ストロベリーを、ストロングなベリーに。 UV-B電球形蛍光灯

〈UV-B電球形蛍光灯に関する
COP5の影響について〉

水銀に関する水俣条約第5回締約国会議(COP5)において、一般照明用蛍光灯について製造・輸出入の規制が決定いたしました[※1]が、UV-B電球形蛍光灯は一般照明には該当しないため、本規制の「対象外」となります。
一般照明の定義:照度を確保するためのものであって、高演色用及び低温用その他の特殊の用途にのみ用いられるもの以外のもの[※2]

紫外線の力で、イチゴを強く

  • うどんこ病を抑制
  • 農薬散布の回数を削減
  • 取り付け簡単長寿命

UV-B電球形蛍光灯

紫外線の照射でイチゴの免疫機能を活性化させ、
うどんこ病などの植物病害発生を抑えます。
農薬散布回数が削減でき、安心・安全な農作物づくりをサポートします。

MOVIE

パナソニック社員がご紹介!
UV-B電球形蛍光灯の特長

特長

植物病害を抑制する
紫外線(UV-B)を照射。

葉への適度なUV-B照射により、イチゴの免疫機能を活性化させ、うどんこ病の発生を抑えます。

免疫力を高めてうどんこ病を抑制。

紫外線(UV-B)の
光を葉に照射

夜間1日3時間(例:0時~3時)照射

適度な刺激により
免疫機能が活性化

遺伝子を活性化

植物病害(うどんこ病)の
発生を抑制

イチゴ自身の免疫機能を高める

  • ※イラストはイメージです。実際は葉に照射することで効果が得られます。
  • ※病害の被害を軽減することはできますが、病害をゼロにできるものではありません。

ハダニの増殖を抑制。

UV-Bがハダニ卵の孵化、発育、産卵の抑制効果があります。
反射シートとの組み合わせで、より効果的な撃退が可能です。

農薬散布回数を削減し、
安心・安全な農作物づくりをサポート。

UV-B照射により農薬使用量を削減。散布回数削減や人体への影響を抑えた作物を生産できます。

紫外線照射によるイチゴの
病害虫防除が報告されています。

兵庫県立農林水産技術総合センター
『紫外線照射によりハダニは増えない』

詳細はこちら

農研機構
『紫外光照射を基幹としたイチゴの病害虫防除マニュアル』

詳細はこちら

コンパクトで取付け簡単。
しかも長寿命※1

電球形蛍光灯と同形状で、E26ソケットに取り付け可能。
UV-B照射効果は約4500時間と長寿命※1です。

※1 当社実験結果であり、品質保証期間ではありません。夜間3時間で年間8か月点灯の場合、約6年間に相当します。

※点灯時のイメージです。

3ステップの簡単取り付け。

  1. 1.

    反射傘の溝とUV-B電球形蛍光灯のストッパーの位置を合せて、図のように反射傘を蛍光灯の口金方向から取り付け。

    • Aタイプ
    • Eタイプ
  2. 2.

    取り付け後、蛍光灯を90°回転させ、反射傘がぐらつかないことを確認。

  3. 3.

    ソケットに取り付け。

納入事例

日本全国に広がる
パナソニックのUV-B電球形蛍光灯

このほかにも、
UV-B電球形蛍光灯を導入して
うどんこ病を
抑制できた事例が多数です。
納入事例をご覧ください。

ラインアップ

品番 SPWFD24UB2PA SPWFD24UB2PB
(在庫限り)
SPWFD23UB4PE
外観
寸法[mm] ランプ外径 Φ60.5 Φ60.5 Φ76
ランプ長さ 162 162 192
質量〔g〕 187 147 240
口金 E26 E26 E26
取付高さの目安※1〔cm〕 150~200 120~150 120~150
周波数〔Hz〕 50/60共用 50/60共用 50/60共用
定格電圧〔V〕 100 100 100
定格電流〔A〕 0.37 0.37 0.38
定格消費電力〔W〕 24 24 23
寿命〔h〕
(平均値※2
4500 4500 4500
  • ※1 ソケットの下面から畝までの距離。
  • ※2 寿命(平均値)は紫外線量に基づき設定しており、品質保証期間ではありません。
  • ●製品の定格およびデザインは改善等のため予告無く変更する場合があります。
  • ●ご使用の際、包装箱に入っている「取扱い上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
    UV-B電球形蛍光灯は水銀使用製品です。家庭では自治体ルールに従い分別・排出し、事業所等では法令に従い処理してください。
  • ●上記以外の取付高さについてはお問合せください。

