30退勤
※社員の所属組織および取材内容は
取材当時のものです。