次世代の
工場づくりを、
あなたと。

LEADERINTERVIEW

1級電気通信工事
施工管理技士

募集メッセージ

車載電池戦略推進部長、
経営企画室長

小川和孝

Ogawa Kazutaka

所属や役職は、2021年
9月時点のものです。

現在、パナソニック環境エンジニアリングでは、次世代に向けた新しい工場づくりをお客様に提案していくため、その通信環境を整備できる1級電気通信工事施工管理技士を募集しています。このページでは、資格を有する方に期待する役割や、具体的な業務内容について担当役員が語ります。

OUR VISIONOUR VISION

いま、私たちがしようとしていること

カーボンニュートラルな
工場の
先進事例を
パナソニックグループから。

ご存知のように、いま日本では生産現場における使用エネルギーの脱炭素化が急速に進んでおり、既存の工場のあり方を覆す大変革が巻き起こっています。
これまで工場では「つくるエネルギー」「つかうエネルギー」のうち、主に「つかう」量をいかに減らすかという視点から、環境負荷を軽減する方法を考えてきました。
しかし、これからは本格的な脱炭素に向けて「つくるエネルギー」に注目。工場で必要なエネルギーをすべて自然エネルギーでまかなうなど、供給の仕組みから大きく見直そうとしているのです。
そこでパナソニックは今年、生産現場の脱炭素化において日本、世界のロールモデルを目指すべく、RE100(Renewable Energy 100%)というテーマを設定。事業活動に用いるすべてのエネルギーを再生可能エネルギーでまかなう、※世界初の実証実験を行うことを決定しました。

具体的には、エネルギーマネジメントシステムの確立を中心に、純水素型燃料電池と太陽光発電での「創エネ」、リチウムイオン蓄電池での「蓄エネ」、そしてそれらを効率よく稼働させる「省エネ」に取り組むことで、環境負荷なくパワフルな生産活動を実現しようという試みです。当社はその設備構築に加え、工場施設全体の管理を担っています。

※工場の稼働電力を賄う自家発電燃料として本格的に水素を活用した実証において
(2021年5月24日現在、パナソニック調べ)

なぜ1級電気通信工事施工管理技士が必要なのか

新時代のプラントには
エネルギー使用状況を
分析するための
通信インフラが欠かせない。

RE100の実現はエネルギー装置を数多く工場に設置すれば達成できるのかと言うと、それほど単純な話ではありません。新たなエネルギー生産体制を敷くには、その使用状況をデータ化し、資源を適切に管理し続けることが必須です。そして、そのためにはまず、既存の工場内で使用されているエネルギー量を把握し、分析していくためのシステム構築が求められます。
例えば発電量が天候に左右される太陽光発電と、運用コストがかかる純水素型燃料電池。これらを適切に使い分けてベストなシステム運用を行うには、工場でどの時間帯に、どの生産ラインで、どれだけのエネルギーを使用しているか見える化し、そのデータに基づきお客様と協議を繰り返さなければいけません。

また、近年ではDX(Digital Transformation)を加速させるための新設工場を中心に、例えば原動設備の24時間監視といった業務における省力化・無人化が図られており、そのための施設監視システム構築のニーズも高まっています。
このように工場内の各設備、および使用エネルギーをトラッキングしてデータ化し、適切な運用につなげていくエネルギーマネジメントが各現場の喫緊の課題となる中、工場内の通信環境を整える電気通信工事施工管理技士が必要不可欠なのです。

OUR PASSIONOUR PASSION

当社でどんな仕事を担当していただくのか

これからの通信環境について、
話し合いを重ね
「未来の生産現場」の
礎を築いてほしい。

1級電気通信工事施工管理技士の資格を有するあなたには、いま述べてきたRE100関連事業をはじめ、多様な業界でのエネルギーマネジメントに携わっていただきたい。そこで主に、施工管理業務を担当していただく予定です。
と言っても実際は工事の進捗管理だけでなく、お客様施設に出向いて課題をヒアリングし、システム設計、さらに稼働後のメンテナンス方針設定まで、一気通貫でマネジメントしていただきたいと考えています。
お客様の目的達成に必要となれば、他社とのアライアンスも含めたあらゆる選択肢を検討してください。タスクごとに担当者を分担することなく、あなたに大幅な権限をお渡しするので、お客様が何を求めているか、将来的にどんな施設を完成させるべきかを追求しながら、その基盤となる通信環境を構築してほしいと思います。

あなたに求めるスキルや経験

「培ってきたキャリアを
活かす」以上に
「新しいキャリアに挑む」
気持ちを大切に。

資格をお持ちであるあなたには、ほかに特別なスキルや経験は求めません。工場内中央監視システムの設計から施工までを担当した方や、企業のサーバー構築から施工まで携わった方なら、その経験は大いに活かせるでしょう。しかしRE100プロジェクトはほとんどの人にとって新しいチャレンジ、現場づくりになります。どんなキャリアをお持ちの方でも、現場で日々知識をアップデートさせながら手探りで進む場面が多くなるはずです。

そのため私としては、あなたが「いまできること」よりも、「何を実現したいと考えているか」「新しい挑戦を楽しめるか」に興味があります。例えば「世の中のエネルギー事情はどうなっていくか」「お客様のビジネスはこれからどうあるべきか」まで考えながら、工場のシステムづくりを先頭に立って担うこと。想像するとワクワクしませんか?あるいは、次の時代の工場の常識づくりが自分から始まること。想像すると誇らしい気持ちになりませんか?

「YES」と答えられる方であれば、ぜひ一度お会いしたい。RE100プロジェクトや、あなたにお願いしたい仕事について、面接の場でもっと詳しくお話ししたいと思っています。1級電気通信工事施工管理技士としての、新しいキャリアを踏み出したいあなたの応募をお待ちしています。