ご注意

  • ●照射光は紫外線となります。一般照明などの用途には絶対にご使用にならないでください。
  • ●眼に障害のおそれがあります。ランプを直視しないでください。
  • ●皮膚に障害のおそれがあります。皮膚を光にさらさないでください。

設営の目安

本製品の運用方法

  • ● 交流100V、周波数50/60Hzの電源をご使用ください。
  • ● 使用可能電圧範囲:AC95~107V
  • ケーブルの長さや仕様、本製品の設置数により、ケーブル端末で電圧が低下する場合があります。
  • 使用可能電圧範囲を下回った場合、出力不足や製品の短寿命に繋がる恐れがあります。
  • ● 夜間3時間(例:0時~3時) の点灯を目安としてください。
  • ● タイマーを設置し、点灯時間を管理してください。
  • ● 施錠等により施設を管理してください。
  • ● 出入口のそばにスイッチを設置し、ハウスに入る時は消灯してから入ってください。
  • ● ご利用開始から4,500時間がお取替えの目安です。
  • 夜間3時間で年間8か月点灯の場合、約6年間に相当します。
  • 寿命(平均値)は紫外線量に基づき設定しており、品質保証期間ではありません。

設置例

設置についての注意事項(本ぽ、苗場共通)

  • ● 設置例はあくまで例となります。実際の設置設計にあたっては、畝(ベンチ)の配置や、ハウス内設備の配置なども考慮する必要があります。
  • ● 連棟の場合は、隣接するランプによる光の重なりを考慮する必要があるため単棟プランの単純な足し算にはなるとは限りません。
  • ● 構造に合わせた配置設計が必要となります。
  • ● 苗場については、本ぽよりも強い紫外線強度が必要となります。
  • ● 紅ほっぺなど、草高が高くなる品種は特別な設計が必要となりますのでお問合せください。

本ぽでの設置例

  • ● 周囲温度:5~40℃
  • ● 10月~5月の8ヶ月間点灯させます

ハウス間口6m/ハウス奥行30m
電球取付高さ2.0mの場合

〈ハウスの平面図〉

ハウス間口6m/ハウス奥行30m
電球取付高さ1.5mの場合

〈ハウスの平面図〉

ハウス間口10m/ハウス奥行30m
電球取付高さ1.4mの場合

〈ハウスの平面図〉

ハウス間口6m/ハウス奥行30m
電球取付高さ1.2mの場合

〈ハウスの平面図〉

苗場での設置例

  • ● 周囲温度:5~40℃
  • ● 育苗期となる6月中旬~9月中旬の3ヶ月間点灯させます

ハウス間口5.5m/ハウス奥行30m
電球取付高さ1.2mの場合

〈ハウスの平面図〉

お取り替えについて

光っていてもUV量は
減少しています

ご利用開始から4,500時間
お取替えの目安です

  • ※夜間3時間で年間8か月点灯の場合、約6年間に相当します。
  • ※寿命(平均値)は紫外線量に基づき設定しており、品質保証期間ではありません。

※点灯時のイメージです。

Q&A

  • 病害の抑制効果はどの範囲まで確認されていますか?
    • ・イチゴうどんこ病やバラうどんこ病、キク(一部品種)の白さび病抑制については効果を確認済です。
    • ・病害以外にも、ハダニの増殖抑制についても効果を確認済です。

    (その他、効果に関する参考情報)

