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マルチキャストフィルタリング機能
マルチキャストフィルタリング機能とは、マルチキャストグループが存在しない場合に不要なポートへのマルチキャストデータの転送を抑止させる機能です。本機能によりネットワークカメラ用セグメントの環境下などにおいて、マルチキャストグループが存在しない場合にネットワークカメラ間で余分なトラフィックが流れるのをフィルタリングすることが可能になります。
※注:管理パケットで使用されるマルチキャストデータもフィルタリングの対象となります
※注:管理パケットで使用されるマルチキャストデータもフィルタリングの対象となります
- (1)IGMP snooping機能を有効にしていても、マルチキャストグループが形成されない場合は、全てのポートにマルチキャストデータが転送されてしまいます。
- (2)マルチキャストフィルタリング機能を有効にすることで、マルチキャストグループが形成されていない場合でもルータポート以外にはマルチキャストデータの転送を行いませんので、マルチキャストデータを不要なポートに流しません。
マルチキャスト対応カメラの動画品質向上(コマ落ちなし)
注)マルチキャスト配信のカメラを使用した場合
システム条件
カメラ:マルチキャスト配信L2SW:IGMP snoopingを使用
ルータ/L3SW:マルチキャストルーティングを使用
カメラ映像を視聴中
カメラ映像を視聴中はIGMP snooping機能により、各モニタから要求された映像データ(マルチキャストデータ)を要求のあるポートのみに転送しますので、正常に映像を視聴できます。
マルチキャストフィルタリング機能を使用しない場合
マルチキャストフィルタリング機能を使用した場合