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Axis製品を活用した
業務効率化・安全強化ソリューションのご紹介
業務効率化・安全強化ソリューションのご紹介
IPオーディオソリューションについて
ビジネスの現場では、人手不足や業務効率化、そしてセキュリティ強化が喫緊の課題となっております。
こうした背景の中で、「音」を活用したソリューションへのニーズが高まっております。
IPネットワークを活用したオーディオシステムの導入により、さまざまなメリットを実現できます。
オーディオをIP化することで得られるメリット
設置・稼働が容易
PoE(Power over Ethernet)に対応しており、アンプ、ミキサーが一体化しているのでネットワークケーブル1本で、スピーカーの増設やレイアウト変更も容易に行えます。
.クリアなデジタル音声を提供
ケーブル長による音質劣化やノイズの影響を受けにくく、常に安定した音質を実現できます。
遠隔からの集中管理・監視が可能
IPネットワーク経由で、離れた場所にあるスピーカーの設定変更や音量調整、システムの動作状況(死活監視)を確認できます。
これにより、故障機の特定が容易となり、メンテナンスの工数やコストを削減できます。
既存システムとの連携が容易
ビデオ管理システム(VMS)やVoIP電話システム、各種アプリケーションと、オープンAPI(AXIS VAPIX※, SIP)を用いて統合することが可能です。
監視カメラと連携し、人の声を活用した防犯・安全確保・業務効率化を支援します。
※VAPIXはAxis Communicationsの登録商標であり、当社独自のオープンなアプリケーションプログラミングインターフェース (API) です。
多様なアプリケーションでの活用例
業務用オーディオは、以下のような場面で活用されています。
- 離れた場所との双方向通話
- 来訪者や顧客への自動音声案内
- 店舗BGMや広告放送、イベント案内
- 店内混雑時の誘導、レジ状況の通知
- 無人店舗での注意喚起、サポート
- 画像解析と連携した状況に応じたアナウンス
- 外食チェーンでの注文メニューの音声通知など
- 危険場所での注意喚起、緊急時の誘導、学校放送など。
- 不審者や侵入者への音声警告、画像解析(人物・車両・侵入検知など)と連携した自動音声による威嚇・抑止が可能です。
※なお、ネットワークオーディオ製品は、消防法に定められた「非常用放送設備」としてはご利用いただけません。 非常放送として使用するには、日本消防検定協会の型式認定を受けた製品である必要があります。 本製品は業務用放送機器としてご活用ください。
構成図
対応製品紹介
AXIS C1310-E Mk II Network Horn Speaker
屋外設置向けで、長距離の声かけや警告音に強いネットワークホーンスピーカー。
パワフルな音響性能:最大SPL 121 dB、周波数 280 Hz ~ 12.5 kHz。 双方向通信 & 遠隔検査:内蔵マイク付きで、遠隔によるヘルスチェックや緊急時の応答が可能。 PoEによるネットワーク接続:標準イーサネットネットワークとPoE対応で電力・データを一本で。 制御・管理機能:スケジューリング、ゾーン分け、録音済みメッセージやライブアナウンスの切替など、AXIS Audio Manager Edge等で管理。 堅牢・環境対応:IP66 / NEMA 4X 等級で屋外にも対応。爆風・雨・埃など過酷な条件下でも使用可能。
AXIS C1720 Network Display Speaker
屋内の廊下や公共空間などで視聴覚両面から案内・警告をおこないたい場所に最適な3機能一体型スピーカー。
三合一のコミュニケーションツール:デュアルスピーカー、デュアルディスプレイ(文字表示)、ストローブバーによる視覚表示を組み合わせて使用。 双方向音声 & イベント連動:ライブ/録音メッセージ、双方向オーディオ対応。モーション検出や優先度設定で緊急時の通知を自動化。 表示内容の視認性:ディスプレイは周囲の明るさに応じて調整可能。文字表示による案内や時刻表示にも対応。 遠隔監視・管理:スピーカーの状態を遠隔でモニタリング可能。内容やゾーニング、スケジュール管理で運用の柔軟性が高い。
AXIS D4200-VE Network Strobe Speaker