    • ・うどんこ病:パセリ、トマト苗、きゅうり苗
    • ・灰色カビ病:トマト、ナス
    • ・すすカビ病:トマト
  • UV-B電球形蛍光灯に電照効果はありますか?
    電照効果のある波長とは異なるため、基本的に電照効果はありません。
  • ハダニに関して、天敵などの他商品との併用は可能ですか?
    天敵との併用は可能です。
    また、紫外線を反射するシートと併用することで、より高い効果が期待できます。
  • UV-B電球形蛍光灯を導入する際、UV-B電球形蛍光灯のほかに必要なものはありますか?
    市販の電照用配線ケーブルや既存のハウスの電照設備を使っても大丈夫ですか?
    導入に際し、以下の設備が必要になります。既存の設備を使うことも可能です。
    • ①口金ソケット付きケーブル(電照ケーブル)
    • ②タイマー
    • ※ ①、②ともに屋外で使用できる耐候性のあるものが必要です。
      耐候性がない場合、太陽光の紫外線も含めた紫外線により劣化しますので、危険です。
    • ※ 配線工事は電気工事業者様にご依頼ください。
    • ※ 既存の設備の場合、劣化が激しい場合は交換を推奨いたします。
    • ※ ランプの高さやランプ間距離についてはご注意ください。ご不明な場合、お問合せください。
  • いつから点灯を始めればいいですか?
    病害の発病を予防する商品ですので、早めの照射を推奨しています。
    (苗場は育苗開始から、本圃は栽培開始から)
  • ラインアップにある "取付高さの目安" 以外でも設置可能ですか?
    "取付高さの目安"以外の高さについても、条件によってはご使用いただける可能性があります。
    お気軽にお問合せください。
  • UV-B電球型蛍光灯の点灯中に、ビニールハウス内に入ってもいいですか?
    UV-B電球形蛍光灯から出る紫外線(UV-B波)は目や皮膚など人体への影響を与える可能性があるため、ハウスに入る際は必ず消灯してください。

    止むを得ず、点灯中に入室する際には、紫外線保護めがね、帽子、肌の露出が少ない服装をしてください。
    肌への紫外線の影響を低減するには、日焼け止めクリ-ムの塗布も有効です。
  • イチゴの場合、点灯時間の例として夜間0時~3時(3時間の連続点灯)とありますが、 時間帯の変更はできますか?
    その3時間は連続点灯しないといけないですか?
    イチゴの場合、0時を挟んでの少しの時間帯変更(例えば23時~2時)は問題ありません。
    また、ハダニの卵のふ化率を下げるためには、UV-B照射終了から日の出まで3~4時間の暗黒時間が必要となります。
    一方で夜の早い時間帯での点灯をした場合、害虫の飛来が増加することも懸念されますので、様子を見ながら時間の調整をお願いいたします。
    連続点灯を推奨しています(イチゴの場合、夜間3時間)。
    • ※ 頻繁な点滅を行うとランプ寿命が短くなるため
  • UV-B電球形蛍光灯は露地栽培で使用できますか?
    UV-Bランプはハウス内での使用を想定した商品です。
    露地での使用を想定した試験は行っておらず、お客様ご自身のご判断で使用いただくこととなります。
    なお、以下の懸念点があります。

    <特性、効果について>

    • 本商品は発光管(ガラス部)が露出した仕様となっています。
      露地の場合、雨風や外気などの環境が大きく影響しUV出力特性が安定しないことが考えられます。
    • 本商品は5℃~40℃の使用を想定しています。
      5℃未満の低温になる状況で使う場合、UV出力特性は低下します。
    • また、雨水などによりランプが冷えてUV出力特性が落ちる可能性があります。
      反射傘が汚れることで特にランプ直下で特性が低下いたします。定期的に清掃をお願いします。

    <故障、安全性について>

    • SPWFD24UB2PA/SPWFD24UB2PBについては、ホルダー側に穴が有るので、ホルダー内部への水混入の懸念があります。
    • SPWFD24UB2PA/SPWFD24UB2PB/SPWFD23UB4PEはケース部口金付近に穴があります。必ず防水ソケットをご使用ください。
  • SPWFD23UB4PE(Eタイプ)はSPWFD24UB2PB(Bタイプ)と比べ、重量が重くなる。注意点はありますか?
    SPWFD23UB4PEはSPWFD24UB2PBと比較し、単体重量が約93g重くなります。
    SPWFD24UB2PBからSPWFD23UB4PEに切り替えた場合、この重量差によりハウスの負荷が増大します。ハウスにより耐荷重は異なるため、ランプ置き換えによる重量増の耐荷重マージンへの影響及び補強方法等については、ハウスメーカーにお問合せをお願いいたします。

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