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現代の息吹(いぶ)きを動く姿で捕らえようとして、製作されたもの。
白黒フィルムの寿命は、今のところ200〜500年程度しか保証されていないが、100年後には、技術も飛躍的に進歩するだろうし、何より“動くもの”を収納することに意味があった。
ドキュメンタリーや劇映画よりも残りにくい、平凡な日常的ふんい気を伝えるフィルムとして、そのテーマを人間の表情に求め、羽仁進委員の構想のもとに新しく製作した。笑い、悲しみ、怒りといった個々の表情を、さまざまな生活場面によって構成することにより、そこから現代文化の断面を興味深く表現しようとしたものである。
※本ページの内容は、タイム・カプセルEXPO'70記録書(1975年3月発行)を引用して掲載しています。社名や組織名など現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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