ここから本文です。
OSPF
(1)WAN回線(広域イーサネットやIP-VPNなど)を使用して複数拠点のLAN間接続をする場合、通常は、各拠点の全てのL3スイッチに、各拠点宛てのルート情報を設定する必要があります。Staticルーティングの場合、新規の拠点を追加する際、全てのL3スイッチに対し、設定変更が必要となり、拠点数が多い場合には多大な工数がかかります。
(2)L3スイッチのOSPFを使用すれば、各拠点のL3スイッチには他拠点へのルート情報を設定する必要がないため、各拠点のLAN間接続が容易に行えます。また、新規拠点を追加する場合も簡単にネットワーク接続が可能です。
(3)OSPFは、リンクステート型ルーティングプロトコルであるため、ある拠点へのルートが複数ある場合、L3スイッチは最適なルートを選択します。また、選択されたルートがダウンした場合、L3スイッチは別のルートに自動的に切り替えますので、複数拠点のLAN間接続の冗長化が可能となります。
(2)L3スイッチのOSPFを使用すれば、各拠点のL3スイッチには他拠点へのルート情報を設定する必要がないため、各拠点のLAN間接続が容易に行えます。また、新規拠点を追加する場合も簡単にネットワーク接続が可能です。
(3)OSPFは、リンクステート型ルーティングプロトコルであるため、ある拠点へのルートが複数ある場合、L3スイッチは最適なルートを選択します。また、選択されたルートがダウンした場合、L3スイッチは別のルートに自動的に切り替えますので、複数拠点のLAN間接続の冗長化が可能となります。
Staticルーティングによるネットワーク接続
OSPFによるネットワーク接続
OSPFによる簡単な新規拠点のネットワーク接続