警告・通知を音と光で効果的に伝えるオールインワンの屋外向けストロボスピーカー。
音と視覚の同時通知:ライブ/録音音声+9色のLEDストロボライト(色・パターン指定可)を組み合わせて警告などを発信。 音響性能:3インチコアキシャルスピーカー、最大音圧レベル 102 dB、周波数応答 365 Hz~14 kHz。 多様な入出力と連携性:内蔵マイク(オフ可)、ライン入力/外部マイク対応、PoE出力あり。他のデバイスやアラームシステムと連係可能。 耐環境性:IP66、NEMA-4X、IK09等級。屋外設置に適し、過酷な環境にも耐える設計。 管理・運用性:AXIS Audio Manager でゾーン分けやスケジュール制御、状態監視。健康診断的な機能でシステムの異常を早期把握可能。
AXIS I8307-VE Network Intercom
公共出入口や支障対応が必要な場所向け、4K映像+アクセス制御機能付きのネットワークインターホン。
高画質映像・見通し:1/1.8 型 CMOS センサーによる 4K 映像出力、広角レンズ(水平約150°)、低照度性能もあり目視確認に優れる。 アクセス制御機能:RFID リーダー(各種カード/タグ対応)およびキーパッド付き。ONVIF や VAPIX、SIP 等と連携可能。 双方向音声 + 表示画面:内蔵スピーカー・マイクで会話可能。7インチタッチ表示画面あり。表示の背景/ボタンのカスタマイズ可能。 堅牢設計とセキュリティ:IP66 および IK08 等級で耐衝撃・防塵防水性能。Axis Edge Vault によるハードウェアセキュリティも搭載。 設置の柔軟性:壁・ポール・埋め込み・配管マウント対応。アクセサリーも豊富。
ユースケース
無人駅での利用(双方向通話)
駐車場での利用(光での通知と呼びかけ)
火災検知ソリューションについて
続いて、火災リスクの高い施設や現場向けに最適な「異常熱検知ソリューション」についてご紹介いたします。
工場・倉庫・発電設備・廃棄物処理場など、発熱・過熱が火災に直結する環境においては、目に見えないリスクを早期に発見することが非常に重要です。
その解決策として、サーマルカメラによるリアルタイム温度検知が注目されています。
サーマルカメラによる異常熱検知の特長
異常熱をリアルタイムで自動検知(しきい値温度設定が可能です)
煙が出る前に通知・警報を発報することで、早期対応を実現します。
想定されるニーズ
このソリューションは、以下のようなお客様に適しています。
- 火災リスクのある設備をお持ちの企業様
- 夜間や無人時の監視体制を強化したい方
- 保険料削減やBCP(事業継続計画)対策を進めたい方
提案事例
- ゴミ処理場での発火監視
- 製造現場のモーターや制御盤の異常加熱検知
- 倉庫内の在庫やリチウムイオン電池の監視
- 太陽光パネルや変電設備の発熱監視 など
構成図
対応製品紹介
AXIS Q1961-TE Thermal Camera
過酷環境での温度監視に特化した高性能サーマルネットワークカメラ。
広範囲温度測定:-40 ~ 350 °Cのレンジで複数エリアのスポット温度を同時監視。早期火災検知や機器異常検出に最適。 高耐環境性能:IP66/67、IK10、NEMA 4X 規格に準拠し、塩害地域や極寒地でも安定稼働。 分析機能:AXIS Guard Suite などのインテリジェントアナリティクスを搭載し、異常検知やアラートを自動化。 堅牢なセキュリティ:Axis Edge Vault によるハードウェアベースのサイバーセキュリティで安心運用。
AXIS Q2111-E Thermal Camera
長距離の境界警備や周辺監視に最適な高感度サーマルネットワークカメラ。
高感度サーマル検知:<20 mK の熱感度と 384×288 センサー+60 mm レンズで、光のない環境や煙・霧の中でも遠距離の対象を明瞭に監視。 電子動体ブレ補正:EIS 搭載により振動や風による揺れを低減、安定した映像を提供。 分析機能内蔵:AXIS Motion Guard、Fence Guard、Loitering Guard など複数のアナリティクスを標準搭載し、侵入検知や滞留検知を自動化。 堅牢設計とセキュリティ:IP66/67、IK10、NEMA 4X に対応し、Axis Edge Vault でハードウェアレベルのサイバーセキュリティを確保。 柔軟な設置:ポジショニングユニットとの併用で 360° 視野確保や広範囲エリアの監視が可能。